銀幕大帝α

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コララインとボタンの魔女

2011年02月13日 21時05分26秒 | アニメ(国外)
CORALINE/09年/米/100分/ファンタジー・ホラー/劇場公開
監督:ヘンリー・セリック
原作:ニール・ゲイマン『コララインとボタンの魔女』

声の出演:ダコタ・ファニング、テリー・ハッチャー、ジョン・ホッジマン
声の出演(日本語吹替版):榮倉奈々、劇団ひとり、戸田恵子

<ストーリー>
引っ越したばかりの新しい家で謎のドアを見付けたコラライン。意を決して扉をくぐった彼女を待っていたのは、何でも願いを叶えてくれる不思議な世界だった。
<感想>
海外アニメは必ず吹き替えで観ますが、何ら違和感無かったよ。
ベテラン声優・戸田恵子は流石やわ。
当然だけど飛び抜けた上手さを感じましたね。

で、何が言いたいのかというと、ダコタ・ファニングの声でコララインを観るのと、榮倉奈々でコララインを観るのとでは、可愛さが全然違うって事なんです。
ダコタんで観続けていてもちっとも可愛さを感じず、小生意気なガキンチョでしか目に映らないのに、奈々ちゃんの声に切り替えると少しずつ可愛く見えてくるから不思議。

声って大事やね~とつくづく思ったわ。

実はヘンリー・セリック監督の代表作『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は未見なんですけど、丁寧かつスムーズなストップ・モーション・アニメを作り出しているなぁと感動しました。
製作するにあたってこの技法は相当な苦労があると聞きますが、何処にも手を抜いていないというよりも「ここまで出来るのか」といった驚きの方が強かったですね。

キャラクターを動かす

ではなく

キャラクターに命を吹き込む

とはこの事なんだろうね。

ストーリー自体はそんなに面白いものじゃないんだけれど、ぎこちなさを感じさせない動きと、メルヘンだけどダーク過ぎる雰囲気に魅了された1本ではありました。

終盤で突如ガラリと風貌が変わり、コララインに迫り来る無気味な魔女の姿は、小さなお子さんにとっては受けは良いのかしら^^;
夢の世界にコララインと共に入って行ったら、悪夢の世界が襲ってくるんだもんな~。

「目玉をくりぬいてボタンにしちゃうぞ~~~~~」

普通に怖いっしょ。
プリキュアとか日頃観ている子に、本作をいきなり見せるのはハードルが高過ぎるかも(笑)。

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
11/02/12DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2010-08-06
メーカー:ギャガ・コミュニケーションズ

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4 コメント

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Unknown (maki)
2011-02-14 20:56:58
こんばんは♪
蜘蛛の巣みたいな罠はあれは怖いですね
見た目もそうですが、小さいときにみたらトラウマになりそうです^;
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」は素晴らしい作品ですよ
この機会に一度観てみて下さい^^
返信する
>makiさんへ (ヒロ之)
2011-02-15 00:15:01
こんばんは~★

ですよね~。
ちょっと小さいお子さんが観るには怖い内容ではあります。
けれど、作り込みが素晴らしいので、大人目線で観ると素晴らしいアニメだと思います。

『ナイトメア~』は観たいと思ってはいるんですが、直ぐに頭から消えちゃうんですよね~。
忘れないように何処かにメモッておきます(笑)。
返信する
これは (そよ)
2011-02-17 09:45:33
予想外に面白かったです~
全く期待せず観たのですがドキドキ・ハラハラでした

だけどスゴい技術ですよね~
1コマずつ動かしているなんて
尊敬しちゃいました、自然すぎて

私もダコタ・ファニングと榮倉奈々ちゃん 両方で観てみましたが
確かに違いますよね、コララインの感じが
声だけでも変わるもんだな~ って思いました
返信する
>そよさんへ (ヒロ之)
2011-02-19 02:09:13
私もそれ程観たい!って思う映画じゃなかったんですが、雑誌とかで評価良かったんで借りてみました。

アニメの枠を通り越して、神の領域に達していますよね(言い過ぎかな(笑))。
ここまでスムーズに動かせて、なんら違和感を持たせないんですから素晴らしいの一言ですよ

海外アニメはどうも本生は私には合わないんですよ。
なので、必ず吹き替えで観るようにしています。
日本人はやっぱり日本語の方が馴染み深いですし、特にアニメだと、日本語の方が作品に入り込め易く自分的には感じますね
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