銀幕大帝α

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人喰いトンネル MANEATER-TUNNEL

2017年08月19日 13時45分27秒 | 洋画ホラー
ABSENTIA
2010年
アメリカ
91分
ホラー
劇場未公開




監督:
マイク・フラナガン
『ウィジャ ビギニング ~呪い襲い殺す~』
製作:
マイク・フラナガン
脚本:
マイク・フラナガン
編集:
マイク・フラナガン
出演:
ケイティ・パーカー
コートニー・ベル
デイヴ・レヴィン
モーガン・ピーター・ブラウン
ジャスティン・ゴードン
ジェームズ・フラナガン
スコット・グレアム
ダグ・ジョーンズ




<ストーリー>
7年前に夫・ダニーが失踪し、捜査を担当した刑事と恋仲になり、彼の子供を身篭っていたトリシア。そんなある日、妹のキャリーは薄気味悪いトンネルで、痩せ細った男と出会い…。

-感想-

またてっきり老朽化したトンネルが怪物になって出入り口が文字通り口となり人間に襲い掛かるモンスターホラーなのかと思ってた。
まあ強ち怪物が出るという点に関しては間違いではなかったが。

てか想像するトンネルというよりも、公園とかで見掛ける遊歩道やんあれ。
もうちょっとリアリティのあるトンネルを用意出来なかったのか。

ハンディカム撮りの低予算B級ホラーて感じ。

キーワードとなるのは「交換」と「地下の国」。
愛する者を返して欲しければ「交換」となるモノを差し出せ。
条件が合えば帰すが、そうでなければ永遠に「地下の国」で奴隷となる。

標的となった人間を暗闇から襲い掛かってくるのがこれ。

はっきりとは分からんが、虫系の怪物?

怪事件に直接遭遇した張本人達だけにしか味わえない恐怖。
担当する刑事が最後まで主人公達の訴えに耳を貸さず、結局「家出」として捜索願い届けを提出するのみで事件を処理して終わるてのが、非現実な事に対し「それは有り得ない」と考えを早々に固めてしまう所が逆に現実味を帯びていて、当事者でないと理解して貰えない歯がゆさが強く残る。
そういう意味では都市伝説型ホラーと言えるかもしれない。
「信じる」か「信じない」かで被害を受けていない人間にとってはそれに向き合う姿勢も大分変わってきますからねぇ。

7年振りに突然現実に返された夫が又連れ去られる。
別の被害者が死体となって発見される。
夫の妻と妻の妹も姿を忽然と消してしまう。
ここらがかなり意味不明で、どういう事だ?と釈然とせず首を傾げてしまうし、全体的に説明が不足しているから内容に理解してしっくり来るというものを味わえない点が残念。
そのミステリアスな部分を残して鑑賞者にも担当刑事同様の「何が起こっているのか」といった不安へと陥れ、それを恐怖へと結び付けようとしたのかもだが、流石に予告編にあった『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』以来の恐さ、てのは大袈裟だと思う。
確かに不安にはなるけど、経験したこともない恐さを抱いたとはならず、ただただ結局何だったの?てなる作品。

評価:★★☆
17/08/19DVD鑑賞(旧作)
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