銀幕大帝α

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悪魔の赤ちゃん3/禁断の島

2011年02月01日 00時30分56秒 | 洋画ホラー
IT'S ALIVE III: ISLAND OF THE ALIVE/86年/米/95分/ホラー/劇場未公開
監督:ラリー・コーエン
製作総指揮:ラリー・コーエン
脚本:ラリー・コーエン
特殊メイク:リック・ベイカー

出演:マイケル・モリアーティ、カレン・ブラック、ローレン・ランドン、マクドナルド・ケリー

<ストーリー>
法廷で罪を裁かれた赤ちゃんたちが温情判決で島流しにされる。5年後、無人島ですくすくと育った赤ちゃんたちは訪れた調査隊を惨殺して船を乗っ取り、本土へと向かう。(allcinemaより抜粋)
<感想>
正直、3作目が一番好きかもしれない。
真面目感が強かった前2作に比べ、本作はやりたい放題感が画面から溢れ出ています。

冒頭でのタクシー内出産、赤ちゃん大暴れなんかしっかりホラーしていて「お!面白いかも」という期待感が持てます。

裁判で我が子の身を守り抜いた主人公の役者が、その後人生の道から外れ、自暴自棄な生活を送っている姿が滑稽。

そして、何と言っても赤ちゃんそのものの存在ですね。

5年間、無人島で過ごしていた赤ちゃんはどうなっているのか。
生まれた時のまんまなのかと思いきや、ちゃっかり巨大になりミュータント化しているのには笑った。
しかも赤ちゃんなのに、子供まで作っているというムチャぶり。

大御所リック・ベイカーが手掛けた特殊スーツの巨大赤ちゃんが、都会に上陸して暴れ回る終盤には顔をニヤけながら観入ってしまった(笑)。

赤ちゃんにブッ飛ばされた警官隊が屋上からゴロゴロと落下していく場面は最高に面白い。

薬害問題のテーマ性を絡めた前2作から一転、もはやホラーという枠を超えてコメディへと方向転換させてしまったラリー・コーエン監督の投げやり的にも見える演出に痛快すら感じます。

有る意味珍作な本作ですが、ここまで割り切ってくれようとは。
でもこれ位の方が娯楽性があり、楽しむ映画としては私的には好きかも^^

関連作:
悪魔の赤ちゃん(‘73)』(シリーズ第1作)
悪魔の赤ちゃん2(‘78)』シリーズ第2作)
『悪魔の赤ちゃん3/禁断の島(‘86)』(シリーズ第3作)

評価:★★☆
11/01/31DVD鑑賞(旧作)
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