銀幕大帝α

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デスドール

2011年08月15日 20時28分42秒 | 洋画ホラー
NEEDLE/10年/濠/89分/ホラー/劇場未公開
監督:ジョン・V・ソト
脚本:ジョン・V・ソト

出演:マイケル・ドーマン、トリルビー・グローヴァー、トラヴィス・フィメル、ジェシカ・マーレイ

<ストーリー>
父親から小さな古い機械仕掛けの箱を相続したベンは、その箱がオカルト信者として有名な天才技術者によって造られたブードゥー呪術を駆使した道具だと知り…。

<感想>
犯人は誰なのか、殺人を犯す意図は何なのか。
正直、これらは予想出来る範囲内にあり、
「あ、やっぱりね」
と普通の反応をしてしまうのが残念ではあるが、ブードゥー人形を使っての呪殺シーンは中々のグロさがあってヨロシ。
手足がボキャッともぎれる所とかもうあとちょっとじっくり見せて欲しかった気もするが、遺体の破損状態は実に無惨な形で映し出されており、これだけでも十分お腹一杯になれると思う。
スプラッター度は殺される瞬間は中と高の間。
殺された後の姿は高に割と近く、一瞬「うわぁっ」てなる程のインパクトは有り。

何故犯人は黒手袋なのかという疑問はさておき、終盤での攻防戦においての詰めの甘さには苦笑。
主人公を人質に取るまでは良いが、肝心の箱から離れたらあかんわ。
そりゃ、そういうお仕置きもされるやろうて。

にしても、あんな現場でよくまぁベンはヒロインに告白してキスする心境になれるもんだ。
更に売値50万ドルの箱をあっさり海に捨ててしまう潔さも持ち合わせているし。
どうでもいい勇気だけはあるみたいですな、ベンくん。

ベンのヘタレ具合が目立つと共に、兄貴の行動力豊かさも際立っており、兄弟のアンバランス加減が逆に物語の盛り上げに一役買っている様にも思えます。

スリルは無いがグロさはある。
グロさはあるが怖さはない。
怖さは無いがテンポが良い。
展開に工夫は無いがそこそこ楽しませてくれる作品じゃないかな。

オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★
11/08/14DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-07-08
メーカー:松竹ホームビデオ

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (maki)
2012-02-03 09:40:09
これは面白かったです、楽しめちゃいました
確かにあの状況で箱から離れる犯人とかオイ^;とは思いますが、スプラッターの残虐具合も丁度よいし、何よりラストで兄弟の絆が深まったのがいいところですね
行動的な兄(しかも監察の写真家ときた)がいるおかげで事件に直接関わる事も出来(主人公は動かないティーンムービーみたいでしたけど)、テンポもよくって尺も丁度良い感じでしたね
返信する
>makiさんへ (ヒロ之)
2012-02-04 00:12:59
こんばんは^^

全然期待してなかったんですが、結構グロい描写なんかもあり、私も楽しめました。
ストーリーがきちんと出来ているので、その辺も面白いものがありましたね。
人物設定にも面白味があり、これはお得な感じのホラー作品でした。
返信する
TBありがとうございます (ONE OF THE BROKEN)
2015-01-06 16:42:04
個人的にオカルトホラーがちょっと苦手だというのもあるのですが、
スラッシャーならもっとスラッシャーらしい、オカルトならもっとオカルトらしい作品が観たいですね~
まぁ呪いの箱ありきの作品なのでしょうがないんですけどね...
返信する
>ONE OF THE BROKENさんへ (ヒロ之)
2015-01-07 02:38:53
こんばんは!
コメントありがとうございます。
この作品は色んなホラー要素を含んでいましたよね。
気楽に観れた作品ではありましたが、記憶に残る内容ではないですよね^^;
返信する

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