サボタージュ

SABOTAGE
２０１４年
アメリカ
１０９分
アクション／サスペンス／ミステリー
R15+
劇場公開（2014/11/07）




監督：
デヴィッド・エアー
『フェイク シティ　ある男のルール』
製作：
デヴィッド・エアー
脚本：
デヴィッド・エアー
出演：
アーノルド・シュワルツェネッガー：ジョン・“ブリーチャー”・ウォートン
サム・ワーシントン：モンスター
オリヴィア・ウィリアムズ：キャロライン
テレンス・ハワード：シュガー
ジョー・マンガニエロ：グラインダー
ハロルド・ペリノー：ジャクソン
マーティン・ドノヴァン：トム
マックス・マーティーニ：パイロ
ジョシュ・ホロウェイ：ネック
ミレイユ・イーノス：リジー
ケヴィン・ヴァンス：トライポッド
マーク・シュレーゲル：スモーク



＜ストーリー＞
伝説の捜査官・ジョンが率いるDEA（麻薬取締局）最強の特殊部隊は、麻薬カルテルの制圧に成功する。だが、やがてジョンの部下たちがひとりずつ何者かに惨殺される事件が発生し…。

１人ずつ消されていく、
最強の９人。

－感想－

グロい。
シュワちゃん主演の映画だ、わ～い！そんな軽い気持ちで観てしまうとウォエッてなっちゃうかもしれないからある程度の覚悟を持って鑑賞に挑まれた方が宜しい。
私は全然平気だったがね。

全員集まると最強だが、一人になると最弱。
戦隊ヒーローのなんとかレンジャーみたいだな。

ストーリーが弱いなぁ。
アクション映画としても中途半端だし、かと言ってサスペンス映画として見ても結局は金の縺れから来る単なる仲間割れかよ、と大した驚きも面白さもない。
ミステリージャンルに含ませるのならもっと展開に捻りを入れてくんないと。

誰かが金を盗んだんだろうけど誰だか分からないから片っ端から殺しちゃえ。
無茶苦茶だろリジー。
よくまぁ今まで仲良く活動してこられたな。
金の話になるとそんなに人ってのは態度を急変させちゃうもんなのか。
世の中大金程怖いものはねぇな。
疑いを持つのは分かるが、何故あんな殺し方をしなければいけないのか。
天井に磔とか、ミステリアスな殺人にする必要がありました？
謎めいたものを残しておきながら「いやぁ実は私が金を盗んだんだよねぇ」と普通に出てくる真犯人。
全然活かされてないやんけ。

犯人が分かった所で別の視点で纏めてみると、これは全部最初からブリーチャーが仕組んだ事なのかも。
端からリジーに罪を擦り付けようとしてたとも言える。
金が消えた後に残っていたのは狙撃銃の弾でしたし（リジーは狙撃手）。
リジーを犯人に仕立て上げてブリーチャー自身は横領した金で妻子の復讐を果たそうという考えだったんだろうけども、でもなぁ例え個人の復讐とは云え仲間を全員始末しちゃうのはなんだかなぁ、腑に落ちないなぁ。

深く考えればそれなりの伏線は張っているように思えるが、こういう映画は余り深く考えさせちゃいかんよね。
単純な謎解きの作品に徹するか、とことん派手なガンアクションで貫き通すか。
変に展開をややこしくさせているから、観終わっても気持ちがもやもや感で満たされて、痛快！爽快！な気分にはなれんかったよ。
（ぶっちゃけ話半分しか分かってないです。）

ミレイユ・イーノスがそれだけ役に成りきっているからなんだろうけど、リジーの顔観てたらすっげぇ苛々した。
これぞ正しく腹立つ顔。

評価：★★★
１５／０３／１１ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2015-03-03
メーカー：ブロードメディア・スタジオ

オフィシャル・サイト（日本語）

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