2022年9月の日記

来月10月の末から久しぶりに個展をすることになった。
個展といってもとても小さなスペースの
10枚ほどの展示。

場所は福島県の新白河駅から車で10分ほどの距離にある
南湖公園の中にある小さな図書館みず文庫。

小学校、中学校、大学の同級生で
「むっちりみえっぱり」という名前で
演劇ユニットをやっていた時も手伝ってくれた
男友達がやっていて、「展示やらない？」と誘ってくれた。

友達が、福島で結婚してそれ以来10年ほど会っていなかった。
とてもおもしろい人で
女子にはわからない面白さで中学の時も
男子から異常に人気があった。

今回は彼とメールのやりとりをしつつ、
個展のテーマを決めた。

昔中学の卒業文集を作る際に、
友達が文章を描き、私がクラス全員分の拙い似顔絵を描いたことがあったので
今回もそういった感じで、

似てるか似てないかとか
有名か有名じゃないかとかは
さておき

私の身近にいる人だとか
影響を受けた人とか
歴史上の人物とか
小説の中の架空の人物とか
好き勝手に描く展示をすることになった。

タイトルは
「しってる人、しらん人」
友達がつけてくれた。
良いタイトルだ。

今月はその準備に追われていた。
しかしなんもまだ全然絵が描けてないのであります。
やばいのであります。

ちなみにDMの絵は私の兄です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

来月はもうひとつ展示がある。グループ展に参加します。

和田誠さんをテーマに「みんなだいすき和田誠」というテーマの展示

10月6日開催「91人のイラストレーターが描く　みんなだいすき和田誠」展 | ニュース |【東京イラストレーターズ・ソサエティ（TIS）】Tokyo Illustrators Society

ついこのあいだまで、
表参道に行けば、灘本唯人さんも安西水丸さんも和田誠さんも
つい先日訃報をお聞きした唐仁原教久さんも
本当によくお見かけした。

みなさん本当によくいらしたので日常となってしまっていて
貴重さ、ありがたさが薄れてしまっていた。
そんなことを思いつつ描きました。
神保町の本屋さんの2階で展示されるそうです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



ここ3年ほど、カレンダーを勝手に作って販売したり
営業ツールにしたりしていて、
今回も作ってみた。

来年の干支、うさぎをテーマにしようと思いついたのは
いいけれど、
どういう風に描いたらいいのか全然思いつかず、
毎日毎日考えまくり、
月の兎とか、うさぎとかめとか、イースターバニーとか、因幡の白兎とか
全部ひっくるめた水彩画を何時間もかけて描いたりしたけど
全然納得いかず、
クレヨンで描きまくってたら
これをカレンダーにしたらええんじゃないのか
となり、
こんな感じに仕上がってきました。

個展で販売予定です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自転車ロードレースはレムコの新時代がやってきてしまった。
なにもかも型破りで
ブエルタ・ア・エスパーニャでも
世界選手権でも一位になってしまった。2000年生まれ。
ポガチャルの一強時代が続くのかとおもってたけど
そうではないらしい。
来年はツールに出るのかな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月もフジファブリックのライブに行ったのです。
毎月のようにフジのライブに行ったと書いていて
自分でもアホかと思うのですが、
行くとやっぱりすごくよくて
病みつきになったままずっと病みつきであります。
今月の対バンイベントもめっちゃくちゃよかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月読んだ本
梨木香歩「エンジェル　エンジェル　エンジェル」
この一冊だけ。
おばあさんの時代と孫の時代を同時進行で描く。
　
初期の梨木香歩は
特に女性の持つ、痛い、汚い、目を背けたいところを描いていて
今回もそう。
この後の自由に描き始めた作風の方が好きだなと
思いつつもおもしろかった。

私の亡くなった祖母は明治生まれで、
信州の裕福な家に生まれた人だったので
ピアノも弾けたし、女学校にも通い
よく女学校の校舎から靴を投げて
兵隊さんに靴を拾ってもらう遊びをしていたらしい。

そんなことを思い出した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月も毎日オンライン英会話は続けていた。
今は中学3年生のカリキュラムのちょうど半分くらい。

ちょっとわかるように、話せるようになってきたかな
と思うと次の日全然だわ、を繰り返す。
しかし本当の初期の初期よりは変わってきたように感じる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

他にも歩くより遅い、「スロージョギング」なるものを始めました。
とてもいい。歩くより楽しい。
近所のでかい公園は色んな人がジョギングしまくっているのだけれど、
私はその中でひときわゆっくりゆっくり走っている。

公園の中にアスファルトで舗装された道路だけでなく、
芝生や植え込みの中にも小道が沢山あることを知り、
そこをひっそりと走っている。
時々ものすごい速さで本気のランナーに小道の中で追い抜かされてびっくりしている。