デッド・オア・リベンジ

LANDMINE GOES CLICK
２０１５年
ジョージア
１０５分
サスペンス
R-15
劇場公開（2016/01/30）



監督：
レヴァン・バキア
『２４７°Ｆ』
編集：
レヴァン・バキア
出演：
スターリング・ナイト
スペンサー・ロック
ディーン・ガイヤー
コーテ・トロルダヴァ
ヘレン・ネルソン
ナナ・キクナーゼ



＜ストーリー＞
米国からジョージアにやって来たクリスたち。しかし、その地はかつてのグルジア戦争で地雷がまかれたエリアだった。足元の地雷で動けないクリスの目の前で彼女のアリシアが地元の男にレイプされ…。

－感想－

ちょいちょい話の流れの腰を折ってくるなぁ。
こういうのは一気にテンポ良くいけよ。
シャベル持っている女が変態親父の頭をそれでぶん殴れば済む話じゃね？
それ位の抵抗力はあるやろ、例え女でも。

レイプされた女が復讐するんじゃなくて、ボーと偽地雷の上に突っ立てた男が変態親父の家に殴り込みしに行く展開なんだね。
んで、その親父の娘に女がやられた事をやり返して辱めを受けさせ延々と見せ付け、脚を銃で撃たれて動けない親父が「やめちくり～」と泣き叫ぶ後半（復讐で戻ってくる男の顔見せは早過ぎる。もう少し焦らしても良かったかもしれない。せめて親父が家の中に入ってくるまでは伏せるとかさ。ここは演出力が下手過ぎ。髪型変えても分かるがな）。
えらい被害者面している親父だけど、こういう事になった全ての責任はお前にあるんだよという神から与えられし啓示。

いや、ちょい待てよ。
そもそも偽地雷の上に立たせた糞野郎はどうなったのよ。
あの状況を生み出したこいつが一番悪いやんけ。
親父に復讐したくなる気持ちも大事だけど、先ず初めに糞野郎を懲らしめるのが妥当だと思うんだが。
そこは一切描いてないのよね。
なんか腑に落ちないな～。
糞野郎には仕返しせんのかい、て中盤までの件をもう少し端折ってこいつに対する復讐も描いてくれれば、ある程度のスッキリとした気分が味わえたかもしれないが、オチが悲惨過ぎてもうそれどころでは無かったかもしんない。
あれ、絶対に計算外やろね。
まさかゲームスタート１発目で弾が出るとは思ってもいなかった、みたいな顔してはりました。
私も予想外の事が起きたので相当ビックリしちゃったし。

あ、いや・・・あれ？まさかこんな・・・こんなつもりじゃなかったのに・・・

みたいな暗雲立ち込めた最悪なラストシーンでした。
どうだ娘のこんな姿見て苦しいか、悔しいか、俺が味わった悲しみがお前にも分かるか！まだまだお遊びは終わらせないぜ！！とルンルン気分で始めたばっかりなのに、自分でも驚く瞬殺（多分、彼には殺す意思がそんなに無かった、ただ何も出来ない苛立ちを相手にも味合わせたかっただけなのかも。だったら弾を込めた振りにすれば良かったのよ）に、「しまった、やっちまった」感を全力で表情を使って示した彼に演技賞を贈呈。

今作の美女図鑑

変態親父の娘リカさん。
こんな可愛い子がおパンツ脱がされて、犬みたいにそれを口に咥えさせて運ばされたりさせられます。
バカな事をした親父の娘ってだけで直接関係無いのに可哀想。

んで一枚服を脱いだら一発撃ちの「死のロシアンルーレット」に付き合わされる訳ですが、結果は上記に書いた通りでございます。。。
（もうちょっと続きが観たかったぜby心の声）

評価：★★☆
１６／０３／１２ＤＶＤ鑑賞（新作）
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日：2016-03-02
メーカー：アット エンタテインメント

オフィシャル・サイト(英語)