THE FINAL GIRLS
2015年
アメリカ
91分
ホラー/コメディ
劇場未公開
監督:
トッド・ストラウス=シュルソン
出演:
タイッサ・ファーミガ
マリン・アッカーマン
アダム・ディヴァイン
トーマス・ミドルディッチ
アリア・ショウカット
アレクサンダー・ルドウィグ
ニーナ・ドブレフ
<ストーリー>
女優の母を亡くしたマックス。ようやく立ち直った彼女は母が出演していた映画を見ることに。しかし、映画館が火災に見舞われ、気付くとマックスはホラー映画の世界に入り込んでいた。
-感想-
2015年
アメリカ
91分
ホラー/コメディ
劇場未公開
監督:
トッド・ストラウス=シュルソン
出演:
タイッサ・ファーミガ
マリン・アッカーマン
アダム・ディヴァイン
トーマス・ミドルディッチ
アリア・ショウカット
アレクサンダー・ルドウィグ
ニーナ・ドブレフ
<ストーリー>
女優の母を亡くしたマックス。ようやく立ち直った彼女は母が出演していた映画を見ることに。しかし、映画館が火災に見舞われ、気付くとマックスはホラー映画の世界に入り込んでいた。
"DVD『ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ』12/2発売!" を YouTube で見る
-感想-
チチチチ、ハハハハハ
この曲が流れ出すと奴がやってくるぞ!
そうこいつが。
wwwww
名作ホラー『13日の金曜日』の設定とお約束事を薄~くパロディ化したようなホラー・コメディになっております。
コメディっつうてもゲラゲラ笑える程でもなく、小ネタにクスッとなる位でしょうか。
物語途中での有り得ない体の曲げ方で死ぬ青年のシーンは吹き出しましたがw
以前にも何かの映画の記事で書いたはずだが、どうして運転中横向きながらハンドル握るのかね?
完全に前方不注意でしょうよ。
て思いながら観てたら案の定、事故発生。
娘は助かるが陽気な女優の母はそのままポックリ。
追悼上映として娘のマックスは友達と一緒に大勢の観客が集まる中、母が出演していたホラー映画を観る事になるのだが、観客の不注意で火災が起こり、マックス達はスクリーンを裂いてその裏から逃げ様と入り込むが、その先にあったのは映画の中の世界だったというお話。
ファイナル・ガールとはスラッシャー系ホラー映画では重要となる殺人鬼を最後に退治する処女の娘を指します。
この娘が殺人鬼の首をはねて、ようやく作品は完結するのですが、思わぬ手違いが起きて、本来なら最後まで生き残るはずの処女の娘が死亡。
誰が代わりのファイナル・ガールを務めるのかで話合いが始まるが、そりゃマックスか、Hしなかった事で殺されずまだ処女のままでいるマックスの母のどちらかだろう、て事にはなるわな。
因みに劇中劇のタイトルはこれ。
マックス達が入り込んだホラー映画のあらすじに沿った(誘導させる)行動を取らないと、場面がループするという先に進めない罠があったり、回想シーンに入ると、きちんと白黒の世界に切り替わったり
殺人鬼を倒しハッピーエンドを迎えると、目の前にエンドロールが浮かび流れ出したり
と、もし映画の世界に迷い込んだら?という事例をきちんと監督の解釈で再現している辺りは面白い。
又、事故で死んだ母と(映画の中ではあるが)再び生きて会えた娘マックスとの母子の絆と愛の深さを感動的に見せられるとジワッと心に染みて来るものがあります。
母の優しさと強さを受け継ぎ、ファイナルガールとなり殺人鬼を葬り去ったマックス。
これで、ようやく元の現実世界に戻れる!!
死んでしまったと思われていた仲間も何故か生き返っており、何処かの病院で眠りから覚めたマックスは皆で大喜びするのだが、何か嫌な予感が。
あれ?このメロディって・・・。
チチチチ、ハハハハ
病室から飛び出し周りを見渡してみると
ギ・・・ギズモ!!
ここ、現実世界とちゃうやん。
まさかの続編襲来。
マックス達の悪夢はまだまだ覚めそうにもないようで。
ま、このオチは読めたかな。
それでも演出に色々工夫を与えていて楽しく観れた作品ではありました。
死んだ母と映画の中で会い、一緒になってこの世界から抜け出そうと共闘する流れも良い感じ。
グロさ怖さ的なものは皆無に等しくストーリー重視の作りですけど、キャラとテンポの良さに大きく惹かれました。
マックスを演じた子タイッサ・ファーミガの顔観た時、何かの映画に出てたよな?と観終えるまでは全くタイトルを思い出せなかったのですが、その後ネットで自分で調べてスッキリ解決。
ミステリー・サスペンス映画『記憶探偵と鍵のかかった少女』でハゲの探偵に記憶を探られる少女を演じていた女優さんでした。
評価:★★★
15/12/17DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2015-12-02
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
最後はちょっと切ないところもありましたが、テンポも良かったし楽しめました。
コメント&TBありがとうございます。
コメディ寄りのホラーでしたね。
パロディがしっかりと利いていて楽しかったです。
母子の愛もきちんと描かれていて良質な作品でした。
未公開ってのが残念ではあります。
楽しかったですねー^^
2のほうがいかしてるらしいですよ?(笑)
処女と殺人鬼の攻防も、
テンポよく体も軽くて楽しめましたー
B級はこうじゃなきゃー
ホラー愛だけじゃなくて
母娘の絆も描かれている作品でしたね
こちらにもコメントありがとうございます。
映画には続編があっても不思議ではないので、ああいった形で終わるのもパロディ的で面白いですよね。
色々ホラーのお約束事を入れてきたりと、楽しい作りになっておりました。
母子の愛を入れながら丁寧に纏めてきた感じの良い作品でした。
てっきりその後死後の世界で血まみれのキャンプ場かとおもってました
しかしお母さんだけが死んじゃったのでかえってよかったのかと
おかげで終盤は涙をこらえられませんでした(^^;
キャスティングもすばらしいしもっと評価されても良い作品ですね
B級なパッケージがもったいない!
コメントありがとうございます。
余所見運転は事故るというのが映画の中では鉄板ネタになってますよね。
スクリーンの中で母と再会するというのは涙なしでは見られません。
しかも一緒になって脱出を探るというのですから、これ上手く脚本書いてますよね~。
私もこの作品は多くの人に見て欲しいです。