銀幕大帝α

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ウルフ・アット・ザ・ドア

2017年09月01日 14時28分30秒 | 洋画ホラー
WOLVES AT THE DOOR
2016年
アメリカ
72分
ホラー/サスペンス
劇場未公開




監督:
ジョン・R・レオネッティ
『アナベル 死霊館の人形』
出演:
ケイティ・キャシディ
エリザベス・ヘンストリッジ
アダム・キャンベル
マイルズ・フィッシャー
クリス・マルケイ
ジェーン・カツマレク
スペンサー・ダニエルズ




<ストーリー>
とある瀟洒な家に集まり、パーティーを楽しんでいた男女4人。そこへ殺意を持った侵入者たちが忍び寄り…。

-感想-

先に書いておきますね。
バッドエンドです。


「事実に基づく」と始め字幕テロップが流れ、時代設定からして直ぐにマンソンファミリーの話じゃねぇの?と思った私だが、ラストで実際の記事映像を目にして、ほらやっぱりな、と。
(ジャケットにそれを示唆する事が書かれてますけど、ジャケちゃんと見ずに借りたからマンソン関連作品だとは知らなかった)

カルト宗教に溺れた若者達の無差別な凶行を描いた作品。

ターゲットにした人達の周りを足音一つ立てず歩き回り様子を伺うシーンは薄気味悪いものがあったけれど

展開の進み具合が雰囲気に反して妙にゆっくりだし、殺人の直接的な描写が大人しいしで、正直言って凄くダレる。
なもんで、本編60分強しかないけれど、この内容なら妥当な尺かな、これ以上長かったら集中力途切れていたかもしれん。
それ位、ホラーとしての魅力が薄く、見所も少ない作品。

オープニングは家屋に不法進入された夫婦の話。
その後は二組のカップルが過ごす家にキチガイ集団(男女4人)が進入してくる話。

前者は助かり、後者は全滅。
要は監督が伝えたかったメッセージてのは個人的にだがこれら二つのパートを見比べる事で、住人以外に人影を見かけたり不審な物音を聞いた場合は即電話で警察に通報しろ!て事なんじゃないかと。
流石に警官が一人でやって来た時は「一人だけかよっ!」てツッコンじゃったけれども、例え警官一人でもキチガイからしたら身に危険が及ぶ存在ではあるので、誰も呼ばない、誰も来ないてなるよりは十分脅威だし、それ以上家の中に潜み続けるメリットはあらへんよね。
だからカップルのパートでそういう対処を一切しなかった事がキチガイ集団にとっては好都合、結局遣りたい放題に全てを済ませて「悪魔のお告げだ!」と意味不明な言葉を発して逮捕されてお終い。

救い様のない顛末ではあるけれど、こういった頭のイカれた集団に絡まれたら、自分達でどうにかしようとはせず、任せられる機関に頼れて事でしょうなあ。

途中、彼氏が大量の花火を拾ってきたものだから、その花火を撃退方法の一つとして利用するのかと期待持ったのだが、何の役にも立ってなくて、使わんのかいっと大きくその期待を外してくれましたよ。
大音量でレコード流し、ヘッドホンで聴いてハイになっていたロン毛の兄ちゃんも一役買ってくれるのかと思ったのだが、なんか肩透かしばっかりだったなあ。

評価:★★☆
17/09/01DVD鑑賞(新作)
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