木曽Now

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

星を散りばめたような・・・(Part 1)

2016年05月30日 06時18分50秒 | 日記

チョウやハチたちが
いつも訪れている
不思議な植物があります。
ヤブガラシです。
この日
てんとう虫の幼虫も
やってきました。

この蔓植物が繁り始めると
植物をおおい尽くし
光をさえぎり
藪を枯らしてしまうので
ヤブガラシと名付けられています。


ヤブガラシの花の花弁は
緑色で
咲いたばかりの時は
花盤(花托の一部が平らになってつきだしたもの)が
オレンジ色です。

花盤の周囲に
4本の雄しべがあり
中心に短い雌しべがあります。

オレンジ色の花盤から
蜜が出ています。


時間が経つと
花弁と雄しべは
落ちてしまい
雌しべが長く伸びてきます。
そのため
ローソクバナ
と呼ぶ地方もあります。

中心の花盤の色も
オレンジから
ピンクに変わります。

不思議なことに
花弁が散ってからの方が
蜜の分泌が
多いように思うのは
気のせいでしょうか??

この蜜の多さが
昆虫を集める秘密です。


最新の画像もっと見る

22 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヤブガラシ (tappe)
2016-05-30 07:51:58
厄介者というイメージが強いですが、こうして見せていただくとなぜか可愛げな感じがします。
雄しべの4本ろうそくから雌しべの大きなろうそくになる辺りとてもいい感じです。
また一ついいことを知りました。
返信する
ヤブガラシ (イケリン)
2016-05-30 08:24:53
おはようございます。
今日の写真もfukurouワールドですね。
一つの被写体を時間と日数をかけて追いかける。なかなかできることではありません。
テントウムシの幼虫こんなんですか、成虫の可愛らしい姿からは想像できません。

返信する
どこにでもあるような (屋根裏人のワイコマです)
2016-05-30 08:26:51
ヤブガラシ・・そんなに嫌われているほど
には感じませんが、この信州あたりにも
あるようです。花を見ている限り
可愛くて、虫さんたちと仲がよくて
形も蝋燭に似て・・いい感じですが
マクロの素晴しい写真に、興味は
尽きません
返信する
Unknown (kazuyoo60)
2016-05-30 09:08:20
ヤブガラシは、まだ退治できかねています。たまに見つかって引いています。
繁茂するから嫌われますが、絵になる花ですね。
蜜まで鮮明に写されました。
返信する
よく (はなこころ)
2016-05-30 10:01:26
表していますね。
名前。
字面を見ただけで、想像できます。

マクロにすると
ほんと、素晴らしいです。

・・はなこころ
返信する
Unknown (ばらりん)
2016-05-30 13:15:35
マクロの世界は楽しいですね。
違った世界に見えます。

最後の写真、蜜と言うからにはベトベトしているのですか?
お味は?、、、ウソウソ、舐めないで下さいね。
返信する
こんにちは~ (さいちママ)
2016-05-30 17:04:06
数年前から突如としてうちの周りで繁殖しています。
たぶん鳥とか落とし物したのでしょうね。
あれっと思った時には凄い勢いで蔓延っていました。
いつも敷地外ですが除草していますが無くなりませんーー。
うちの敷地にも出てきますので見つけると引き抜いていますが絶えることはないです。
ヤブガラシとはよくつけたものです。
他の植物は追いやられてしまいます。
こうして見ると可愛いものですが。。。(苦笑
厄介な植物です。
返信する
ヤブカラシの花 (ヒトリシズカ)
2016-05-30 17:56:12
fukurou0731さん

今回のヤブカラシの花は、視界には入りますが、確かにきちんと見たことはありません。
小さな緑色の粒とオレンジとの粒がなぜ、昆虫を集めるのか不思議でした。やはり、この粒は花なのですね。今回も理科のいい教材です。

子供のころは、公園の仕切り用の並木によく巻き付いて成長し、アゲハなどが来るので、よく待っていました。凶暴なスズメバチ系(?)も来る時があり、緊張しました。アオスジアゲハがよく来ていたような記憶があります。

公園の作業員の方がヤブカラシがまとわりつくと、すぐに切っていた記憶がありますが、またいくらか経つと、復活していました。
返信する
ヤブガラシ (mari)
2016-05-30 19:54:49
名前を知りませんでしたが、この花は見ています。

てんとう虫の幼虫、これは初めて見ました。
ビックリです…これがてんとう虫になるの?

普段見ているものも拡大すると、驚きですネ。
自然は綺麗で、偉大だと感じます。
返信する
tappe様 (fukurou0731)
2016-05-30 21:11:29
こんばんは。
まさしく厄介者ですね。
でも、植物それぞれ一生懸命生きていて、人間にとって都合が悪いだけなのですね。
でも、抜かなければいけないものは抜かなくてはいけない!
と言うことですね。
返信する

コメントを投稿