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仕事の一覧

仕事の一覧、わかりやすく
TISのホームページにまとめてあります

古谷充子 |【東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)】Tokyo Illustrators Society

第一線で活躍する東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員の古谷充子のページです。プロフィールや仕事、ニュースをご覧いただけます。

 

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2024年8月の日記

8月はとても長かった。
充実していた。夏を満喫して大満足と言っていい。
今回の日記は嫌になる程長文である。

前半仕事し、友達とも過ごし、遊び、
中旬に5日間北海道に行き
後半はひたすら仕事していた。

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8月の初めに
英語の会を開いた。

一緒に2年前にオンライン英会話を始めた友達のんちゃんと、
この頃英語が得意な友人に習い始めた友達ぼうちゃんと、私の
3人で英語オンリーのLINEグループを作っている。

ぼうちゃんの先生である友達に英語について習おう!の会である。
日の当たるおしゃれなカフェで、
初めて会った人に英語でいろいろめちゃくちゃな文法ながら
話してたくさん褒めてもらい
勝手に得意気になる。

初めの1年間、本当に毎日休まず
中学高校の英語を勉強し続けて
口から出し続けたのが
やっとこさっとこ
糧になってきた気がする。

その時友人が勧めてくれた
英語学習のアプリを入れたものの
なかなかうまくいかない。

そのアプリは
アメリカ在住のネイティブスピーカーの方で
日本語を習いたいという人と友達になり、
お互いの言語を教え合う、というものなのだけれど、
全然うまくできない。

引っ込み思案が本領発揮されてしまう。

まず友達になることができない。

お金を出してビジネスライクに
教えてもらうほうがよっぽど気が楽だと思ってしまうのだ。


北海道から帰ってきた次の日も
フランスから帰ってきた友人宅でのホームパーティがあった。
フランス人の方とも拙いながらも
どうにかこうにか英語で話す。
単純に嬉しい。

そのフランスの方は
有名な女優さんの息子さんだった。
とても気さくで人柄もよく
素晴らしい方で、
毎回ついてまわるであろう
お母さんの話にもにこやかに対応していた。

英語を勉強する前、2022年の5月以前では
外国の方と英語でコミュニケーションを取るなんて
全く考えられなかった。
たった2年で本当に変わったなと思える。
うまくも話せないし文法もめちゃくちゃだけど
全然違うことだけはわかる。
やり始めて本当に良かった。
まだ全然なのは当たり前なのだけれど。
英語学習に終わりはないと思う


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友人と奥多摩でキャニオニングなる川下りも遊びに行った。

朝8時に奥多摩の古里駅に降り立つと、キャニオニング施設の車が迎えに来てくれる。
一緒の車に乗り込んだのが若いカップルばかりだったのでどうなることかと思ったけれど、

いくつかのコースがあり、その人たちとは一緒にならなかった。

私たち3人とインストラクター2人でグループとなり
貸切状態でとても気が楽だった。

まず、料金を払い、契約書を書き、説明を施設で聞く。
自前の水着やラッシュガードの上に
料金に含まれている
ヘルメット、ウエットスーツ、靴下、靴、ザイル、手袋を着込む。

冷房のない更衣室でウエットスーツが着れない着れない。
汗だくでも着れず、もう一つ上のサイズを持ってきてもらい、
施設の方に手伝ってもらってようやく着る。もうこの時点であせるあせる。

ウエットスーツを着て車に乗り込み、
ネパール人のインストラクターさんの運転で川まで行く。

川は冷たい!水温は15度程度。
まず初めに川に入って身体をならす。

そこから20分ぐらい川沿いの山をウエットスーツのままのぼる。
水に入るため、お財布も携帯電話も施設のコインロッカーに入れているため手ぶら。
身ひとつ。
写真はインストラクターさんが撮ってくれる。

上流に着くとまず
ヘルメットの上まで水に浸かり
耳や顔にも水をつける。

すぐ5メートルほどの滝を垂直懸垂で降りる。
垂直懸垂の練習。

楽しい。
暑い気候とはいえ奥多摩は都心より全然涼しい。
綺麗な青葉と川、澄み切った空。
ザイルをつたって川を降りる。

次は15メートルほどの崖を垂直懸垂で
ザイルを頼りに
崖を蹴りながら降りていく。
ここが1番の山場だった。

目の前の崖をひたすら見ながら目の前の崖に足を立つように降りていく。
急に滝壺が登場して
2メートルほどダイブ。

滝壺の中にはもう1人インストラクターさんが待っていてくれて
抱えてくれる。

崖と崖の間の滝壺は
崖の隙間から
空が見え、
ざあざあとすごい水流の滝が流れて
とても神秘的で綺麗だった。

ここからは
ジャンプして降りたり、
滑り台のように滑って降りたり
ロープを伝って滝の上をジップラインで渡ったり
とにかく楽しかった。

帰ってくると
朝5時起きなのもあってか眠い眠い。
焼き鳥と大きなおにぎりの店で
お昼をたべつつも眠気が襲う。

友人の車で爆睡。
青梅の温泉でひとっぷろして帰る。
真夏にしかできない楽しい体験で最高だった。


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8/16,17,18とライジングサン・ロック・フェスティバル(RSR)に行った。
毎年お盆の時期に北海道は石狩で行われるロックフェス。

とにかくお盆なので飛行機代が通常の何倍もかかる。
チケット代は3万円。宿代も高い。
普通に10万円飛んでいく。

フジファブリックが活動休止を発表し、
もうこの機会がないと行くことはないと清水の舞台を飛び降りた。

直前になり
出発予定日の8/16は関東に台風が直撃するとのことで、
3日ほど前にANAから
飛行機が欠航するかもしれないから
無料で便が変更できるとのメールが届いた。

お盆の時期は格安航空会社もANAもほとんど値段が変わらないし、
荷物も多いのでANAにしていた。本当によかった。

前倒して8/15には出かけることにした。
宿代はどうにかクレジットカードのポイントがあったので
それで補えた。
仕事がカッツカツではあるけど
とりあえずバックパッカー並みのどでかいザックを背負い空港へ。
手荷物に預けて飛行機に飛び乗った。

荷物は寝袋、コンプレッションマット、キャンプ用のなべ、やかん
キャンプ用の椅子、着替え、サンダルなど。
荷物が歩いているのかというほどでかい。

札幌に着いた時に初めに思ったのは
「涼しい!!!」だった。
東京は夜でも全く気温が下がらず、
湿度も高く、外に出られるような状況ではないのに
札幌は全く湿度がない。爽やか。歩いていても汗が吹き出ない。

ライジングの最中は
友達のテントに潜り込ませてもらえることになっていたので、
まず先発隊として百均で
紙皿やらキャンプ道具を買い込む。

キャンプでお湯を沸かすものを持ってきたので
モンベルでOD缶(ガス缶)も調達。

以前来た時は大行列で入れなかった夜パフェを食べ、
みそラーメンを食べて宿へ。

大浴場でひとっぷろ。
最高。
大通公園の前のホテルだったので
近くのセコマで北海道限定の缶ビールを買って、
大通公園のベンチでテレビ塔を見ながら飲む。
最高。

夜風が涼しく冷えたので、もいちど大浴場へ
ただただ小さな贅沢をして幸せな心地で就寝した。



翌朝。いよいよ当日。

ホテルの近くの喫茶店でモーニングをたらふく食べた後、
10時に友人とすすきののスーパーで合流。
食材を買い、そのまま会場までのシャトルバスが出ている麻生駅へ地下鉄で向かう。
麻生駅はすすきのから15分程度。
着いたのは11:30くらい。
シャトルバスに乗るのがものすごい長蛇の列で1時間待ちは当たり前と聞いていたのに
全く待たず、バス停に着いた途端に乗れた。
バスは混んでて座れはしないけどとてもラッキー。30分ほどで会場へ。

ライジングで貸出しているテントを受け取り、
指定の場所へ。
まごまごしていると、お向かいの場所にテントを張っている
家族連れのお父さんが手伝ってくれてあっという間に立った。
ありがたすぎる!!

テントの中はとても広い。
本当は4人のところ、私を後からねじ込ませてくれて
女5人で雑魚寝する。
テントがあるだけでなんと気が楽なことか。

そして簡単にお湯を沸かして
カット野菜をちらほらと入れてインスタントラーメンを作る。
うまー。
キャンプでたべるインスタントラーメンってなんでこんなに美味しいんだろう。


まずは椅子で座りながら、怒髪天を見る。
ライジングが始まった。

ゆるゆるテントで昼寝などしつつ

夕方5時、
羊文学を見に行く。
ドラムは先日解散してしまったCHAIのユナちゃんだった。

すんばらしかった。単純に音楽っていいなと
心の底から思う。

場所を移動してネバーヤングビーチを見る。
これまたすごい良かった。
ライジングにこれた喜びを爆発させてて
とにかく陽の雰囲気。会場も大盛り上がり。
みんなハッピで演奏していた。楽しい楽しい。

そこから折坂悠太へ。
こんなに近くで折坂悠太が見られるなんて贅沢すぎる。
演奏も最高。気持ちがいい。
最後の曲で後ろ髪をひかれながらフジファブリックへ移動。
「坂道」が遠くから聞こえてくる。

さていよいよフジファブリック。
時刻は23時過ぎからのステージ。
お客さんは満杯。
最高だった。
ゲストの斉藤和義さんもユニゾンの斎藤くんも最高だった。
とにかく演奏が最高だった。

8/4に行われたライブが
脱退を表明したキーボードの金澤さんが
いつもと明らかに違って、見ているのがすこし辛かったのだけど、
ライジングはそんなことなかった。
ただただ演奏が最高だった。
ライジングまで来て本当に良かった。

興奮冷めやらぬまま
なんとステージ脇の小さなブースで今度はフジファブリックの
ベースの加藤さんの怪談が夜中の12:00過ぎから始まる。

加藤さんも序盤はまだ演奏の余韻の中に居た。

屋外で、背景は森。
夜中に怪談を聞くのもかなり貴重な経験で楽しかった。

怪談終わり、友達とふらふら写真なんてとりながら
夜中の会場を歩く。楽しい。

会場からすぐのセコマまで行く。
品揃えは豊富。
深夜2時、セコマのポテトフライを
コンビニの前でビールと共に食べる。
めちゃくちゃうまい。
たのしい。みんなで
余韻に浸り良かった良かった来てよかたといいながら
もぐもぐ食べる。

そのまま歯磨きしてテントになだれこむ。
最高の心持ち。テントの中は暑くて暑くて
寝袋はいらなかった。


2日目。
朝、前から申し込んでいた入浴。
近隣の施設までバスで行き、
1時間ほど入浴して帰る。生き返る。
なんという素晴らしいサービス。至れり尽くせりすぎる。

帰ってきて
ライジングのゴミの話なんて聞きながら
じゃがいもを食べ、ひとねいり。
お湯を沸かすガスが本当に役に立つ。
簡単な調理ならできるので
ウインナーを焼いて、野菜炒めを作って食べる。

百均で300円でできるバーベキューセットも買ったのだけれど、
結局バーナーが1番使えた。

2日目はもう昨日の余韻がすごすぎて
ぼんやりしていた。携帯を落としてすぐ届けられたりして
ラッキーだけど自分のぼんやり具合に唖然とした。

スピッツを見てスカパラで踊り狂って民生を見て。
もうそれで夜中。
またもやみんなでセコマに行って
ビール飲んでポテト食べて。

今日は昨日と違って夜中ステージがあり
ずっと音楽が聞こえてくる。
店も開いている。

各々嗜好を凝らした
テントも活気がある。
綺麗にライトアップされ、
机に椅子。
肉を焼いている人もいればビールサーバーを持ち込んでいる人もいる。

最初に怒髪天の増子さんが
「ライジングは北海道の大晦日です。みなさん良いお年を!」
と言っていて何を言ってるのか意味不明だったのだけれど、
その意味がよくわかった。
まるで大晦日のように夜中みな寝ずに楽しんでいる。

でも睡魔には勝てなかった。
遠くの方で音楽を聴きつつ爆睡。
昨日と打って変わってすこし寒いくらい。
ダウンを羽織る。

起きた時のはトリのクリープハイプが終わった4時すぎ。
見ていた友達がテントの前で椅子に座っていた。
しばし話す。なぜか腹が減ったということになり、
朝の5時から肉を焼く。肉を焼く。
百均で買ったバーベキューセットで肉を焼く。
バーナーでお湯を沸かす
お茶を淹れる。
パンを焼く。
みんなも起きてきて朝から食べる。
あきらかに変なテンション。
楽しい。楽しい。

テントのない人々は続々帰り、
テントも続々撤収されていく中
肉を焼く。

朝の10時がシャトルバスの最終とのことで
8時には撤収開始。
またしてもお向かいの方が手伝って下さり
あっという間にテントも撤収できた。
お礼にお菓子を渡す。

バスに乗ったのは9時過ぎ。
なんだか夕方5時くらいの気分だった。

札幌駅でみんなと別れる。


札幌駅からすぐのホテルに
どでかい荷物を預ける。
チェックインは2時。

スープカレーを食べて
(なんでこんなに食べまくってるのか)
日帰り温泉へ。
ライジング帰りの人も多いのか混んでいる。
女性専用の施設で仮眠を取れるベッドもあり
ここホテル代わりになるな。と思う。
本当にそうしている女の子がいっぱいいた。

本当は今日帰ればいいのだけれど、
お盆の日曜日、飛行機代が5万円くらいしてしまう。
1日ずらすと半額ほどになるし、疲れてるしと翌日の便を取ってあった。

仮眠をとりつつホテルへ。
コインランドリーで洋服を洗濯。
なぜか元気。
夕方から大倉山のスキージャンプ台にでかける。

円山公園駅から無料のシャトルバスで15分くらい。
とにかく寒かった!!
気温19度。半袖では厳しい。なぜ上着を持って来なかったのか。
しかし気持ちがいい。
夜景も綺麗。リフトも楽しい。



札幌からこの近さでこんなに寒くなるなんて驚いた。

夕飯は1人ジンギスカンへ。
シティサイクルを借りて自転車で向かう。

1人ジンギスカン専用のセットが用意されている店舗。
カウンター。
ちらほら1人のお客さんがいる。
これがまたとても美味しかった。

大満足でホテルに帰る。


最終日。
朝からモエレ沼公園へ行く。
バスが少ないので要注意。
またもやレンタサイクルを借りて公園内をうろうろ。
お土産がどれも可愛くて爆買いしてしまった。

モエレ沼のてっぺんでごろごろしたりしてるうちに
丸一日いてしまった。



あっという間に飛行機の時間になって
空港へ。

飛行機は2時間くらい遅延して最後まで
飛行機にふりまわされる旅だった。

心の底から行って良かった。


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他にもお笑いライブに行ったり、
ユザーンと鎮座ドープネスと環ロイのライブに行ったり、
おじいさんがやってるお店のフレンチカレーとデザートに衝撃を受けたりしました。

あとはほぼ家で仕事してた夏だった。

8月がおわる。
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2024年6月と7月の日記

またしても2ヶ月ためてしまった。
8月からは一ヶ月ごとに書くようにしたい。

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6月は仕事とねこの病院となによりコロナになってしまった。

仕事は毎年この時期にやっているものなのだけれど、
いっつもギリギリオブギリギリなので、
コロナで一週間以上寝込んでしまい、
とても迷惑をおかけしてしまった。
熱のある時はさすがになにかいい案も浮かばず、絵も描けないのだな。と実感した。

そしてこの時期にコロナになっていて良かった、とも思う。
今の大流行を前に免疫がついて良かったような気もする。

猫はまあ、とにかく毎週のようにでかけて
お金が湯水のごとく消え、20万円以上かかっている。

検査代が主なのだけれど、
通っている病院が平均よりどの検査もちょっと高い。

その分、とても親切丁寧だし、
LINEでいつでも相談に乗ってくれるし
とてもいい先生なのだけれど、値段が高い。
うちは富豪でもなんでもないのでとてもそれが大変なのだけれど、
薄皮を剥がすようにすこしずつよくなっている。


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7月はもりもり沢山で、このたった一ヶ月の間に何があったのだろうか、というほど詰め込まれた一ヶ月だった。

まず仕事が異常に忙しかった。
ありがたい。とてつもなくありがたい。
対面の打ち合わせ、zoomの打ち合わせ、仕事仕事仕事。

そんな中でフジファブリックが活動休止の話が飛び込んできた。

フジファブリックはこの所ずーーと追いかけていて、
ライブでも「絶対解散しない。20年30年と続けていきたい」と口酸っぱく言っていたので
油断してしまっていた。
自分の生活の一部に組み込まれてしまっている。

仕事も大好きで、一番大事で、絵を描くことで
救われるような気持ちに毎回なる。絵を描くことでお金を頂いていいのか、
と、毎回新鮮にありがたい。

それとは別に、1週間後、2週間後、ライブがある、というだけで生活にハリができる。
ときには地方にまでライブを見に行くことも大きな楽しみで、
これからいったいどうしたら?腑抜けになるのは間違いなしだな、という心境である。

ファンの友達たちと飲み会をし、今月もフジが出演するフェス形式のライブも見に行った。
寂しい。というのが一番の感情かもしれない。

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今年もツール・ド・フランスも見ていた。

参加チームの中に、
イスラエルの名前を冠したチームが走っていた。

ずっと違和感で
どうしても我慢できなかった。
レース自体はとてつもなく面白かった。

ロシアはロシア侵攻後、
ロードレースの世界では
ロシア籍のチームは解体され、ロシア出身選手の国旗は表示されない。

それなのにイスラエルはなんのお咎めもないばかりか
普通に応援されている。

沿道の人たちも全然ブーイングもない。

とてもよくわからない。
オリンピックもそうだ。

オリンピックでもいつものロードレースの選手が出ている競技を中心に
見ている。TVerで日本人選手の出ていない競技もリアルタイムで配信されていて
本当にありがたい。マウンテンバイクのピドコックがとにかくすごかった。


よくわからないといえば都知事選挙もよくわからなかった。
私が毎回見ているsnsの世界とは皆違うところで生きている。
でも投票率があがったのが唯一の嬉しさだった。

政治的なことばかり言いたいわけではない。
でも史上最高の税収の中で意味不明な税がまだどんどん増やされ、
人々の貧困の格差が広がる社会がいびつで腹立たしいと
思うのは辞められない。

戦争も政治の腐敗も太古の昔から、ギリシア時代からずっとずっとずっとあることで
それは変わらないのだと思い知らされる。

朝ドラの「虎に翼」が非常に面白い。
太古の昔から変わらないことでも、おかしいなと思うことをおかしいと思い続けたい。

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入笠山に登山にでかけた。
すごく良かった。なによりとても涼しかった。
湿度が無かった。なんと快適なことか。

しかし湿原を歩く木道の上で捻挫してしまった。
幸い友人が包帯を持っていてそれで固定し、歩いて下山することができてラッキーだった。

簡単な山で本当によかった。
いつもハイカットのトレッキングシューズを履いているのだけれど、
ローカットで行ったのが敗因だった。
これからは湿布とテーピングとハイカットは必須。山を舐めない。

そしてこんなことになってもやっぱり山が好きで早く次に行きたいとうずうずする。


登山家の平出さんと中島さんの滑落のニュースが飛び込んできた。
登山家の方々は本当に本当によく亡くなる。インスタもフォローしていたのでとても残念。

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お腹が急に痛くなったので
胃カメラを飲んだ。結果はほとんど問題なしだった。
むしろ定期検診的に胃カメラを飲んでよかった。
寝ている間に済んでいたのでなんにも記憶がない。
以前胃カメラをすると記憶がなくとも喉がヒリヒリ痛かったのだけれど、
それもない。技術の革新はすごいし、料金は4000円でとても安かった。
ねこの病院代との
差にも愕然とした。
国民皆保険であることに感謝する。

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母が八十歳になった。
よく思う八十歳とはぜんぜん見えない
はつらつと元気な80歳だ。
実家に行くといつもぴしっときれいに掃除され、
毎回の食事もとても素敵に作っている。
背中もシャンとしておしゃれ。

誕生日の日に
一緒に鰻を美味しい美味しいと食べた。















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2024年3月4月5月の日記

毎月書いていた日記を三ヶ月もためてしまった。

3月は確定申告、いまさらいいますが3年分やっていた
5年は振り返って申告できるので
ためにためてしまった。そして全部還付金が返ってきた。
ありがたや。

インボイスに登録していたらこうはいかない。
インボイス、本当にこのままずっとなのだろうか。
国も得しない、納税者側も得にしない。
どこかのだれかのなにかだけが得している。
なぜ暴動が起きないんだろうって
友達に言ったらそんな気力も残っていないからだと思うと言われた。
本当その通り。
でもインボイス反対のデモでもあったら行きたい。本当に。

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4月は忙しかった。
仕事が山盛りな上に行きたいライブにも行き、
沖縄に行き、装画展に参加し、目まぐるしく日々送っていた。

沖縄がとても最高だった。
スレッズに詳しく書いたのだけれど、

沖縄本島の北側方面に行った。
金武という米軍基地の街にある
BBQショップの味が忘れられない。とても美味しかった。
川を上り滝に着いたり、
登山をしたり。ご飯もすべて美味しかった。

箱根の明神山も最高だった。尾根歩きの眼の前に富士山。
山登りにまた一歩ハマった感覚。もっと身体を鍛えて
もう少し歯ごたえのある山に行きたい。


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5月は
友達がやっている福島県白河市にある
「みず文庫」というところのイベントに行くことから始まった。
とても良かった。
そのまま展示をしてもらうことになり、来年もやろうと計画をたてた。
赤城山に登り、大阪で民博に行った。
民博の仮面の展示がありえないくらい素晴らしく
図録も購入した。

仕事も相変わらず忙しく
日々格闘している。

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そんな中、とにかく飼っている猫の団十郎「だん」を
病院につれて行ったことから
毎日がだん中心になった。

もともとお腹が弱く、
少し下痢気味の便をしていたのだけれど、
そういう体質か、とあまり気にしていなかった。

3月頃からまあまあそこまで仲が悪くなかった
同居猫の「きく」に対してひーとかフーとか唸るようになった。

この時点で病院につれて行けばよかった。


なんとなく気になっていたので
なんとなく病院を変えてに連れて行ったら
大病が見つかった。

ゆるい便は黄土色で色が薄い。
これは膵臓が悪い典型的な証拠だった。

腸内環境が悪く、それが膵臓や肝臓に波及してしまい、
腹水もたまっていた。

抗生物質と乳酸菌で様子をみていたのだけれど、
29日の夜、10回くらいの嘔吐。
次の日急患で病院で診てもらうと
膵炎の増悪期に入ってしまっていた。

ここからは3日間の点滴。
毎日通う。
数え切れないほどの薬を毎日何度も飲んでいる。

だんは
もともとイノセントとか無垢とか
そういう言葉がピッタリの稚気のある猫で
のほほんとして天真爛漫。
毛はどこか長毛種の血がはいっているのか
触ってみるとふわっふわ。
尻尾は短くたぬきのようにこちらもふわふわしており
手足も短く愛くるしい形をしている。
その上甘えん坊という
とてつもなく可愛い生き物なのだけれど、

このところイライラ鳴いたりしていて
だんらしくないな、と思っていたら、
そうか病気だったのか、気付かなくてごめん、
なんと悪いことをしたのかと思っている。


ここを脱して
まあ一生薬は飲み続けるにせよ、
また無垢でふわふわの
遊ぶときは集中しすぎて
虫みたいなかおになるだんに少しでもなればいいなと
おもっている。

今は寝てばかり基本いて
あまり元気はないけれど、
食欲旺盛で水もよく飲み、
トイレも自分でし、甘えてもくる
そこまで
悪い状況にはなく見える。

SNSになにか書こうにも
だんのことばかりになってしまうので
あまり書けずにいた。

6月の終わりには
快方にむかっていますように。



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2024年2月の日記

Threadsに日々の暮らしを書き連ねている。

Threads

見ている人も少ないし、
気楽に書いてしまっている。

そのせいかこちらをどうもおろそかにしてしまう。
もうこの日記も20年も書いているのだから
そのまま書き続けるのがいいのだろうと思う。

自分は流行り廃りはあるが
ほそぼそとなにかを続けることはできるのかもしれない。
と思うようになった。

基本的に怠惰であるし、めちゃくちゃである。

それでも高校の時から始まり、
もう30年の付き合いになる未だにちょくちょく会う友人が何人かいる。

一度好きになると基本的に嫌いにならない。
歌舞伎も将棋も自転車ロードレースも。
フジファブリックは一番最初にライブで見てから17年位経った。
ブランクがかなりあるけれど、熱心にライブに行くようになってからも
7年くらい経つ。

なんでも長く続けりゃいいってもんでもないけど、
居心地いいし、無理しないで続けているだけのことが多い。
この日記もだ。


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ビクトル・エリセの最新作「瞳を閉じて」を見た。

お恥ずかしながら、「ミツバチのささやき」を見たことがなかった。
前の日に英語字幕だけれど見た。

セリフがとても少なく、
基本的に子供の話なので
英語字幕でもだいたい理解できたのが嬉しかったし、
英語字幕でみても大変面白かった。

長回しで遠景のショット。
最小限でミニマルな表現。
セリフも削ぎ落とされている。

とにかくかわいい子供二人、
その背景にある複雑な政治状況。
何気ない描写なのに恐ろしいさが真横にあってひんやりとする。

とにかく素晴らしかった。

そして次の日見た「瞳を閉じて」
悪い話ではない。
おとぎ話のようなものだった。

でも「ミツバチのささやき」と同じ監督とは
思えないほど作風が変わっていた。
とても良く話す人々。丁寧すぎる描写の数々。

主人公は今のエリセ監督と重なるのだろうか。
いま彼はどんな暮らしをしているのだろう。
バスク地方のビスカヤ県出身らしい。
2019年に訪れたことがある。
あの世界遺産の大きな大きな橋の下で
生まれたのか。
とてもいいところだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

英語、やっと久しぶりにしっかり続けて勉強できるようになってきた。
オンライン英会話の会社を変えてつまづき、
コロナになってつまづき、一ヶ月くらい全くやらない時を経て、
徐々に元に戻れた。よかった。

とにかく単語が定着しない。
それが問題。

頭にある中学英語を
口に出せるか、
その訓練、練習、お稽古という感じ。

he is taller than meなんて
テストで間違えるわけがないのだけれど、
それが口に出て日常会話で使えるか、瞬時に
口にでてくるか、それだけだ。

今の英語もとてもひどい。ひどいけれど、
could I touch this?
みたいなのが何も考えなくても口から出るようなっただけでもよしとしよう。
目標が低すぎるだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年も花粉がひどい。
春の陽気になって
とても気持ちいい日でも
恐ろしくてジョギングができない。

涙と目のかゆさと鼻水がひどい。
毎日薬が手放せない。







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2024年1月の日記



あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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大晦日の夜に友人、夫と一緒にお寺に行き、
初めて除夜の鐘をついた。

除夜の鐘って、年またぎでつくのかと思っていたら、
新年明けてから和尚さんがつき始めてびっくりした。

わりといい音を鳴らすのは難しくて
力いっぱい叩くより
振り子の力で自然に任せたほうがいい音が出るのを知った。

帰ってきてからしっかり寝て、
元旦から池袋まで出張って
カレーフェアに行った。

元旦の東京は
天気がよくて
抜けるような青空で
暖かくて、
山手線も池袋の街もガラガラだった。

並ぶことなく好きなカレーを
夫とおのおの好き勝手に買って食べた。
「強い女」という店のカレーがともかくおいしくて
お土産まで買った。

東口にある、中華専門店で
色々買い込んでお茶までして
家に帰ってきてから能登の地震がおきた。
びっくりした。

2日は地域の銭湯の一番風呂に行った。
若い人もお年寄りもいてとても混んでいたけれど
なんだかそれがとても居心地良かった。

北陸の方々にも安らぎがありますように。

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1月27日、28日と茨城を旅行した。

フジファブリックのオタク友達と
フジファブリックのキーボードの人の実家に行く旅。

大洗で神社に行き、
白身のフライを食べて
竜神大吊橋でバンジージャンプを見て
お目当ての大子町につく。
大子町は
どこからも遠い山奥の小さな集落。

友人がレンタカーを運転してくれた。
今どきの軽のワンボックスカーの居住性の良さにびっくりした。

ひたすらゲラゲラ笑ってひたすら楽しかった。

お目当てのご実家のレストラン「くれしぇんど」
は何もかも素敵だった。
昭和の頃から続くすてきなレストラン。
ステンドグラスの傘の電球に
掃除の行き届いた店内。

美味しいご飯は
ひとつひとつ丁寧な味がして
とても心が温かくなった。

「とんかつラーメン」が名物と聞き、戦々恐々としていたけれど、
まあおいしい。
上に乗っているレモンがとても良く効いている。
レモンとラーメンのつゆがこんなに合うとは思わなかった。

友人とラーメンはシェアして
ハンバーグも食べた。
熱々の鉄板にじゅーじゅーいいながら
やってきたハンバーグの
ちょっと焦げた玉ねぎのおいしさ。

ここがキーボードのダイちゃん(とファンは呼ぶ)の
お店でなくても本当に素敵なお店だった。

翌日のランチまで食べた。
ドリアにクレープ。
付け合せのサラダのドレッシングから
クレープの飾りつけから全てウキウキわくわくした。












袋田の滝のライトアップをみたり、
メルヘンな雰囲気で統一された宿で
リンゴ風呂を堪能したり
とてもつもなく楽しい旅だった。

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あとはちょこまかちょこまかと仕事をしていた。
英語もちょこちょこと
また頑張りだした。
すぐさぼる。
さぼらないようにしなければ。





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2023年12月の日記


新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

元日と2日に
どどどんと震災や事故が起き、
更新しようしようと思っていた日記も
更新できずにいた。

というのも2023年は私にとって、
とてもいい年だった、という印象だからだ。
よかったよかった幸せだ、というブログをとても描く気になれなかったのだけれど、
本当にいい年だった。

どうか皆さんご無事で息災で。
それだけを祈っております。

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仕事が順調だった。
いつもと違う分野の仕事もチロチロ来だしたし、
雑誌の仕事も書籍の仕事もいただけた。
ありがたい。

結局一番うれしいのは
仕事が順調なことだ。
仕事が順調だと精神も安定する。

やりがいのある嬉しいお仕事がばかりだった。
本当に嬉しかった。

水丸さんが
「小さなカットも手を抜くな、そこを見てくれる人もいる」
というのを肝に命じている。
本当にその通りだと思うし、
小さなカットももちろん嬉しい。



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そして一年を通してコンスタントに山にも登った。
これは友達が毎回誘ってくれるので
継続できている。
雪山の丹沢から始まり、
大菩薩峠に金時山に川苔山に鋸山に筑波山、
ちょっと思い出しただけでも沢山出てくる。

12月は鎌倉アルプスに登った。
登ったというよりハイキングだったけれど楽しかった。

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フジファブリックのライブにも相変わらず行った。
くるりとの対バンと真夏の服部緑地でライブが特に忘れられない。

この間のサントリー生ビールのライブもよかったな。
たった四曲しかしなかったけれど
すごい満足感だった。

お笑いライブにも行き始めた。
お笑いライブは値段も安く、チケットも取りやすく、
とても楽しい。


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英語はかなりサボリ気味。
kiminiというのからnative campに変えてから
一気に遠のいた感。
1月からはがんばるぞ。

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未だに紙のスケジュール帳を愛用している。
無印のB5サイズのすこし大きいもの。

めちゃくちゃ携帯に依存している割にいろんなアプリで
日程管理をしてみても結局紙のスケジュール帳に戻ってしまう。
無いととてつもなく不便なので
本当は携帯にを使いたいのだけれど。
なんでなのかな。
見開きですぐわかったり、
メモを自由にいれられたり、
雑多なありとあらゆることを
勝手きままに書き連ねられるのが
大きいのかもしれない。


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年末年始は
生まれて初めて除夜の鐘もついた。

なぜか新年明けてから除夜の鐘をつき始める、という
不思議な方式だったけど
楽しかった。

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2024年も何卒よろしくお願い致します。




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2023年11月の日記

11月はとにかく仕事をしていた。
雪崩のように怒涛の量を毎日こなす日々。
いや多分売れっ子のイラストレーターはこの量をこなすのが普通なのだ。
むしろこれくらいが当たり前でもっとやっているのだろうな、と思う。

こんなに忙しくなると思っていなかったので
ライブの予定もバンバン入れてしまい、
仕事をしてライブに向かい、一目散に帰ってきて仕事の続きをする、そんな日々だった。
仕事がないとライブにもいけないし、
正直、こんな言葉にするのも恥ずかしいけれど仕事が生きがいなので
とてもありがたい日々だった。

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さいたまクリテリウムに今年も行った。

さいたまクリテリウムは、世界中の超有名ロードレーサー達が
日本にやってきてくれるお祭りのようなイベント。
毎年、さいたま新都心駅近くの巡回コースで
レースをする。
出店が出て、ご飯やビールを片手にわいわい応援する。

ポガチャール!セップ!!エガーン!なんて叫びながら応援するのは本当に楽しかった。
キワキワギリギリまで
攻めた走りで目の前を通る選手たち。
この中に新城幸也選手がいるのがまた嬉しい。

一年間TVの中で見てきた遠い異国で繰り広げられる
ロードレースが目の前で本当に生きている人として登場する不思議。

毎年のお楽しみだ。

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友人のお子さんが日芸の演劇学科に通われていて
卒業公演をするのというので見に行った。

私は日芸卒なのだけれど、私が通っていた頃の校舎は跡形もなく消え去り、
新しい校舎がそびえ建っている。

1,2年が所沢校舎、
3,4年が江古田校舎だった私達の頃と違い、
いまは所沢校舎もない。
どちらかといえば所沢校舎のほうが馴染みが深いので感慨深い。

しかし、憧れて憧れて入った日芸で
あまり友達ができたわけでもなく、活発に活動したわけでもなく、
大学外の友達と劇団を作ってほとんどその友達と一緒にいた。

大学時代の思い出といえばその友達たちとの思い出だ。
そしてその時の友達とは今も仲がよい。

卒業公演は、私が居た頃と変わらぬ佇まいでびっくりした。
もう卒業して20年くらい経つのに。
あのころの卒制をありありと思い出せるほど変わっていなかった。

友人のお子さんは、透明感あふれ、不思議な存在感で
顔も小さく肌も白く、女優さんとして魅力的でとても素敵だった。

就職先が決まっているとのことだけど、
時々舞台をやるのなら見に行ってみたいなあ。

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ヨ・ラ・テンゴのライブが素晴らしかった。
quietパートとloudパートの二部構成。

3人でやっているとは思えないほどの音の厚み。
とにかく後半が圧巻だった。
ギターの轟音が爆音で鳴り響く中に身を委ねる至福の時間。
メンバーがみな60才過ぎとは思えない。
繊細なのに強くて
哀しいのに大轟音。
とにかく格好よかった。
5000円もするペラッペラのTシャツまで買ってしまった。

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ウエストランドの単独ライブやら単独ライブの反省会やら、
色々行った。どれもみな楽しかった。

井口さんという人ははたからみると
悪口の権化で怖そうで
癖がつよくて
馴染めない、と思う人もたくさんいるかもしれないけれど、
見ているうちに
だんだん可愛く思ってきてしまうので不思議だ。

後輩に人望がなく、後輩もあきらかに軽んじいじっている様をみると
怖い人では無いんだろうなと思う。

単独ライブの井口さんは無敵だった。
横でカチカチでセリフやらなんやら飛ばしてとちりまくる河本さんを
ことごとく笑いに変えて行く。

馬の真似とかして「ひひんひひん」としか言わない時間とか、
しつこくジェスチャーを繰り返す時間が抱腹絶倒だった。

ファンに対しても「僕が偉くて、古参も新規もない、ファンは皆平等」と
口を酸っぱく広言しているだけあって、
客席も居心地が最高にいい。

ナルゲキにお笑いを見に行くと若い女の子が大半で
出演者の出てくる前に髪の毛を整え、キラッキラにして席にすわっている方がたくさんいるのだけれど、

ウエストランドの客層は老若男女まんべんなく座っている。
熱心な男性ファンもいれば若い女性ファンもいる。
それもまたとてもいい。

悪口を聞いているだけでストレス発散になってスカっとする。

こんなにTVにでているのに
こんなに舞台にも立っているのにも驚愕する。

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フジファブリックのライブも相変わらず行く。
バッキバキの演奏とふにゃふにゃしたMCのギャップ。

対バンライブに行くと、
フジのお客さんとの距離感とか盛り上げ方とか
演奏とかMCとかどれも好きだなと実感する。

来年の20周年記念で、デビュー日に行う渋谷公会堂(ラインキューブ渋谷)のライブのチケットが全く取れない。
それだけ人気があって賑々しいのは嬉しいな、と逆に思う。

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久しぶりに洋服を買った。ユニバーサルティシュのサンプルセール
コロナ前はいつもここですべての洋服を補っていた。
コロナ以降は初だ。
ズボンとサロペットと、カーキ色のトレンチコート。
いい洋服を買うととても気分がいい。
嬉しい。早速着ている。

ここの洋服は私のようなお尻が大きく
もっちゃりとした体型もカバーしてくれる驚きのカッティングでとても
ありがたい。買えて嬉しかった。

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筑波山に登山に行った。
毎月誘ってくれるのが本当にありがたい。
自分では面倒くさくて絶対行かなくなるから
友達に感謝。

とーにかく筑波山は混んでいた。
駅から筑波山へ向かう
行きのバスも帰りのバスも
混みすぎてギューギュー詰め。立っているのもやっとなほど。

登っていても頂上付近は長蛇の列で
登るにしても渋滞が起こる。

頂上もこれまた大混雑だった。


それでもとても天気のよい温かい日で
真っ青な空の下、急登をガンガン進むと
ガンガン高度が上がり楽しい。

岩場のようなガレ道を進むと途中から
奇岩が立ち並ぶ楽しい観光のような登山になる。

女体山の山頂を過ぎた最初に見えた茶店に入ると
中まで入る人はなかなか居ないのか
存外にガラガラで快適。麓で買ったおにぎりと
茶店で注文したけんちん汁をゆったりした席で頂く。

男体山の頂上も制覇して
あとは天狗のように駆けて降りる。

ここ一年ほど毎月のように登山するうちに
下山だけはとてつもなく早くなった。
下山は早く行くほうが足に負担も少なく楽だと気がついた。
相変わらず登るのは遅い。

下山70分のコースタイムを50分で降りきり、
少し歩いて日帰り温泉へ。
リノベーションした日帰り温泉は
きれいで快適だった。

本能の赴くまま風呂上がりに注文した
クリームソーダときゅうり。
めちゃくちゃ緑。取り合わせの良さゼロ。

でもどちらもすごく美味しかった。




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2023年10月の日記

9月、よくコロナの中日記を書いたな。
どうやって書いたかも思い出せない。
まだまだ隔離生活の中だった。
そして9月、今となってはとても遠く感じる。

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10月は9月の終わりに罹ったコロナの影響でか、とにかくぼーっとしていた。
やる気スイッチがどこかにいってしまっていた。
コロナ後、ずっと続いたのは咳。今もすこーしだけ残っている。
空咳のような乾いた咳で、
一度すると長く続いて連続で出てしまう。
特に夜、仰向けで横になると出続けるのが辛かった。
市販のトローチなどを飲み続けるも
あまりよくならず、医者にまで行った。
いまものど飴が手放せない。

そしてもう元気!と思って外に一時間でも出歩くと
その晩、背中の奥からゾワゾワと嫌な感じが広がって
次の日一日動けない。そんなことの繰り返して徐々に良くなっていった。

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夫が
幸いにもコロナにならず、
美味しいごはんを作り続けてくれたのがありがたかった。
コロナ療養10日して隔離していた部屋から出ると、
家中がホコリだらけだった。

夫はそういうことには頓着しない。
居間に布団を敷いて寝ていてくれたし
頓着しないのはとてもありがたいのだけれど、
10日で家がこんなに荒廃するのか、と唖然もした。

元々掃除もあまりしない生活だったのだけれど、
コロナ後から、午前中に部屋中を掃除機をかけることが日課になった。
毎日掃除機をかけるなんて!
と思っていたけれど、
掃除機をかける時間なんてうちみたいな小さなマンションだと5分くらいで済む。
そしてクイックルワイパーのシートで気になったところを拭くだけ。
毎日するととても気持ちがいい。
普通の人には常識かもしれないけれど、
これがコロナ後、確実に変わったところ。

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TISの宮沢賢治のことば展に参加した。
「双子の星」という短編を題材にして描いた。
いつもと違う雰囲気の絵で
ええい、ままよ、と
ドキドキしながら出品したらわりと好評だった。嬉しい。
この短編、場面場面ごとに色々描いてみたい欲がむくむくと浮かぶ。
ちょっとずつ描いてSNSででも発表してみたい。

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今月は大好きなフジファブリックのツアーが始まったのに
チケットを持っていたのに行けなかった。
とても悔しい。久しぶりに浜松まで行こうとしていたのに。
悲しい。ツアーは東京公演だけなんて。

この頃お笑いにもはまって、
お笑いはただ座って見るだけなので
10月もちょこちょこ行ったのだけれど、
やはり音楽のライブとは別物だ。

お笑いももちろん大好きだしワクワクする。
でも一緒になって音楽に乗って踊って動いて
楽しむのが大好きなのだな、と知る。

21日にやっと対バンライブに行けて
なんかしらないけど泣けてきた。
そして今までにないほど疲労困憊した。
体力をつけねば。

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お笑いは
「RGがあるあるを言い続け、ウエストランドがあるなしクイズを出し続けるライブ」というのがすごかった。

その日は夜の9時から渋谷での開演。
体調も不安定だしな、とチケットを取っていなかった。
夕方、風呂に入り、夕飯も済ませてもまだ8時前、
行けるかも、といそいそそこから自転車に乗ってでかけて
当日券で見た。

行ってよかった。
多分これから先も思い出すようなすごいライブだった。

井口さんはその前から激務のため体調が悪く喉の調子が悪かった。

お客さんからお題をもらい、そのお題について井口さんが文句を言っている間に
RGさんが歌い、お題のあるあるを河本さんが考えて、河本さんの解答をRGさんが歌にのせて発表する、というライブだった。

途中から
井口さんの文句がすごいことに気がついたRGさんが歌うのをやめ、
尾崎豊の曲のカラオケの中、ピンスポを浴びて
井口さんが喉が引きちぎれんばかりに一人独白するステージになった。

スタンダップコメディアンのような、ポエトリーリーディングのような、
ただただ止まらない井口さんの独白に、だんだん会場はヒートアップして
歓声や拍手が止まらなくなって異様な雰囲気になっていった。
まるでフェス会場のよう。

最後に落とすオチは河本さんの発案をRGさんが歌う。
それも面白くて、井口さんの独白とは全く違ったアプローチですごかった。

河本さんはポンコツというのが定説だけれど、
最後にRGさんが
尾崎の卒業に合わせて
「こいつらこそが、M-1チャンピオン」と言っていたけれど
それをまざまざと見せつけられるようなライブだった。

ウエストランドを見に行くと
まったくどの舞台でも手を抜かない。
体調が悪かろうが喉が引きちぎれようが全力で挑んでくる。

おしゃれでスタイリッシュの対局だけれど、見ていてワクワクするしゾクゾクする。

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そして月末に奈良と和歌山に旅行に行った。
threadsに詳細を書いた。

Threads

奈良、仏像がどれも素晴らしかった。建物も素晴らしかった。
千年前の格好いいが本当に格好いい。
食べ物もどれも美味しかった。
最高の旅行だった。

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英語をまーるまる一ヶ月休んでしまった。
月謝6000円が何もせずに飛んでいった。
11月1日からまた始めた。
色々な蓄積が一ヶ月の休みで消え去った。
また1から出直しだ。







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2023年9月の日記

9月は暇だった。
ずっと続いていたひとつの仕事が終わるとすぐ次の仕事が来る、が途切れた。
振り返ると今年はずーーーーーっと忙しかったので、
まあそんな時もあるかと、気がせく思いもありつつ、この時期にしかできないことを、と事務作業をしたり、
ほったらかしにしていた歯医者に行ったりしているうちにポツポツ仕事が入ってきた。ありがたい。
本当にありがたい。

そしてそれにしても暑かった。
今年の9月は多分生まれてから1番暑い9月だった。
ここのところは、6月7月にはもう真夏のように暑く、9月には早々に秋の気配が早足でやってくるイメージだった。
それが今年は20日過ぎまで暑かった。これは
自分への来年の備忘録。

そして久しぶりに地元でお祭りが行われた。
小規模でちょうどいい阿波踊り。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソンと
毎回飛び入りで踊るのが楽しみで
今年は4年ぶりの開催ということもあり、喜びいさんで浴衣も着込んで踊りにも参加。

その数日後。
とうとうコロナに罹ってしまった。
たぶん祭りでもらってきてしまった。

今もまだ隔離生活中。
夫も一緒だったが奇跡的にかからず、料理やら洗濯やらゴミ出しやら全部やってもらっている。
ありがたい。ありがとう。ほんとうに。

夫の作る療養食が感動的に旨い。
幸い味覚は正常な模様で、
生姜ときゅうりを揉んだ漬物と、軽くゆがいたオクラのうめ和えに毎日命を救われた。
心の底からなんだか洗われるような心地がした。

出汁を引いたあんかけの粥や
薄口のうどん、ふしそうめん、
焼き鯵のほぐしたのや初物のいちじく。

丁寧で美味しいものばかりたべて、食欲のない時も
美味しく食べ終えた。

やっと涼しい秋風が吹き抜ける中、
隣から夫の料理支度の音が聞こえてくると
コロナの体調の悪い中、なんとも言えない心細さが癒された。

もうそろそろ隔離生活も終わるが、
噂の倦怠感があるな。無理せずノロノロ進んでみよう。
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2023年8月の日記

8月というのはどうも特別だ。
おとなになった今でも夏休みの特別な月の感覚がある。
そして単純なので
夏はとても暑いのに、何故かとても貴重で尊いものと
捉えているふしがある。

前半は仕事が忙しい上に久しぶりに風邪っぽくなった。
コロナ禍以降初めてだ。
コロナだったらまずいと思いひたすら家にいて葛根湯を飲んでいた。
仕事はありがたいことにたてこみ、量の多い作業をひたすらこなしつつ
先月くらいから手の痛みもあり、ただひたすら家にいた。

それでも近所の花火大会にでかけて
駐車場から花火を見たり、下高井戸シネマまでジョン・カサヴェテスの「ハズバンド」を
見に行ったりした。

そして17日〜19日まで長崎の島原、熊本と旅行し、
帰ってきてから仕事を片付けまくり、
後半は新宿の三井ビルののど自慢にで行ったり、
グッズなどの絵を担当している「おーいどんちゃん」の上映に行き、
フジファブリックのベースの人がやっている怪談を聞きに行ったり、
爆笑問題のいるタイタンライブを見に行ったり、
テルミンの演奏を見に行ったり、
駆け込み乗車のように毎日いろんなところにでかけた。

ウエストランドを好きになってから、
タイタンという事務所にいる方々にだんだん詳しくなったので
タイタンライブはとてもつもなく面白かった。
2ヶ月に1回、3800円で豪華な出演者のお笑いライブが見れる。
爆笑問題はもちろん、ウエストランドも頭空っぽになって嘘みたいに笑ったし、
シティホテル3号室にはぜひ売れてほしい。

そしてこの月末。

ようやく幸か不幸か暇になったので
歯医者に行ったり、必要な買い物に行ったり、
とうとうマンネリになったオンライン英会話を解約して
別の英会話を初めたり、
モデムの調子が悪いので
取り替えたりした。

モデムの取替ではまあ大変だった。
いまもその渦中といっても過言ではない。
ただ取り替えて終了じゃなくて、
取り替えたことにより
IPV4が使えなくなり、
IPV6という新回線になってせいで
アマゾンのfire stickが使えなくなったり
ホームページが見れなくなったり。。

まいにち色んなところに電話しまくる。
NTTもアマゾンも24時間対応で電話を受けてくれていることにびっくりした。

そしてそしてそうだ、と思い出してすいかを買った。
やっぱり夏にすいかを食べないと締まらない。
すいかってなんと瑞々しく夏としか形容できない味をしているのだろう。


この頃はスレッズに駄文を長々と投稿している。
まだまだ誰もいないSNSでこのブログと同じように伸び伸びしてしまっている。
よろしければそちらもどうぞ
Threads




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2023年7月の日記


今月は前半忙しく、仕事が終わりそうになると
また仕事が入り、という感じだった。

今年は本当にありがたいことに、
仕事が終わりそうになると次の仕事が入り途切れないで
やっている。
ありがてえ。まじありがてえっす。
本当に。このまま続くといいな。

SNSでフォロワーが沢山いるわけでもなく
ほそぼそと本当にほそぼそとやっているのに
本当にありがたい。

そのためにはもっと頑張らなあかんとも思っておりますです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

月の初めに、久しぶりに小嶋さんにお会いした。

私は若い頃、演劇をやっていて、
MODEという劇団のワークショップを高校生の時に受けた。
そのMODEのメンバーでとても素敵な役者さんなのが小嶋尚樹さんだった。

高校生の生意気な頃からとても優しく楽しくお話させていただいて、
大学卒業するくらいまで
何度かMODEの舞台に立ち、仲良くさせて頂いていた。
穏やかで優しい素敵な方。
もちろん演技も軽妙洒脱で嫌味がなくて
大好きだった。

ただいまご病気になりご自宅で療養されているという。
身体の自由が利かず、ベットに横になり、
パソコンに文字を打たれてそれ元に自動音声で会話をし、
胃ろうで栄養を取られている。

それでも10年ぐらいぶりにお会いした小嶋さんは
何も変わらず、筆談でユーモアたっぷり。
友人とお見舞いに伺ったのだけれど、
終始ゲラゲラ笑って過ごした。

とても格好いい。
またお見舞いに伺いたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年もツール・ド・フランス、欠かさず見た。
今年もめっちゃくちゃ面白かった。

ここからは振り返りの自己満足の備忘録です。

完全にポガチャルという選手と
ヴィンゲゴーという選手の2強の争い。

ヴィンゲゴーはディフェンディングチャンピオンながら
ユンボヴィスマという、ものすごく強いチームに所属しており、
チームメイトも実力派揃い。

それに比べてポガチャルは、もちろんチームメイトも強いのだけれど、
個の力が突出しているイメージだった。

それを覆したのが今回のツール・ド・フランス。

とーにかくヴィンゲゴーが強かった。
圧倒的だった。
個人タイムトライアルの
攻めに攻めた、怖い怖いコーナーリングと
稲妻のような走りに度肝抜かれた。

普段はなんだかちょっと暗くて、声も小さくて
大人しそうな見た目のヴィンゲゴーが攻めっ攻め。
すごかった。

それに対して陽なイメージで、いつも明るいポガチャルが
シーズン途中で手首の骨折もあったからかもしれないけれど、
山岳ステージで
ヴィンゲゴーにどんどん離されているときに言った
チームラジオの彼の言葉
「I'm dead. I'm gone」が印象的だった。

今年から、チーム内の無線がテレビ放送でも紹介されるようになり、
そこで流れたのがこの言葉。

今年を象徴する徹底的な瞬間だった。

他にも大好きなアシストのクフィアトコースキーが大活躍したり、
これまたアシストのセップクス選手が怪我をしたのは悲しいけれど、
双子のイエーツ兄弟が大活躍したり、
本当に面白かった。毎日やっぱりおもしろかった。

無念のリタイアになったカヴェンディッシュは引退を撤回しないかなあ。
来年もツールでまた見たいな。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

英語は相変わらず続けている。

基礎的な勉強は終わって、
ニュース・トピックのコースを受講し始めた。

このところのぬるま湯の受講から
ピリリっと一段階が上がって緊張感がある。
ためになるし、とにかく語彙力の向上に不可欠。
すぐ忘れるけど。

一年前だと考えられなかったくらい
私にしては英語がわかるようになった。

ツール・ド・フランスの中継は途中まで英語解説オンリーなのだけれど、
まあほとんどわからないけれど
ところどころわかるようになったし、
非英語圏の選手のインタビューはかなり聞き取れるようになった。

英語圏の選手でもめちゃくちゃ早口で沢山喋る選手でも
アダム・イェーツのような英語は本当に聞き取りやすい。

とにかく語彙が、そして使う力がまだまだ全然備わっていない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その他もろもろ、
野宮真貴が歌う盆踊りにでかけたり、
フジのツアーで大阪に行き、そのまま京都を観光したり、
奥多摩の百尋ノ滝まで登山したり、
不忍池でやっている野外音楽堂のお笑いを見に行ったり
「君たちはどう生きるか」を見てめちゃくちゃおもしろかったりしました。

始まったばかりのThreadsにて
色々長文で書いています。

写真は全国のBEAMS JAPANで名古屋展でコラボグッズのペンギンの
てぬぐいなどのイラストレーションを売っています
8/15までです。

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2023年6月の日記



毎年6月7月は10年ほど刊行が続いているシルバー川柳の
川柳の句の海の中に潜っている感覚でいる。

編集者の方から送られてきた選句をプリントアウトし、
布団の上でも歯磨きしながらでも
テレビをみつつもお昼を食べつつも
ひたすら眺めてうかんできたアイデアを
書き留める。

その繰り返し。
紙はいつのまにかボロボロ。

そこからラフを描くも当然
ラフにしたら全然駄目なんてことは
いつものことで
また振り出しに戻って考える。

点数的にはそこまで多くはないのだけれど、
とにかくアイデアを形にするまでが
大変で
他のことが手につかない。

当たり前だけど他の仕事もあるので
他の仕事もしつつ
だいたいの時間はうすらぼんやり
頭の片隅に川柳がある。

という日々で、
友達からの遊びの誘いも
断りまくり、
家にただいる毎日だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな中でも続いているのが朝30分のオンライン英会話。
どんなに忙しくてもずっと家にいるので30分は時間が取れる。
目標としていた一年間、ほぼ毎日やる!を
完遂し、ちょっと中だるみと伸び悩みを感じる。

未だにたどたどしさ半端ないし、語彙が本当にない。
同じオンライン英会話をずっと受講してきたけれど、
そろそろ他のスクールに変える時期が来たのではないかと感じる。

今のオンライン英会話は
フィリピンの先生のみ、
初心者むけ講座がメインなので、
ここからは色々な国の方とやるほうがいいのではと思う。

単純に言うとマンネリになってしまっている。
そしてすぐ色々忘れる。

ここで辞めてしまったら
とてももったいないので
いまが踏ん張り時なのを感じる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして週に3日は走っている。
こちらも気分転換にとてもよい。
本当に家にいるだけで
夫としか話さないので
ストレス発散にちょうどいい。

だいたい5キロくらい。
家から近所の大きな公園に行き、
帰ってくるだけで1時間くらいのスロージョグ。
これが気分転換にとてもよい。

この頃は本当に暑くなってきたので、
先日始めて夜走ってみた。
近所の大きな公園は
都内でも有数の有名な公園なので、
夜走っても、
同じ様に走っている人も多いし、女の子同士で散歩してたり
カップルがいたり、コーラスグループが練習していたりして怖い、
という感覚はないのだけれど、
いつものようにラジオを聞きながら走っていたら
同じところをぐるぐる回っていて
それがちょっと怖かった。
方向感覚が失われる感じ。
びっくりした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

snsをほんとちょっとだけ頑張りだした。
いままでのsnsは、友達とつながるもの、
友達に見られたら恥ずかしいからなんとなくちゃんと宣伝もしない、
みたいな消極的な使い方だったのだけれど、
そんな今更、って感じがして、
積極的に「タグ」をつけてつぶやいたり、
頻繁にログインしたりするのを心がけ始めた。

とあるデザイナーさんのつぶやきで
「気になったイラストレーターはリンクをコピーして
それをリストにしている」というのに付いていた画像を見たら、
ほぼTwitterのリンクだけをリストにしていて、
衝撃を受けてしまった。
そうなのか、Twitterで仕事相手を見つけているのか!!!
ひえええ。Twitter一番苦手なのに!
毎日アカウントに入らなならんなこれは、という感じ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

13年ぶりに冷蔵庫を買い替えた。
住んでいる区の助成金でエコな冷蔵庫に買い替えると
最大50%、十万円まで区で使えるポイントに還元、
というキャンペーンが6月末まで実施中、というのを聞いて
冷蔵庫を探し始めたのだけれど、
私達が探しているタイプの冷蔵庫で
その条件に当てはまるのは1社、2タイプのみ。

単身者向けのちいさな冷蔵庫なら
沢山種類があるのだけれど、私達のように大きめの冷蔵庫が欲しい人間にとっては
区のキャンペーン、そんな甘いもんじゃなかった。

環境に配慮したポイントが4つ以上付いた製品でないと該当しないのだけれど、
軒並みどの商品も3.9ポイントとか3.8ポイントとか微妙に下回る。

キャンペーンが該当する冷蔵庫は
なぜか一番上の段が機械のでっぱりが大きくて物が殆ど入らなかったり、
野菜室が真ん中にほしいのに一番下段だったり、
とにかく使い勝手がわるそう。

10万円ポイント還元されたって
もともと20万円以上する商品。
半額の10万円出すのも私達にとっては大層な出費なので、
15万とか出して、不満タラタラで
あんまり欲しくない冷蔵庫を安い、という理由だけで買うなら、
ちょっと高くても本当にほしい機能のついている冷蔵庫を買おう、
ということになって、結局区の助成金が全くつかない商品になってしまった。

冷蔵庫は前々からなんとなく冷えが弱かったり、小さいと感じていたり、傾いて閉まりが悪かったり、
ずっと買い替えたかったので
この機会にえいや、となんの恩恵も受けずに買い替えてしまった。

そして買った冷蔵庫。本当に快適。
野菜室がたっぷり大容量になったのが何より嬉しいし、
鮮度もかなり保ってくれる。

肉は冷凍しなくても専用のチルドルームに入れれば
14日間鮮度が落ちないのもいい。

いつもお肉はまとめ買いしているので、
まとめ買いしたのにぼんやりしていて冷蔵庫に入れたままで
冷凍し忘れて次の朝になってたり、冷凍するために他の袋に入れ替えたり、
毎回冷凍を解凍するのをすっかり忘れて
夕飯を作るのがものすごく面倒に感じていたので
とても助かる。

冷凍庫を占拠していた肉たちがいなくなり、
冷凍庫が広々したのもいい。

値段も大事だけど本当に欲しい物を買ってよかったと思う今日このごろです。


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2023年5月の日記




ゴールデンウイークから始まった5月。
今年は久しぶりにゴールデンウイーク味わいまくった気がする。

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蒲田のデパートの屋上で
ウエストランドと同じ事務所のタイタンのメンバー5組、
11時から30分ごと、3時まで合計5ステージ、
無料のイベントを行うというので
てくてく一人で行ってみた。
天気は快晴。
観覧車もある屋上で人工芝の上で座って見た。
30分は本当にあっという間。ウエストランド含めて
タイタンの芸人さん、とっても面白い。
特にシティホテル3号室というコンビがものすごく面白かった。
なんで売れてないんだろうシティホテル3号室…。

トイレに行ったりしている間に、
次の公演がすぐ始まり、
また終わったらジュースを買ってる間に次の公演が始まり、
と結局全部見てしまった。

見ているうちに
お客さんと芸人さんの間にも
親近感が湧いてきて、
「もうネタがほとんどありませーん」
とか言いつつ、全組全公演違うネタで
ずっと抱腹絶倒。これが無料で本当にいいのだろうか。
5公演終わったあとに芸人さんとお客さんの
走り抜けた一体感もすごかった。

天気もよかったし最高の休日だった。

5月半ばには「行列の先頭」という、爆笑問題や錦鯉、スピードワゴンに三四郎に
ぺこぱにランジャタイに。。とよしもと以外の大人気芸人さんが
沢山あつまるお笑いライブにも行って楽しかった。


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そして今年も友達とやっている刺繍ユニットfotsusevで
祖師ヶ谷大蔵にある器屋さんの一角に間借りして
珈琲参道という狛江の駅前にあるお寺の境内の一角での
イベントに参加。

風がものすごく強かったけど気持ちの良い休日。
fotsusevも細々とでも続けて行けたらいいなあ。

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仕事はそこまできつくもなく、でも
毎年恒例の仕事も入ってきて
だんだん緊張気味に。

毎年この時期はただただ頭を悩ませる日々が2ヶ月ほど続く。
毎年頂ける仕事があるなんて本当にありがたすぎる。

もう年末とか2年後とかに形になる仕事もちょこちょことあってありがたい。

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今月は山にも登れた。
山梨の大菩薩嶺。
一昨年くらいに夫と登ったときは晴れていて
気持ちがよかったのだけれど、
今回はまーーーーしろしろの曇。
それはそれで暑くもなく快適だし、
頂上にある
賽の河原が、霧に覆われて真っ白すぎて本当にあの世のようだった。
大菩薩嶺と言われるのもよくわかるような
あの世とこの世の堺のような登山で
これはこれで風情があっていい体験だった。

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自転車ロードレースも相変わらず見ている。

ジロ・デ・イタリアが本当に面白かった。
ジロ・デ・イタリアは21日間かけてイタリアを巡るレース。

まず初日に
大本命と言われる若手、レムコ・エベネプールが早々に
大差をつけて他を圧倒し一位になったので
ああ、今年の大会はもう終わったなと思ったら、
レムコがまさかのコロナ感染によりリタイア。

他の有力選手も続々コロナ感染でリタイア…
その上ずーーーと連日雨が振り続けるバッドコンディションで
落車も続発。怪我で本命の一人のテオ・ゲガンハートもリタイアしてしまった。

参加選手も170人くらいから120人くらいまでに減る中、
デレク・ジーとかベン・ヒーリーとか新たなスター選手も登場。

そしてツール・ド・フランスでも優勝したことがある
ゲラント・トーマス(通称G)と
ブエルタ・ア・エスパーニャで3回優勝したことがある
プリモシュ・ログリッチが1位と2位を争う展開に。

最終日の前日、タイムトライアル。(ひとりひとりが各々走り、タイムを競う)
30秒ほどの差をつけてGが1位だったのに、
2位のログリッチがひっくり返す逆転優勝。
ログリッチは自転車のチェーンが外れるというトラブルにも
見舞われたのに圧倒的な速さだった。

思い返せば3年くらい前、
1分くらい差をつけて1位だったログリッチが
2位のタデイ・ポガチャルの圧倒的な速さでやっぱり大会最終日の前日のタイムトライアルで
ひっくり返されて優勝を逃したことがあった。

それのまさに雪辱戦で見ていて鳥肌が立ってしまった。

Gもログリッチも大好きだけに
見ていて嬉しさとなんだか寂しさと両方が去来してしまった。

その上最終日は総合優勝とは関係ない、
スプリントステージ。
ここでもGは、違うチーム所属だけれど
古い友人で同じ国で今季引退を表明しているカヴェンディッシュという選手のアシストを
最後にするという格好よさ。
格好良すぎるよG!!
ということで
本当に面白いジロ・デ・イタリアだった。

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遊んでばかりだな、こう日記を書くと・・。
平日は誰とも合わず、ひたすら家にいて仕事をするくらいの
地味な日々が大半。
なんとこの5月でオンライン英会話が一年続いた。
レッスンの合計が298回。ほぼ毎日続けた。
たーだ続けているだけで全然まだまだなのですが・・

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最終週の土曜日には
蒲郡まで「森道市場」というフェスにでかけた。

すごくよかった。
備忘録的につらつらと書いてみます。

往復新幹線でこだまの安売り切符14000円くらいだった。
森道市場のチケットは5000円。
フェスとしては破格の安さ。

朝6時半東京発のこだまで豊橋へ。
快速電車に1駅のり蒲郡駅に9時くらい着。

ここで森道市場行きのシャトルバスに乗る。
少し並んだけれどすぐ乗れる。乗車券400円。
20分ほどで会場に到着。
みんなとにかくおしゃれなお客さんが多い。
めちゃくちゃ荷物もすくないし。
どうやってそんな少ない荷物で一日をやりすごすのだろう・・

と思いつつ10時に開場。

会場は
遊園地部分と連結するビーチ部分の2会場。
おしゃれな雑貨屋さんやごはん屋さんのブースももりだくさん。
入場券で遊園地の乗り物も乗り放題。

おしゃれな雑貨屋さんブースでそで山かほちゃんという
イラストレーターの友達にも会ってびっくり嬉しい再会も果たした。

友達とジェットスターに乗り、三半規管がやられたところで
MIZを見る。
やーよかった癒やされる。

くもり空で直射日光も少なく
海沿いなので風は涼しく快適。
美味しいご飯をたべたり、とにかくおしゃれな飲み物をがぶ飲みしたり、
椅子に座って休憩したり、寝転んだり
羊文学やペトロールズやハナレグミをみたりしているうちに
トリのフジファブリックへ。

空が夕暮れにさしかかり、とっぷり日が暮れる中での
ライブは最高だった。
気持ちよかったー。楽しかったーー。

8時のライブ終わりで、新幹線の終電ギリギリなので、
三河大塚駅まで20分ほど歩く。
なんとか乗れて9時17分豊橋発の新幹線で帰った。

とにかくたのしくてお店もよくて
ほどよくて快適なフェスだった。
また行きたい。また行きたい。







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2023年4月の日記



3月が忙しすぎで4月はわりと時間があったので
乳がん検診へ。

3年前に精密検査がひっかかり、大きな病院にかかって生検をして
異常がなかったことですっかり安心して、その後ぼんやりし、
3年検査を放置してしまっていた。

まず、かかりつけのお医者さんに行ったら
もう乳がん検診をしていた先生は引退して
娘さんが医院を引き継いでいた。
普段は乳がん検診はもうしてないのに、
とプリプリ怒涛のごとく怒られながら
検査。引退したことはハガキで伝えましたよ!と
念をおされる。。すみません。

結局精密検査をした大きな病院にもう一度行くように紹介状を書かれる。

大きな病院では、悪さするようなものでもないし、
区のマンモを毎年から2年に一度やるように言われて検査は終了。

なにげに身近にも乳がんになった方はちらほらといて
わりとドキドキしているわりに、
3年も放置してしまった。
というか2020年って3年前なのか…コロナですっかり
感覚がおかしい。とりあえずがん検診にきちんと行こう。


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ある日、Twitterを見ていたら
ウエストランドの井口さんが
「来週の平日の昼間にライブをします」と告知していた。
その30分後からチケットが販売されますとのこと。
30分後?!今たまたまTwitterを見たからわかったけども!
それも夜の11時から販売スタート!!

今までバンド界隈でしかチケットを取ったことが無かったので
全く違う文化なのだけれど、

お笑いは、
告知して三十分後にチケット販売、
来週がライブ、という恐るべき短いスパンでもイベントが開催される模様。
その上開催は平日の昼間。値段は1500円!安い!

フリーランスしか行けないんじゃないかと思いつつ、
打ち合わせ等もなかったので
急いでチケットサイトの会員登録をして
チケットを取った。
そしてチケットは完売。

すごすぎる。

ライブ会場は西新宿のナルゲキ。
東京医大の並び、新宿警察の前の横道を入った所にあるという。
あの辺り、実は何度も通ったことがあるけれど、
お笑いの劇場があるなんて全然知らなかった…。

行ってみたらキャパ150くらいの立派できれいな劇場。
映画館のようなフッカフカの席。
そして急いで取ったので最前列で見れてしまった。
出演はウエストランドの他にも
ママタルト、ストレッチーズ、さすらいラビー、ひつじねいりの計五組。

全部新作で各組2ネタずつ見られた。
オープニングで、とにかく新作だから完成度が低いし
ここで捨てるネタもあるから温かい目で見て欲しいと何度も念を押されたけれど
どの組もすごく面白かった。
そして当たり前だけどウエストランドでもうホント腹が捩れるほど笑う。

オール新作だから当たり前だけど
全然見たことがないネタばかりだし、行ってすごく良かった。

今月はもうひとつ、ナルゲキのフェスみたいなのがあって、
ウエストランドのソロライブが30分、あと15組くらいベテランから若手まで出るライブが
セットで3000円くらい、というこれまた破格の値段のライブも見に行った。

こちらも腹が捩れるほど笑う。
お笑い、今まで全然詳しくなかったし、今も詳しくないけど、
全然知らない扉を開くと、全然知らない文化と
エンターテイメントがあって、とても新鮮。
すごく楽しかった。
また行きたい。

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そしてフジファブリックのライブもあいかわらず行った。
たぶん最後の中野サンプラザ。19周年記念ライブ。
実は初めてフジファブリックのワンマンライブに行ったのも
中野サンプラザだった。

5月16日(金)

このブログ、もう19年もやっとんのかい・・驚愕。
これは2008年だ。

この時は一人暮らしをしたばかりで、
中野サンプラザまで自転車で行った。

この時から15年経ってもまだ同じ人達を見に行っている。感慨深い。

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青山のダズルで「装丁の仕事」展に参加した。
今回はもう12年以上続いている「シルバー川柳」シリーズの
一枚を展示。
他の原画もファイルに入れたら
ギャラリーの方に台を用意して頂いてしまった。
ありがたかった。
去年も今年も展示に参加できて嬉しかったです。

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「花束みたいな恋をした」という映画
を今更ネットの配信で見た。

私は坂元裕二さんの台本のものは、
ある時から、なんというか、
誰がでても同じというか
人物造形というより、脚本家の方が言いたいことを
役者さんに喋らせているだけ、という感じがして
(そんなの誰だってそうなんだけど)
そこまでハマらなくなってしまった。
今回の主人公二人がサブカルチャー好きなのは
とても理解できるし、言っている固有名詞のひとつひとつすべて
わかるし、こんなに文化的価値観の合う二人なら最高だし、
これを理想としている方が多いのもすごくわかる。

一番見ていて、ガーンとなったのは、というかリアルに凹んだのは
主人公の男性がイラストレーターを目指していて
とても素敵な絵(朝野ペコさん画)を描いているのに
3枚1000円で仕事をしているのに悲しくなった。

その上1枚1000円でしたよね?とLINEを送ると依頼主に
「ではいらすとやを使うので結構です」と断られてしまう。

1枚1000円でも安すぎる。
もう20年はイラストレーターをしているけれど、
未だに1枚1000円で描いたことは一度もない。
それが3枚1000円だなんて。
映画上の誇張された値段なのかもしれないけれど、
絶望した。
イラストレーターはこの値段で
どうやってご飯を食べて行けばいいのか。

あきらかに物価は上がっているのに、
始めた頃より原稿料は明らかに下がっている。

値段交渉は日々行っているけれど
なかなかうまく行かないのが現状だ。

話が映画から脱線した。
後半、主人公の男性が就職してから
サブカルチャーに一切興味がなくなるのがちょっとよくわからなかった。
うちは夫も私もサブカルチャー側の人間だし、
友達もそんな人しかいないけれど、
あそこまでにはならないかな…。と思う。

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SNS戦略?
戦略?じゃないけど
色々投稿中。

夫は食べ物専門の編集者で
日頃、エンゲル係数高すぎにより
貯金が一銭もないのだけれど、
そのあたりの食べ物のこと描けばいいのかな。と漠然と思う。
思うだけじゃだめだな。








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