銀幕大帝α

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ゲッタウェイ

2012年06月02日 00時07分06秒 | 洋画アクション
THE GETAWAY/72年/米/123分/犯罪サスペンス・アクション/劇場公開(1973/03/)
-監督-
サム・ペキンパー
過去監督作:『わらの犬』
-脚本-
ウォルター・ヒル

-出演-
◆スティーヴ・マックィーン…ドク・マッコイ
過去出演作:『マックィーンの絶対の危機(ピンチ)』
◆アリ・マッグロー…キャロル・マッコイ
◆ベン・ジョンソン…ジャック・ベニオン
主な出演作:『続・激突!/カージャック』
◆アル・レッティエリ…ルディ・バトラー
◆サリー・ストラザース…フラン・クリントン
◆スリム・ピケンズ…トラックのカウボーイ
◆ボー・ホプキンス…フランク・ジャクソン
主な出演作:『フロム・ダスク・ティル・ドーン2』
<ストーリー>
銀行強盗のドク・マッコイは、テキサスの刑務所から予定より早く出所した。妻のキャロルに頼んで悪徳政治家ジャック・ベニオンと裏取引をしたのだ。その条件はもちろん銀行を襲うことと、多額の報酬。ドクは綿密な計画を立てキャロルと、ジャックが手配した仲間2人とともに銀行を襲った。目的は果たしたものの、逃亡途中でベニオンの罠にはまり警察とベニオン一味から追われる身に。

マックイーン+ ペキンパー…… この映画界最大の2人が 全世界に叩きつける 血のバイオレンス・アクション!

<感想>

巨匠サム・ペキンパー監督による傑作バイオレンスアクション。

銀行強盗→裏切り→逃亡

今でこそありふれたものであろう展開かもしれないが、本作は溢れだす緊張感と緊迫感が半端でない。
何より主人公ドクを演じたスティーヴ・マックィーンが滅茶苦茶格好良いのだ。

銀行から奪った大金を駅構内でコソ泥に横取りされて追跡する羽目になるなど前途多難に見舞われつつも、妻キャロルと共に車を幾度も乗り換え、メキシコ国境を目指し、逃げまくる。
私生活でもマックィーンの元妻だったアリ・マッグローとの息もピッタリで、お互いを愛しているからこその憤慨や慰め合いを挟みながらも、逃亡の間に信頼の高さを築き上げていき最後にはしっかりと支え合う姿には微笑ましいものすら感じさせられる。

何時の時代でも、女はワルな男に惚れ易いのかね。
逆に真面目な男程、弱い生き物はないと思わされてしまう。
悪党に妻を寝取られた獣医の夫が首っ吊ってしまう所なんか良い例だ。
男はそこそこにワイルドな性格の方が良い。
同じ生き方をするならばワルに生きようぜ!なんてな。

見所は何と言っても、白昼堂々の警官に対しての威嚇射撃と、ハイライトシーンにあるホテルでのベニオン一味との銃撃戦。

どちらもドクが手に持つショットガンが豪快に火を噴き、華麗に一掃していくのだが、これがもう惚れ惚れする位マックィーンの撃つ様に酔い痴れちゃいますし、痛快とも爽快とも言えるカタルシスを存分に味わう事が出来ちゃうしで、鑑賞した甲斐があったというものです。
的確的中、命中率100%というのもまた痺れるものがありますな~。

くぅ~~と握りこぶしを思わず作りたくなる様なクールでハードボイルドなアクションを観たくなったら迷わずコレ!!

関連作:『ゲッタウェイ(1994)』(リメイク)

評価:★★★★
12/06/01VHS鑑賞(中古)
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