銀幕大帝α

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サバイバル・ドライブ Curve

2016年07月30日 13時24分07秒 | 洋画ホラー
CURVE
2014年
アメリカ
86分
ホラー/サスペンス
劇場未公開



監督:
イアン・ソフトリー
出演:
ジュリアン・ハフマロリー
テディ・シアーズクリスチャン



<ストーリー>
結婚式を挙げるため、恋人の下へ車を走らせていたマロリーは、突然のエンストで立ち往生してしまう。そこへ通り掛かったクリスチャンに助けられた彼女は、途中まで彼を乗せていくことにするが…。

-感想-

美人姉妹やな~。
主人公のマロリーさんは前半不運続き、後半逆転ラッキー連発やね。

旅の途中で同乗させた男クリスチャン。

初めは人当たりの良い好青年だったのに途中から豹変。
こいつが超が付くほどの畜生。

車のシートに足を挟まれ身動き取れなくなったマロリーさんの元にちょこちょこ顔見せては、無駄な喋りだけして帰って行く屑。
少しは水や食料分けてやれよ、て全然その気なし。
代わりにノコギリ渡して「これで足を切れば助かるかもよ~」だってさ、死ね。
仕方が無いからマロリーさん、ネズミを殺して焼いて食べ、水分補給に自身の小便をペットボトルへ入れ喉を潤す事しか出来ない。

実は屑クリスチャン、マロリーの件だけじゃなく他の場所でも「仕事」してますねん。
働き者だなぁと感心、、、しねぇよ。
その別の「仕事」場である山小屋をマロリーさんが見つけて、監禁されていた女性を助け出し、クリスチャンに対して復讐を誓うんですね~。

その前に、マロリーさんはどうやって車から出られたのかて言うと、神の恵みか猛烈な大雨が降り出し、川の水が氾濫してひっくり返っていた車を押し流してくれた反動で足が抜けたのです。
雨が降らなきゃ足を切断してたかもだな、とそう考えるとこの豪雨はラッキーですわ。

クリスチャンはマロリーさんと山小屋の「仕事」を同時に掛け持っているから、豪雨後は山小屋の方が手を離せなくなったのか、もうマロリーさんの事はほったらかし。
これが馬鹿男の運の尽き。

足を引きずり木の枝を杖代わりにしながら山小屋を発見したマロリーさん。
途中、動物用の仕掛け(ガシャンて閉じる鉄のトラップね)にも杖があった為に引っ掛からずに済んだのも幸運。
この仕掛けが最後クリスチャンにとっての“罰”となり得るのは愉快。
山小屋の2階から突き落とされ庭を転げ回り足をガシャン。
動けなくなった馬鹿に向かって「貴方は私にチャンスを与えてくれたから、私も貴方にチャンスをあげるわ」とポンと小型ナイフを投げ渡し、さよなら~。

正直、この終わり方は余りすっきりしなかったなぁ。
だってさ、こいつの性格からしても躊躇無く足を切り落して又悪事を働きそうやもん。
殺してしまっても良かったんじゃないかなと。
てか、雨が降らなかったらもしかしたら死んでたかもしれないんだからさ、マロリーさんちょっと情け掛け過ぎだわね。
殺人鬼はきちんと止めを刺すのが鉄則でしょう、と私は思ったのですが。
畜生にチャンスをやる必要なんてないんだよ、うん。

ま、ほぼほぼシチュエーションホラーになっている本作ですが、助かる希望が見つからない中でマロリーさんはどうやって脱出するのか、その辺の先の展開が凄く気になって楽しく鑑賞出来ました。

DVDには特典映像として、車が崖から落下するまでの別バージョンが収録されています。
そちらを見る限りでは描写にかなり無理があるなぁと感じたので、本編の流れに変更したのは違和感を抱かせない意味でも正解でしょう。

評価:★★★
16/07/30DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2015-12-18
メーカー:NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

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