銀幕大帝α

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ルームメイト

2014年05月19日 21時29分20秒 | 邦画サスペンス
2013年
日本
110分
サスペンス/ミステリー
PG12
劇場公開(2013/11/09)



監督:
古澤健
『アナザー Another』
脚本:
古澤健
主題歌:
androp『Missing』
出演:
北川景子萩尾春海
深田恭子西村麗子
高良健吾工藤謙介
尾上寛之長谷川伸一



<ストーリー>
交通事故で入院中の派遣社員・春海と看護師・麗子は互いに親近感を覚え、春海の退院をきっかけにルームシェアを始めるが…

女の素顔は
恐ろしい。


-感想-

可愛い顔をした女ほど裏の顔は恐ろしいってか。

下手なホラー映画よりホラーしていて(でもジャンルはサスペンス)、結構ゾクゾクしながら観れちゃいました。

どう見ても二重人格な女だって分かるのに、それでもまだ一緒に暮らせる神経が分からん!
私なら即行でルームシェアの解除申し出をするのになぁと思って観続けていたら、なんと!そういう事ですかいっ!てな驚愕の展開には予想だにもしていなかったものだったので、そこの部分の意表の突き方は「面白いな」と感じました。
後、“もう一人の女(少女)”の存在も話を盛り上げる意味では大きい。

名前を変えて生きたい

“女”と“女(少女)”の闇な記憶から逃げ出したいというその気持ち、痛いほど画面から伝わってきました。
そりゃあ、あんな酷い目に遭わされたら、実名で呼ばれるのは嫌になるでしょうよ。
抵抗出来ないか弱い女性を性的虐待でもって体を支配する男には同じ男としても吐き気がする。

終わってみれば、かなり悲しいお話ではありましたが、全体的な話の作りは先が読めないのもあって最後までドキドキしながら鑑賞する事は出来ました。
ドキドキすると言えばこのシーンも違う意味でドキドキ。

あーなんかエロい。
どっちの役でもいいや、私と代わって欲しいぞな(笑)
綺麗な女性同士のキスシーンは最高!

あ、ワンちゃんのグツグツ鍋は、ちょっとやり過ぎかな。
あそこまで直接的に見せなくても・・・。
動物好きな人が観たら卒倒してしまうかもしれないので気をつけてくらはい。

今作の美女図鑑

文句なしに深キョン!!
上記画像シーンの深キョンの表情が一番色っぽく映っていて好き。
びっくりする位、綺麗ですよね、深キョン。
衰え知らずの美人女優ってのは深キョンみたいな人を指すんだろうねぇ。
突然、言葉口調が厳しくなったり、と思いきやまた優しい言葉使いに戻ったりと、演技の切り替えの巧さにハナマル。
プラス、どーんとホラー的な表情で画面一杯に悪魔の深キョンの顔が映し出される場面とか、もう「怖っ!」てなって身震いしちゃったよ~。
この作品に出た事によってまた演技の幅も広がったんじゃないでしょうか。

評価:★★★☆
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14 コメント

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Unknown (ふじき78)
2014-05-19 23:40:05
DVDジャケットの写真がレディースの跡目相続争いみたいに見えるのは私だけですか?
返信する
こんにちは (maki)
2014-05-20 09:53:42
北川さんはいまひとつでしたけれども、
深田さんは演技がキレてて凄く良かったですねー!
また田口トモロヲさんが存在感凄いんだわ
出てきた瞬間なんかあるぞと思わせられるキャラ
変態でしたけど、第4の女がいるってところは
私も予想外でしたねー
返信する
こんにちはー♪ (kira)
2014-05-20 10:42:32
昔、恭子ちゃんは「天使と小悪魔でいたい」と言ってたことがあるんですよ~(笑)
実際はおっとりで怒ることがない恭子ちゃんは、この役、ある意味キツかったと思うのですが、
ファンにとっては仰るように、役の幅も拡がって、凄く新鮮だったし、
この作品のポジション的にもヨカッタと思えました。

レンタル好調なようですが、映画館で見るともっと怖かったデスヨ
返信する
こんばんは。 (大阪ひろき)
2014-05-20 18:39:22
ヒロ之さん、こんばんは。
本作は、映画館で、観ました。
とにかく、主演のお二人がお綺麗でしたね~。
ホラー、恋愛、謎解きと、色々な要素が詰め込まれた作品でしたので、最後まで、飽きずに、楽しめました。
先の読めないストーリー展開に、グイグイと、引込まれてしまい、「実は、そう言うことだったのか~!」って、意表を突くような予想外の衝撃の大ドンデン返しに度肝を抜かれてしまいました。
謎めいた展開、恐ろしい音楽、深田恭子さんの不気味な演技に、ドキドキしっぽなしでしたよ。
終盤の伏線を解き明かして行く展開も面白かったと思います。
それから、大ドンデン返しのあと、最後の最後に、もう一捻り加えらえていて、「まさか~!」って言う感じで、唖然としてしまいました。
なので、総合的には、とても見応えのある作品だったと思います。
あと、ヒロ之さんが今作の美女図鑑として挙げられた、深田恭子さん、僕も、全く、同感ですね。
良い意味で、若い頃とそんなに変わっていなくて、いつまでも、若々しくて、お綺麗ですよね♪
本作での怪演も、お見事でしたが、「ワイルド7」のヒロインや「ヤッターマン」のドロンジョなど、作品によって、色々な役柄を器用に演じ分けることの出来る優れた女優さんだと思います。今後も、色々な役柄に挑戦して、演技の幅を広げて行ってほしいですよね。
それでは、失礼致します。
返信する
女性が (sakurai)
2014-05-20 19:15:04
ダブル主役の物語ですから、男性陣が若干弱いのはしようがないかな。
もうちょっと男性陣がぐぐっと出てくれると、重厚な感じがましたかもです。
深田さんはここまでの女優さんになるとは思ってなかったです。失礼しました・・だわ。
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>ふじき78さんへ (ヒロ之)
2014-05-22 00:54:20
こんばんは!

「わてが天下を取ったるねん!」
みたいな感じですかね(笑)
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>makiさんへ (ヒロ之)
2014-05-22 01:05:37
こんばんは!
深キョンの演技力の良さにはびっくりしましたね~。
こういうホラーテイストな演技もできるんだ!とかなり彼女の表情とかにドキドキしながら観てました。
田口さんは何かをやらかしてくれるという期待感を持たせてくれますよね。
彼にはもうそういうイメージが付いちゃっているんでしょうかね(笑)
返信する
>kiraさんへ (ヒロ之)
2014-05-22 01:08:47
こんばんは!
コメントありがとうございます!
へぇそんな事を深田さんは言ってらっしゃったんですか。
余り、怖い顔をするイメージが彼女にはないですよね。
だからか余計に新鮮に観れちゃったものがあったかもしれないのですが、結構役に成りきって、上手さを抱きました。
中々に面白い作品でした
返信する
>大阪ひろきさんへ (ヒロ之)
2014-05-22 01:36:39
こんばんは!
コメントありがとうございます!!
綺麗でしたよね~。
また二人をカメラマンが綺麗に撮ってもいました。
話の展開がかなり秀逸でしたね。
一本筋で終わらせず、あらゆる伏線を絡ませながら、最後にはしっかりと捻りを加えたオチにしている部分には、驚かされつつも楽しんで観ている自分が居ました。
それとやっぱりこの作品が面白いと感じたのは深田さんの演技力が光っていたからこそかもしれません。
これまで“怒り”の表情を見せてくれた事が記憶にないくらいで、却って本作ではそれを見せた事で、深田さんの演技に新たな一面を見た様に思えました。
野太い声でギロッと睨みつかせる表情には色んな意味でゾクゾクッとしてしまいました。
「ヤッターマン」での深田さんが自分的には一番イメージとして残っているのですが、そこに新たな演技として本作の深田さんが加わりましたねぇ。
これからも若々しさを保ちつつ、色んなジャンルの作品に出演して世の男性たちを魅了していって欲しいものです。
とにかく、可愛かったです。
返信する
>sakuraiさんへ (ヒロ之)
2014-05-22 01:40:59
こんばんは!
確かに男性陣の存在が薄かったですね。
まぁそこは女優二人の物語ですから仕方が無いかもしれませんね。
監督も、もしかしたら二人を前面に押し出したかったのかも。
私も深田さんの演技を侮っていました。
ここまで魅了されるとは思ってもいませんでした。
返信する

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