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2021年2月

2月6日の夜。
家人は出張で不在だった。
一人の夕飯ほど気楽なものはなく、
どうってことのない適当なものを割と早い時間に食べ、
珍しく風呂を沸かして湯船に浸かった。
まだ時間は早い。

今までずーーと夜型人間で過ごしてきた。
だいたい2時3時、遅いと4時に寝る、なんてことも珍しくない生活を
何十年も送ってきた。
そうすると、必然的に朝起きれない。
だいたい11時、酷いと12時。朝10時に起きれば自分では
びっくりするほどの早起きという認識だった。

そしていつも起きて、なんとなくもったいないことをしたなあと
思うのだ。起きた時点で午前中がもうない。

2月6日の夜、なんとなく思いつきで
明日は早く起きてみよう、と思い立った。
そしてそのまま起き抜けに近くの神社まで散歩しよう。

神社への散歩はコロナ渦になってから始めた。
近くには
大きな大きな鎮守の森を有する神社がある。
いつも行くのはお昼過ぎから夕方。
その時間でも十分森の木立の合間を散策するのは清々しくて楽しいのだけれど、
朝早く歩いたら
気持ちいいだろうなあと密かにあこがれていた。

よし、一日だけでも行ってみよう。

次の日朝7時半に起きて散歩にでかけた。

それから
3週間程経った。
雨の日以外、毎日朝起きて散歩するようになった。

熱い麦茶と、大好きなパン屋の食パン、それにクリームチーズのキリを塗りたくって、
神社の境内にある原っぱで
散々歩いたあとに朝食を食べるのが日課になった。

鳥の種類が沢山居ることにもきがつき、
ちょこちょこ調べるようになった。

全く違う日常生活を送るようになった2月だった。
別に一念発起したわけでもなく、
なんとなく思いつきだったことが
たまたま続いている感じだ。

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近くの薪窯で焼くパン屋さんが
無料で窯に、お客の家の鍋をいれてくれるサービスを始めた。

最初に奮発してホロホロ鳥を鍋に入れ持っていき、
今日はさつまいもをどっさり鍋に入れ
先程預けてきた。

いつも毎朝食べているパンはここのパンだ。

さつまいものできあがりが楽しみだ。

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1月の終わりに買った
ccd方式のスキャナは確かにいい。
感動して
心震える!という違いがあるわけではないけれど、
じわじわと、やっぱり
色味も自然でいいわああと滋味深く
味わう感じだ。

特に水彩などで紙自体がヨレヨレと
波打って居る時に
そのヨレヨレに干渉せずにスキャンできるモードがあるのが
とてもいい。大切に今のところ使っている。




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