チョウやハチたちが
いつも訪れている
不思議な植物があります。
ヤブガラシです。
この日
てんとう虫の幼虫も
やってきました。
この蔓植物が繁り始めると
植物をおおい尽くし
光をさえぎり
藪を枯らしてしまうので
ヤブガラシと名付けられています。
ヤブガラシの花の花弁は
緑色で
咲いたばかりの時は
花盤(花托の一部が平らになってつきだしたもの)が
オレンジ色です。
花盤の周囲に
4本の雄しべがあり
中心に短い雌しべがあります。
オレンジ色の花盤から
蜜が出ています。
時間が経つと
花弁と雄しべは
落ちてしまい
雌しべが長く伸びてきます。
そのため
ローソクバナ
と呼ぶ地方もあります。
中心の花盤の色も
オレンジから
ピンクに変わります。
不思議なことに
花弁が散ってからの方が
蜜の分泌が
多いように思うのは
気のせいでしょうか??
この蜜の多さが
昆虫を集める秘密です。
雄しべの4本ろうそくから雌しべの大きなろうそくになる辺りとてもいい感じです。
また一ついいことを知りました。
今日の写真もfukurouワールドですね。
一つの被写体を時間と日数をかけて追いかける。なかなかできることではありません。
テントウムシの幼虫こんなんですか、成虫の可愛らしい姿からは想像できません。
には感じませんが、この信州あたりにも
あるようです。花を見ている限り
可愛くて、虫さんたちと仲がよくて
形も蝋燭に似て・・いい感じですが
マクロの素晴しい写真に、興味は
尽きません
繁茂するから嫌われますが、絵になる花ですね。
蜜まで鮮明に写されました。
名前。
字面を見ただけで、想像できます。
マクロにすると
ほんと、素晴らしいです。
・・はなこころ
違った世界に見えます。
最後の写真、蜜と言うからにはベトベトしているのですか?
お味は?、、、ウソウソ、舐めないで下さいね。
たぶん鳥とか落とし物したのでしょうね。
あれっと思った時には凄い勢いで蔓延っていました。
いつも敷地外ですが除草していますが無くなりませんーー。
うちの敷地にも出てきますので見つけると引き抜いていますが絶えることはないです。
ヤブガラシとはよくつけたものです。
他の植物は追いやられてしまいます。
こうして見ると可愛いものですが。。。(苦笑
厄介な植物です。
今回のヤブカラシの花は、視界には入りますが、確かにきちんと見たことはありません。
小さな緑色の粒とオレンジとの粒がなぜ、昆虫を集めるのか不思議でした。やはり、この粒は花なのですね。今回も理科のいい教材です。
子供のころは、公園の仕切り用の並木によく巻き付いて成長し、アゲハなどが来るので、よく待っていました。凶暴なスズメバチ系(?)も来る時があり、緊張しました。アオスジアゲハがよく来ていたような記憶があります。
公園の作業員の方がヤブカラシがまとわりつくと、すぐに切っていた記憶がありますが、またいくらか経つと、復活していました。
てんとう虫の幼虫、これは初めて見ました。
ビックリです…これがてんとう虫になるの?
普段見ているものも拡大すると、驚きですネ。
自然は綺麗で、偉大だと感じます。
まさしく厄介者ですね。
でも、植物それぞれ一生懸命生きていて、人間にとって都合が悪いだけなのですね。
でも、抜かなければいけないものは抜かなくてはいけない!
と言うことですね。