THE THAW/09年/米・加/93分/SFホラー/劇場未公開
監督:マーク・A・ルイス
出演:ヴァル・キルマー、マーサ・マックアイサック
<ストーリー>
温暖化で溶けた氷河の下から発見された未知の寄生虫が、人々の体に寄生して大量繁殖していく。
<感想>
地球存続に直面した今、映画界でも度々取り上げられている地球滅亡に至るまでの経緯を、違う視点から描いたパニック・ホラーです。
温暖化により氷の下から出現したマンモス。
その体内に眠っていた太古の寄生虫もが目を覚まし、調査員たちを死に至らしめる。
怖いというよりかは、描写的に気持ち悪いです。
体に潜り込んだ寄生虫が卵を植え付けて幼虫が孵化していくと、人間は体力を失っていき、嘔吐し、皮膚が腐っていく。
そして、呼吸困難に陥り死亡すると、無数の幼虫がキーキー鳴きながら大量に死体から溢れだしてくるんだから、もうかなりゾゾッとさせられます。
ラボに隔離されていた白クマが、大量の寄生虫で覆い尽くされて、茶色の塊になってしまう場面は虫嫌いな私としては体中がムズ痒くなりましたよ。
寄生虫を世に出すまいと奮闘する者、逆に体内に潜ませて街に持ち帰ろうとする者、自分が寄生された為に発狂する者。
一つの施設を舞台に生き残る術や苦悩、絶望、野望を抱く人間たちが、いがみ合い対峙していく場面はかなりの緊迫感があり面白い。
人類絶滅説には色んな推測があるけれど、稀に無い変化球で投げつけてきた本作のパターンには意表を突かれた感じ。
大津波、大地震など直球勝負で描いた作品が多い中で、今作のような異色の考えを用いたパニック作も中々のものです!!
評価:★★★
10/01/15DVD鑑賞(新作)
デフロスト ヴァル・キルマー 日活
にほんブログ村
レンタル開始日:2010-01-15
監督:マーク・A・ルイス
出演:ヴァル・キルマー、マーサ・マックアイサック
<ストーリー>
温暖化で溶けた氷河の下から発見された未知の寄生虫が、人々の体に寄生して大量繁殖していく。
<感想>
地球存続に直面した今、映画界でも度々取り上げられている地球滅亡に至るまでの経緯を、違う視点から描いたパニック・ホラーです。
温暖化により氷の下から出現したマンモス。
その体内に眠っていた太古の寄生虫もが目を覚まし、調査員たちを死に至らしめる。
怖いというよりかは、描写的に気持ち悪いです。
体に潜り込んだ寄生虫が卵を植え付けて幼虫が孵化していくと、人間は体力を失っていき、嘔吐し、皮膚が腐っていく。
そして、呼吸困難に陥り死亡すると、無数の幼虫がキーキー鳴きながら大量に死体から溢れだしてくるんだから、もうかなりゾゾッとさせられます。
ラボに隔離されていた白クマが、大量の寄生虫で覆い尽くされて、茶色の塊になってしまう場面は虫嫌いな私としては体中がムズ痒くなりましたよ。
寄生虫を世に出すまいと奮闘する者、逆に体内に潜ませて街に持ち帰ろうとする者、自分が寄生された為に発狂する者。
一つの施設を舞台に生き残る術や苦悩、絶望、野望を抱く人間たちが、いがみ合い対峙していく場面はかなりの緊迫感があり面白い。
人類絶滅説には色んな推測があるけれど、稀に無い変化球で投げつけてきた本作のパターンには意表を突かれた感じ。
大津波、大地震など直球勝負で描いた作品が多い中で、今作のような異色の考えを用いたパニック作も中々のものです!!
評価:★★★
10/01/15DVD鑑賞(新作)
デフロスト ヴァル・キルマー 日活
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レンタル開始日:2010-01-15
うへぇ、気持ち悪そう(>_<)
ヴァル・キリマーさんも出演してることですし。
茶栗鼠も虫嫌いなので、うーん、敬遠しつつ、気が向いたら観ます^^
わぁ~♪
こう言う虫虫のおぞましぃ~パニック映画は大好きです!
今度の休日に借りて来て観てみます~♪
私的ブログのどうでも良い話なんですが...
現在、人型サイズの虫が襲って来る映画、
『ミミック』のイラスト&4コマ漫画を描こうとしているんですが、
虫モンスターの資料がない!
(ネットで探しても出て来ません)
本編映像(『1』『2』)を観てみても、ハッキリした全体像の映像が出てこない~!!
うむむむむ~(汗)
でも、私的には結構好きな虫虫パニック映画なんですよ~♪
気持ち悪いです。
でもかなり映画の出来は良いですよ~。
返事が遅くなり申し訳ありません^^;
虫虫パニック好きですか??
『スクワーム』とか『ミミズバーガー』とかありましたね。
『ミミック』懐かしいですねぇ。
1作目って全体像出てきませんでした?
地下鉄のシーンは違いましたっけ?
うろ覚えなんで、お役に立てずに申し訳ありません。
そういや、1作目ってギレルモ・デル・トロ監督作でしたよね~。
結構面白かったのは覚えています。
私は大の虫嫌いなんで、この手の作品は怖いというよりかは気持ち悪くてダメです(><)
虫系は苦手ですがパニックものは大好物なのでやっぱり
好んで借りちゃうんですよね、見るときは顔をしかめ
ながらだけど、でもこの作品は虫の登場は中盤すぎぐらい
だったからよかったかな、流石にシロクマから大量に
あふれてるシーンは勘弁でしたが・・・
ラストの展開は各国各地で彼らが目覚めていくことを予感
させますね、北極で封じ込めたと思ったんだけど
私も大の虫嫌いですxx
でも内容が面白そうなので借りちゃいましたけど、虫に目を瞑ると、内容は地球崩壊をテーマにしていて中々面白かったですね。
最後にはやっぱりそういうオチを持ってくるかと。
予想は出来ましたけれど、こういう考えもアリかもです。
これも人類絶滅説のひとつでもありますね。
これはこれで怖いと思います。
でも、それよりもヴァル・キルマー目当てでみたのにほとんど出てこない(笑
単なる虫パニックかと思っていたら、地球滅亡の前触れみたいな内容だったので、こういう描き方もあるんだとかなり面白く観れました。
ヴァル・キルマーはそういえばあまり出て来なかったですね。
メジャーな大作も嗜んだりするのですが、
ネタ系から意外な掘り出しモノまでピンキリな、
B級・未公開映画やTVMならではの楽しみに、
すっかりすっぽりハマってしまいました。
最近はジャケットに騙されてばかりですが。
本作も結構意外や意外であり、
『遊星からの物体X』の二番煎じかと思ったら、
中々に恐ろしい虫系パニック・ホラーでした。
予算の関係か恐怖シーンは少なめだけれども、
CGが無駄に凝っているので鳥肌モノ。
地球温暖化もテーマに取り入れた、
色々と考えさせられる映画でしたね。
展開が緩やか過ぎたかなとは感じましたが。
クルーペン博士の娘や学生達のキャラが、
個人的にですがイマイチ乗れなかっただけに、
助手のジェーン等研究員達の出番が、
もう少し欲しかったなとも思いました。
その方が人類の存亡を懸けた選択を前に、
登場人物達の葛藤も光ったかなと。
パッケージ下のキャストクレジットには、
小さく「ANDヴァル・キルマー」とあったので、
彼の出番は申し訳程度かなと思ったら、
ちょくちょく顔を出したりキーパーソンだったりと、
結構活躍してたように見えたんですけどね。
全員が無名の役者さんなモノと、
一人ないし二人はビッグネームが入ったモノ、
ホラーではどちらがウケが良いのやら。
そう言えば前作から30年後の、
米海軍を舞台にした『トップガン2』が、
いよいよ制作されるかもなんですね。
クルーズ氏とキルマー氏も参加されるとか。
それはそれで楽しみでは有ります。
長々とコメントを、失礼致しました。
コメントありがとうございます。
地球の環境をテーマに組み込みながらのホラーでしたね。
虫が苦手なもんで、その分ゾクッとするものは大きかったですが、話そのものはしっかりと作られていたと思います。
ただ仰るようにキャラクター個々の存在が若干薄めなのと、展開に盛り上がりが少し乏しかったのは惜しいかなぁと。
けど程よい緊迫感は生まれていたので、作品としては十分面白く観れました。
それなりに有名な俳優が居ると客は呼べるでしょうから、会社としては一人くらいは知名度のある俳優を入れたいのは確かかもしれませんよね。
まあ自分的には知っている人が居れば嬉しいですけど、やっぱり結果的にはストーリー性の良し悪しを優先させちゃいますねぇ。
『トップガン2』は否応無しにも期待が高まりますね。
また華麗な空中戦が観れるのでしょうか。