銀幕大帝α

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イット・フォローズ

2016年07月11日 20時42分18秒 | 洋画ホラー
IT FOLLOWS
2014年
アメリカ
100分
ホラー/青春
R15+
劇場公開(2016/01/08)



監督:
デヴィッド・ロバート・ミッチェル
製作:
デヴィッド・ロバート・ミッチェル
脚本:
デヴィッド・ロバート・ミッチェル
出演:
マイカ・モンロージェイ
キーア・ギルクリストポール
ダニエル・ゾヴァットグレッグ
ジェイク・ウィアリーヒュー/ジェフ
オリヴィア・ルッカルディヤラ
リリー・セーペケリー



<ストーリー>
ジェイは好意を寄せるヒューから“それ”をうつされ、その日以降、ほかの人には見えないはずのモノが見え始める。捕まると確実に死が待ち受ける“それ”は、時と場所を選ばずに姿を変えて襲って来て…。

“それ”は ずっとずっと憑いてくる

-感想-


あっは~ん

金の掛かっていない低予算作品だちゅうのは一目瞭然だけど、内容そのものは面白いと思う。
セックスすると感染して“憑かれる”。
呑気に過ごしている暇がない位に不意打ちで背後に現れる“それ”。
捕まると殺されるらしいので、“それ”が現れたら猛ダッシュで逃げるしかない。
“それ”は決して走ったりはせずゆっくりと近づいてくるから、車とかで逃げると一時的には回避出来る。

恐怖の鬼ごっこだなこりゃ。

“それ”から逃れる方法として一番の効果は誰かとセックスし標的を移させる事。
けどその“憑き”が移行した人物が死ぬと、標的は又自分に戻ってくるのだから、「生き延びてくれ」と神頼みするしかないのだろうね。

にしても油断も出来ない位にいきなり姿見せるんだ“それ”は。
そりゃあ友人を部屋に入れようと扉開けたら、友人の後ろから「まいど~」と長身の見知らぬ男が一緒に付いて来たらビックリするわいな。
“憑かれた”者にしか“それ”が見えないというのもまた厄介。
助けたくても何処に“それ”が立っているのか分からないんだから。

生き延びる為に決断するセックス連鎖。
ジェイは沖でクルーザー遊びしていた若い連中を見つけて泳ぎに向かっていたけれど、あの後は彼らとセックスしたのかな。
でも、その後“それ”はまた彼女の前に現れていたから、彼らは殺されてしまったと解釈したんだけど、元彼とのセックス後は今ひとつピンとこなかったなぁ。
間違っているかもだが元彼は母親と近親相姦関係?
唯一ここだけ考えが纏まらなかった。

ホラーとしての怖さ的なものは薄めだけど、追われる逃げる戦う“憑き”を赤の他人に移して一先ず難を逃れるといった構図は良い。
しかし、自分的には本作内で映し出された出来事以外の色んな謎の部分の方が凄く知りたくなった。
例えば元凶となる人物は誰なのか。
“それ”の殆どが素っ裸なのは何故なのか(色情魔?)。
てか“それ”が1体じゃなくて出てくる度に別の姿てのが不明瞭過ぎて気になる。
作品の陰に隠れている根本的な背景を見せて欲しいという気持ちが強く生まれてしまったので、全てに納得する意味でも是非ともビギニングか続編か、もしくは番外編かを製作して貰って、私の心に残ったモヤモヤを綺麗に洗い流してスッキリさせて下さい。

“それ”が生まれた原因を。
“それ”が何を求めて“憑いている”のかの理由を。
そして“それ”に捕まった時の直接的な惨殺描写を・・・見たいの!知りたいのよぉ!

評価:★★★☆
16/07/11DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-07-06
メーカー:ポニーキャニオン

オフィシャル・サイト(日本語)

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