銀幕大帝α

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バイロケーション

2014年07月21日 01時22分43秒 | 邦画ホラー
2013年
日本
119分
ホラー
劇場公開(2014/01/18)



監督:
安里麻里
『ゴメンナサイ』
原作:
法条遥『バイロケーション』
脚本:
安里麻里
主題歌:
黒夢『ゲルニカ』
出演:
水川あさみ桐村忍
千賀健永御手洗巧
高田翔加賀美榮
滝藤賢一加納隆
浅利陽介高村勝
酒井若菜門倉真由美
豊原功補飯塚誠



<ストーリー>
自分の近くに発生するもうひとりの自分、ふたりの自分が“ひとつの人生”を奪い合う。

バイロケは、
もう一人の自分。
必ず、本物を、殺す。


-感想-

鑑賞者を混乱に導く映画、それが『バイロケーション』。

推理小説・映画が大好きで謎解きが得意な人。
又は理解力に長ける人向きの作品かな。

面白いっちゃあ面白いんだけど(展開に引き込ませる魅力はある)、頭の中で整理する前に終わっちゃうので、半分分かって半分分からなかったような、こうモヤモヤッとした気持ちは残る。
ぶっちゃけ結構、ややこしい話の作り。

ポイントは鏡と加賀美・・・かな?

普段、何も考えずにホケェとした顔でアホな映画を好んで観ている私としてはスッキリとした気分で観終える事の出来る作品じゃなかった。

全てが理解出来た人は(どんでん返しの大きさに)より深く唸らされる作品じゃないかなぁ。
評価するのが難しいが、納得して観終えてたら★4つは付けても良いかも。
「?」が多かった私は★3つで(笑)

結果的には浅利陽介演じる高村勝が一番可哀想。

評価:★★★
14/07/21DVD鑑賞(新作)
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ふじき78)
2014-07-21 09:32:25
滝藤賢一が美味しい役だったと思います。
返信する
Unknown (ポワン)
2014-07-21 23:04:47
いつも楽しみに拝見させていただいています。

面白かったです。というか、最後は切なすぎかな。

前半で刑事のバイロケを「これでもか」と凶暴に見せていたのは、
酒井若菜や水川あさみのバイロケを際立たせるためだったんですね。
酒井の方は、子どもを不憫に思って(あるいは看病疲れ?から)
わずかでも我が子に殺意を持ってしまうオリジナルと
ただ我が子を愛して、殺意があるオリジナルから守りたいと思うバイロケ。

思うような作品ができずいらだち、「もうこんな状況から逃げ出したい」と思いつつも、いじになって抜けられないオリジナルと
「抜け出したい」と思った気持ちから優しさや人を愛する気持ちを強く持つようになって幸せを手に入れる寸前までいった水川のバイロケ。

ドッペルゲンガーと多重人格ものを足してうまく味付けしたような良作だったと思います。

それにしても
忍さん(水川あさみ)、死ぬことはないじゃんよ!
って思いました。

銀幕大帝さんが言うように
加賀美くんは「鏡」なんでしょうね、多分。
彼には目の前の対象がオリジナルかバイロケかを見分ける能力があるんだと思います。

銀幕大帝さん、
これからも面白い作品を紹介してください。
返信する
>ふじき78さんへ (ヒロ之)
2014-07-22 01:57:11
こんばんは。
そうですね。
ふじきさんがブログに書いてらっしゃったように滝藤賢一は美味しい役だったと私も思いました。
返信する
>ポワンさんへ (ヒロ之)
2014-07-22 02:11:18
こんばんは!
はじめまして。
コメントありがとうございます!!
そしていつも私のようなブログを拝見して下さって大変嬉しいです^^

この作品はきちんと内容を理解出来たらとても面白いと感じる作品でしょうね。
私は残念ながら理解力が乏しいので^^;半分くらいしかきちんと理解出来なかったのですが、それでも展開にはグイグイと引き込まれました。
ラストのどんでん返しも良かったですし、仰るようにラストの切なさも中々のものだと思いました。

それぞれのオリジナルとバイロケーションの考えが異なるというのも斬新な設定でした。
バイロケ=全てが悪、ていう訳ではないという部分が酒井さんのシーンではっきり見て取れました。

ラストはどう締めくくるのかと見ていましたが、まさかの自殺でしたね。
ほんと、死ぬ必要はないのに・・・と、胸が痛くなる思いでした。

加賀美くんの存在は「鏡」そのもだと私も思いました。
彼がこの作品において一番のキーパーソンではないでしょうか。

オリジナルとバイロケが同時に出てくると、どっちがどっちか頭が混乱しまくったのですが、話そのもはうまく作られていて好感が持てました。

鑑賞本数は年々少しずつ減っていますが、時間があればなるべく多く、話題作からB級作まで幅を広げて鑑賞して記事にしていく姿勢は変わらず続けていきますのでこれからも宜しくお願いします。
返信する

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