銀幕大帝α

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ハイキック・ガール!

2009年12月23日 23時56分25秒 | 邦画アクション
09年/日本/81分/劇場公開
監督:西冬彦
出演:武田梨奈、高橋龍輝、天野暁兒、神尾佑、中達也

<ストーリー>
密殺集団「壊し屋」に足を踏み入れた、女空手家の運命は?
<感想>
やりたい事は分かる。
要はあれだろ?
タイ映画アクションみたくガチンコな映画を撮りたかったんでしょう。

現役の女子高生カラテ黒帯チャンプの素人女を主役にし、対戦相手はあらゆる武術の達人ばかり。
確かに、ノースタントで体を張った殴り合いをしているので臨場感はある。

けど、殴る&顔面蹴りする度に、一々スローにして2度3度見せる事はなかろう。
2、3回そういう演出があってもいいかもだが、ご丁寧に一場面毎されると流石にうんざりしてくるって。
ここまで必要以上にうざくされると、映画を観ているというよりかは、空手の模範演技DVDを見せられている様な気分になってしまい、かなり萎えてしまった。

後半なんて、主役の武田梨奈ほったらかして、中達也の組手指導みたいなどうでもいい方向へいっちゃってますし。

女子高生ミニスカ制服ぎりぎりパンチラハイキック

は、世の助平男子諸君にとっては美味しいシチュエーションだが、作品としてはストーリー性や演出面、見せ方に欠点が多く、非常につまらないものになっちゃっています。

これは全て監督の手腕の無さによるものなので、武田梨奈自身に非は無いはず。
彼女の立ち回りはしっかりとしていたので、鬼教官プラッチャヤー・ピンゲーオみたいな画の撮り方が上手い監督に任せれば絶対もっと凄いアクション映画が出来るはずだし、彼女の魅力も何倍と発揮出来ると思うんだけどな~。

オフィシャル・サイト

評価:★★
09/12/22DVD鑑賞
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2 コメント

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こんばんは。 (大阪ひろき)
2012-10-16 21:35:16
レンタルして、DVDで、見ました。
物語面に関しては、映画と言うよりも、Vシネマに近いような感じがして、物足りなさはありましたね。
あと、ラストバトルは、武田梨奈さんの孤軍奮闘の大活躍を期待したのですが、肝心の主人公の武田さんが不在で、まるで、中達也さんが主役のように、大活躍する展開になっていましたね。
たとえ、武田梨奈さんが最後の最後を締めくくったとしても、主役の活躍しないラストバトルほど、盛り上がりに欠けるものはないと思いました。まるで、綾瀬はるかさん主演の「ICHI」のラストバトルを見ているようで、とても残念でした。
アクション面に関しては、リアルヒッティングのガチアクションあり、空手アクションあり、アクロバットアクションありで、色々と、楽しめました。
主演の武田梨奈さんのアクションは素晴らしいと思います♪作品に恵まれれば、この先、楽しみな存在だと思います。
それから、スローにして、リプレイを多用するのは、リアルヒッティングであることを、見ている人に、じっくりと見てほしいからなのかなあ~?って個人的には思いました。「KG カラテガール」のDVDを見たいのですが、近所のレンタル店に置いていないのが、残念なんですよね。
返信する
>大阪ひろきさんへ (ヒロ之)
2012-10-16 23:28:12
こちらにもコメント有難うございます。

もうね、ストーリー性が薄いこともあってか、作品自体がえらくショボく感じちゃったんですよね。
武田さんをアクション女優として推していく為の大切な作品でありながらも、演出が下手すぎてどうしようもないものになっている気がします。
武田さんは日本映画、中でも日本アクション映画に重要な存在になっていくかと思います。
それ位、アクションには凄いものを感じさせられました。
ただ、彼女自身が選ぶ作品を尽く間違っているせいもあってか、未だ前線に出てこない状態なんですよね。
B級ものばっかり出ていたらダメですよ。
折角他の女優にはない空手アクションという才能あるスキルを持っているのですから、もっと海外にでも飛び出してその才能を開花していかないと。
それともっと大物監督も彼女の実力を買わないといけないと思うんです。
たとえば三池監督とかが彼女を起用したら、凄く良い映画が撮れそうだと思うんですよね。
才能あるアクション女優は才能ある監督がしっかり活かさないと、このままじゃ埋もれちゃうばかりです。
今後の日本映画の為にも誰かが立ち上がらないとダメでしょうね。
当然武田さん本人も。
返信する

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