銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

アマゾン・クルーズ

2016年09月12日 16時35分12秒 | 洋画ホラー
DARK AMAZON
2012年
アメリカ/ブラジル
84分
サスペンス/ホラー
劇場未公開



監督:
ダルシアナ・モレノ・イゼル
脚本:
ダルシアナ・モレノ・イゼル
撮影:
ダルシアナ・モレノ・イゼル
出演:
ミナ・オリヴェラ
ドン・ジェネス
ロバート・フリート
ミシェル・テイラー




<ストーリー>
ガンの特効薬を作るため、アマゾン奥地に踏み込んだ製薬会社の研究チーム。探検8日目、クルーのひとりがバラバラに食いちぎられた死体となって発見される。さらに惨劇は続いていき…。

-感想-

大方の予想通りPOV映画特有の前半何も起きないタイプです、かっておいっ。
後半も盛り上がらないじゃねぇか!

ジャケ見た感じだと獰猛な野生動物にジャングルの中でクルーが襲われる様子をカメラが捉えているのかと思うやん?
そんなシーン、ちっとも出てきやしない。
ただ、何かの音が暗闇の何処かで鳴っているだけ。
それをクルー達が聞いてビビッているだけ。
んで、太陽が昇ったらバラバラ死体が無造作に散らばっているだけ。

唐突に裏切り者が出てくるけども、だからどうしたと。
テメェの事よりも、クルーを殺した犯人は何なのかが私は知りてぇんだよ。
したらば、一瞬顔を出すこいつ。

誰だよおめぇ。
精霊さんかい?
とまあ良く分からない内に終わってしまう見所の無いツマンナイ映画。

これって一応、ジャングルで見つかったテープを再生して一部始終を見せる体で作られているんだよね?
だったら、何故無音ではないのか。
恐ろしい事が起きる前触れになると流れ出すBGM、必要か?
これがまた大袈裟な音楽なんだわ。
逆に萎えるっちゅうねん。
見つかったテープを編集するという映画としての形は分かるが、無理矢理効果音を入れる意味が分からん。
こういうファウンド・フッテージものは過剰な演出を付け足さず、有りのままで映し出す事によって現実味が出てきて良くなるはずなのに、この監督さんは余計な事加えちゃって、更に面白く怖く見せようという映像面、物語構成に対しての腕も無くて話にならない。
手持ちカメラが主だけど、手ブレの激しさで画面酔いが起きる事が無い位に綺麗に撮っているのは観易さがあって良いかもだが、けど逆に悪く言い換えると臨場感や緊迫感は薄れちゃっているからPOVホラーとしての成立は果たしていないかもしれないなあ。

評価:★☆
16/09/12DVD鑑賞(旧作)
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2016-03-02
メーカー:プライムウェーブ

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« セブンス・サン 魔使いの弟子 | トップ | イースターナイトメア~死の... »
最新の画像もっと見る

洋画ホラー」カテゴリの最新記事