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2020年10月24日(土)

4月に更新してまた半年ほど経ってしまいました。
100枚描く、は途中ありがたいことに仕事が忙しくなってかなり滞り、10月終わりの現在65枚。
あと35枚。黄色信号が点滅してきました。
やばい。どうにかちょっと違う感じにしつつ100枚描けるようにしよう。と思っています。

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この頃ようやくSNSとの付き合い方もわかってきたというか、
無理しない、凹まない、見すぎない、気にしない。
ということがわかってきました。
(遅い)
昔から自分の好きなものが流行るということは
まずなく、
いつまでもマイナーであった自分でありますので
これくらいの感じがちょうどよいと感じています。

4月から変わったこと。
5月にiPadを買いました。
それ以来完全にラフはiPadで描くようになりました。

周りのイラストレーターを見回しても
かなり仕事のフィニッシュまでiPadでこなす人が
増えて来たような気がします。
みんなアナログでしか絵を描いていない人たちだったので
じつはひたひたとしかし確実にイラストレーションの
一つの転換期にきてるのかもしれない、
と思ってしまっています。

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コロナの中で、もともと家にずっといたのですが、
ますます家の中にいるようになりました。
実は地味にゆるゆる住んでいる部屋の模様替えをしています。

一番変わったのが仕事部屋で、
いままでは大量の本が収納しきれず、部屋の隅に
(いや隅ではなく部屋全体に)ただ床から直に山積みになっていたのですが、
棚を導入しすべての本を棚に入れることに成功しました。

いや、ここは本当にカオス、ひどすぎる、
と思っていた仕事部屋が
なんということでしょう。こんなにさっぱりスッキリするとは。
なんとなく部屋の淀んだ空気も
さわやかになったような気がしています。

そしてなんと、大好きな鈴木信太郎さんの絵が
ひっそりとヤフオクに出ていると
教えていただき、ひっそりと落札し、
今日、家にやってきました。


どれも素敵すぎる!
真筆かどうか本当のところはわかりませんが、
もし鈴木信太郎の絵でないとしても
ものすごく素敵な絵ばかりです。
みているとその場所にいるような
その空気を感じるような
それでいて抜けていてあかるくて
みているだけでニヤニヤしてしまいます。

下絵も多く、
むしろ下絵でこんな風に描いていたんだ
この部分をなんども描き直したんだ
ということがわかって楽しいです。
下絵を仕事部屋の自分の机の前と
トイレに飾りました。

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友達と「フォッセブ」という刺繍ブランドを立ち上げました。
私が図案を描き、友達が刺繍をしています。
オムトンという素晴らしい音楽ユニットをやっている
ミュージシャンでもある友達が、素敵な感性の持ち主で
最高の刺繍してくれています。

こちらで販売しています。
覗いてみてくださいませ。
OGPイメージ

fotsusev フォッセブ

イラストレーターが図案を描き、ミュージシャンが刺繍している趣味の店です。fotsusev フォッセブといいます。fotsusevという言葉に...

ハンドメイド、クリエイター作品のマーケットプレイス Creema

 


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そして久しぶりに沖田修一監督と一緒に仕事をしています。
「子供はわかってあげない」という映画が今年公開予定だったのですが、
コロナで延期になり、来年公開になってしまいました。
公開まで
映画の制作ノートを上げる、という企画なのですが、
本当なのか嘘なのか
ほとんど嘘だろ、嘘にしても面白すぎる、
というプロダクションノートです。
なんと前々回くらいにノートの中で
沖田監督が死んでしまいました。
最高です。ぜひぜひ読んでみてください、
OGPイメージ

https://note.com/tarundoruokita/m/mbbb2a7632d97">

カントク沖田の制作ノート 地獄篇

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この頃はずっと
ジロ・デ・イタリアとブエルタ・ア・エスパーニャという
自転車のロードレースを見ています。
去年ツール・ド・フランスを見出してから
すっかりはまってしまったロードレース鑑賞。
旅ができない今、
フランスやイタリアやスペインを旅行しているように
見られる自転車ロードレースは
とても楽しい。

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それからそれから
やっと
将棋棋士瀬川晶司さんをモデルにした映画
「泣き虫しょったんの奇跡」を見ました。
すごくよかったです。
淡々とそして丁寧に描かれていました。
特に、実際にアマチュア時代の瀬川さん相手に
プロとして将棋に負けた久保九段が、
映画の中でも負ける役で出演していたことに胸が熱くなりました。
久保さんの素敵な人柄を感じます。

あとあと、「柄本家のゴドー」も見ました。
父の柄本明氏が
息子二人に「ゴドーを待ちながら」という戯曲の稽古をつける、というもの。

実は大学は演劇学科卒で
ある時期まで本気で演劇をやっていた過去があり、
未だに演劇をやっている友達が多いので
この内容はとてもとても面白かったです。
柄本明氏の言っていることがなにも疑問がなく納得できることばかり
おっしゃっているのが印象的でした。

実は
大学4年の時に
柄本さんのプロンプターをやったことがあり、
身近でお会いしたことがあったのですが、今回改めて
丁寧に丁寧に役を掴んでいくというのがわかりました。
あの頃、勝手に緊張してドキドしていて
柄本さんの姿をきちんとわかっていなかったなあと
思いました。

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またもつらつらと長々と書いてしまいました。
フジファブリックも相変わらず大好きです。先日ようやく久しぶりに生のライブを
野外の空の下で味わいました。
11月のライブも楽しみです。



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