木曽Now

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冬眠します 今年一年ありがとうございました

2018年12月29日 08時01分35秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -9.1℃   昨日の最高気温   −5.1℃

木曽町新開     午前8時の気温  -7.0℃     今朝の天気   雪



今年一年

ありがとうございました。


本日のブログで冬休みに

入らせていただきます。


拙いブログに

ご訪問と温かいコメントを

いただいたことに

感謝いたします。


来年再開いたしましたら

どうぞよろしく

お願いいたします。


最後に

開田高原で今回撮りためた

御嶽山の雄姿を

ご覧ください。

 

どうぞよいお年を

お迎えください。

ありがとうございました。


本日コメント欄を閉じております。

 

 

 

 

 


安眠妨害! 集団越冬 

2018年12月28日 08時01分00秒 | 昆虫

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -8.4℃   昨日の最高気温   2.2℃

木曽町新開     午前8時の気温  -7.5℃     今朝の天気    晴れ

一晩で雪が

15cmほど積もり

一面銀世界だ。


暖かい冬が一転

大寒波!

日本海側は

猛吹雪とか。


ここ開田高原も

北風が強く吹き

時々雪が舞う

一日でした。


いっぺんに

ストーブの薪の量が増え

何度も薪を

運び上げました。


積んである薪を

下ろすたびに

たくさんの

テントウムシが

集団で越冬しているのを

目にします。


せっかくの安眠を邪魔して

申し訳ないのですが

家の中に入れたら

大変なことになります。


かわいそうですが

寒空に放り出すしか

ありません。


ひと仕事終え

外に出しっぱなしの

傘立ての掃除をしようと

動かしたとたんに

驚きました。


まあどうでしょう!

ものすごい数の

テントウムシです。


てんとう虫のサンバなど

可愛い代表のような

昆虫ですが

これだけの数を目にすると

背中が痒くなってしまいます。


それでは問題です!

この中に1匹だけ

テントウムシではない昆虫が

混じっています。

さてそれは?


よーく見ると

カメムシ君が

混じっています。


きっと居心地

悪いのでしょうね?!


色んな模様の

テントウムシがいますが

ほとんどがナミテントウという

一種類のテントウムシです。


日本庭園で見られる

松の木の腹巻き

「こも巻き」も

昆虫が集団で越冬する

性質を利用した

害虫駆除なのです。


寒さを避け

冬眠している

昆虫たちには

だまし討ちですね。(笑)


ちなみに傘立ての奥の

テントウムシさん達には

春まで寝床を格安で

提供することにいたしました。


虫の苦手な方

さぞ背中が

むず痒くなったことでしょう!

ごめんなさい。







オニグルミ ご先祖様は猿に?

2018年12月27日 08時05分07秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -3.6℃   昨日の最高気温   4.2℃

木曽町新開     午前8時の気温  -1.0℃     今朝の天気    晴れ

木曽や開田高原の

川沿いを歩いていると

一番目につく木のひとつが

オニグルミです。


もちろんこの時期は

裸樹で葉も実も

つけていません。


でもこの時期

オニグルミの木を

観察する楽しみは

冬芽と葉痕です。


先日のオオカメノキと

1位2位を競うほど

オニグルミは

人気があります。


未年(ひつじどし)に

年賀状の写真にするほど

大好きです。


私にはヒツジの顔に

見えるのですが

人によって

見え方は様々。


帽子をかぶったおじいさん

おさるの顔

ラクダの顔に見えると

言う人までいました。


クルミの実は

木の実としては大きく

脂質とタンパク質が

豊富に含まれています。


そのためリスや野ネズミの

貴重な食料になっています。


私たちのご先祖さまも

縄文時代から

貴重な保存食として

このオニグルミをたっぷり

食べてきたはずです。


ご先祖さま達も

オニグルミの葉痕を見て

猿の顔に似ていると

話題にしたのでしょうか?

(まだヒツジはいなかったでしょうから。(笑))



越後美人さん

リクエストで

クズの葉痕です。





氷点下12℃の朝

2018年12月26日 08時02分07秒 | 木曽Now

開田高原アメダス   今朝の最低気温 -6.9℃   昨日の最高気温 -3.5℃

木曽町新開      午前8時の気温 -3.5℃   今朝の天気      曇り(ちら雪)


昨日の朝は

冷え込んだ。

 

開田高原の最低気温は-12℃

ひさびさの氷点下10℃越え。

 

冷たいからと散歩は

休むわけにいかない。

 

午前10時

新地蔵トンネルの前の気温は

-5.6℃を表示している。

 

6000歩を目標に

歩き始めるが

めったにしない

手袋と耳当てをする。

 

そこかしこに

霜柱ができている。

 

大阪で子どもの頃

霜柱を見た記憶があるが

定かではない。

 

霜柱は地中の水分が凍って

先にできている氷を

上へ上へと押し上げるため

柱状の氷ができる。

 

上にある落ち葉や小石まで

持ち上げてしまう力がある。

 

しゃがみ込んで

写真を撮った後

わざと霜柱の上を歩く。

 

サクサク

シャリシャリと音がして

気持ちがいい。

 

その音が快感で

次々霜柱を見つけては

踏みつける。

 

まわりに人がいないことを

確認しながら

かなりの数の霜柱を

壊した。

 

70過ぎた

爺さんのやることかと

汚れた靴を見て

反省した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 


久しぶりの木曽馬 テレビ番組撮影中

2018年12月25日 08時00分30秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温    -12.0℃   昨日の最高気温   2.6℃

木曽町新開     午前8時の気温  -10.0℃     今朝の天気    晴れ


久しぶりに

木曽馬たちに

会いに行った。


見慣れぬ

黄色い旗が

立っていて

『風雲! 大歴史実験』

と書かれている。


厩舎まで行くと

1頭の馬に

しい鞍がつけられ

今まさにテレビカメラが

回っていた。


邪魔しないようにそーっと

放牧場にまわり

木曽馬たちと

再会してきた。


馬たちは

雪の上に撒かれた飼葉を

素知らぬ顔で

盛んに食べていた。


確か今年の6月ころ

NHKBSのドキュメンタリー番組

『風雲! 大歴史実験』で

「鵯越(ひよどりごえ)の逆落としの真実」を見た。


かの義経が

平家軍の背後を狙い

騎馬武者たちと

崖を駆け下り

奇襲したと言う

一ノ谷の戦いだ。


そのロケが

ここ木曽馬の里と

やぶはら高原スキー場で

木曽馬を使って行われた。


傾斜20度の坂は

何とか降りたものの

30度の坂は失敗。


「えいえい」と言う

かけ声をかけながら

坂の下に仲良しの馬を置き

騎手は体を後ろにそらし乗馬

30度の急坂を降りる

実験をする。


途中まで順調に

降っていた木曽馬だったが

坂の途中で

あえなく止まってしまった。


実験は失敗だったが

当時の源氏の馬たちなら

筋力があり可能だったと

結論付けていた。


木曽馬にとって

少々過酷な実験だと

思ったが

木曽馬の底力を

見た気がした。


今度は木曽馬を使って

どんな実験を

見せてくれるのだろう?


撮影中のため

番組内容は

聞けずじまいだった。

 


 


観察の木 オオカメノキ 

2018年12月24日 08時00分15秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -2.3℃   昨日の最高気温   5.3℃

木曽町新開     午前8時の気温  -2.0℃     今朝の天気    晴れ


散歩する道に

観察を続けている木がある。


季節ごとに何年も

写真を撮り続けている。

 

オオカメノキ

別名をムシカリと言う。


この時期

当然冬の寒さを

耐え忍んでいる。


コートやダウンも着ず

褐色の毛だけの薄着

裸芽(らが)で葉脈が

はっきり見えている。


中央の丸いのが花芽で

両脇の細いのが葉芽。


花芽と葉芽がセットで

ウサギの顔のようにも

見える。


オニグルミに次いで

人気の高い冬芽だ。


冬芽のすぐ下に

葉が落ちた痕

葉痕がある。


これもまた

動物の顔に見えるから

面白い。


3つの水や養分の

通り道(維管束)が

目と口に見えるため

顔に見えるのだ。


その顔も

葉痕によって

微妙に違う。


自分好みの顔を

探しながら写真を

撮っていると

時間を忘れる。


こんなことしているから

時間ばかり過ぎて

散歩が進まない!


 

 




 


再チャレンジ 妻籠宿へ

2018年12月23日 08時03分58秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温     0.2℃   昨日の最高気温   9.1℃

木曽町新開     午前8時の気温   0.5℃     今朝の天気    雨


先日妻籠宿に行ったが

途中から雲が広がり

妻籠宿脇本陣奥谷の写真は

断念した。


一昨日の晴れ予報に

再チャレンジをした。


メールでブロ友の

tenten-3さん

行かれるとのことで

向こうでお会いできるのを

楽しみに木曽を出発した。


妻籠宿についたのが

午前10時

少し早いので駐車場に入らず

馬籠峠の方まで足をのばす。


ここも囲炉裏に

日が射し込みますよと

聞いていたためだ。


一石栃立場茶屋に入ると

木曽節の方と違う方が

迎えてくださった。


囲炉裏そばに上げてもらって

数枚写真を

撮らせてもらった。


その間も数組の

外国人の方が通り過ぎ

流暢な?英語で

応対されていたことに

驚かされた。


いよいよ国の重要文化財

脇本陣奥谷の中に。


なるほど

こうなっているのか?!

明かり取りの窓から

囲炉裏に射し込む光が

美しい!


囲炉裏の正面には

何人ものカメラマンが

腰を下ろしている。


一番奥まで光が届くのは

お昼過ぎだそうで

まだまだ時間がある。


太陽が刻一刻と

移動していることが

実感できる。


お昼前に

tenten-3さんが到着され

挨拶もそこそこに

写真を撮り始める。


いつの間にか

相当数のカメラマンの

視線が囲炉裏の方に向く

シャッター音も

途切れることがない。


囲炉裏の火が

小さくなると

職員の方が

こまめに薪を入れ

炎を大きくしてくださる。


勢いよく燃え上がると

すかさずシャッター音が

鳴り響く。


午後1時前になると

ひとりふたりと

カメラをしまわれ

帰って行かれた。


御嶽山の朝焼けから

妻籠宿脇本陣奥谷の

写真まで

長い一日が終わった。



 




 




御岳山 朝焼けを撮る

2018年12月22日 08時01分12秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -0.4℃   昨日の最高気温   9.2℃

木曽町新開     午前8時の気温   1.0℃     今朝の天気    雨


久しぶりの晴れ予報

まだ木曽に来て

御嶽山の全容は

拝めていない。


朝6時起床

パジャマの上から

服を着こみ

寒さ対策をして

軽トラに。


開田高原

木曽馬の里につくと

カメラマンが6人ほど

スタンバイ済み。


間に割り込ませてもらい

指に吸い付くような

凍てついた三脚を立てる。


カメラの準備が整い

時計を見たら

朝焼けまであと3分。


氷のような手に

手袋をする余裕もなく

御岳山剣が峰から

焼け始めた。

(2018.12.21   6:55)


カメラ2台の

シャッターを

連続で切る。

(2018.12.21   6:56)


摩利支天

継子岳と順に焼け

ものの数分で

朝焼けは終了。

(2018.12.21   6:57)


一番遅くに来て

一番に後片付けをして

車に乗り込んだ。

(2018.12.21   6:59)




 


目標歩数6000歩に届かず

2018年12月21日 08時01分05秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -9.7℃   昨日の最高気温   4.7℃

木曽町新開     午前8時の気温  -6.5℃     今朝の天気    快晴


最近午前中は

青空が広がるが

夕方から夜にかけて

毎日のように雪が降る。


気温が高いせいか

デッキの雪も

降ってはとけての

くり返しだ。


午前中の散歩は

1時間6000歩を

心がけている。

 

ついつい

カメラを向けることが

多いせいか

4000歩前後

時間だけは1時間半ほど

かかってしまう。


積雪に負けないで立つ

ウバユリの果実も

まだ種を残したまま

綿帽子をかぶる。


ヒカゲノカズラにも

雪が積もり

ミニのクリスマスツリーのようだ。


針葉樹に積もった雪が

動物のあばら骨

のようにも見える。


雪と植物のコラボを

楽しみながら歩くため

時間ばかりかかり

目標歩数に届かない。


長靴をはいて

雪の上の散歩なので

しんどさは倍以上だから

よしとするか?!


 






一石栃立場茶屋  木曽節が響く

2018年12月20日 08時00分29秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -6.0℃   昨日の最高気温   1.5℃

木曽町新開     午前8時の気温  -3.5℃     今朝の天気    晴れ


昨日

朝から晴れていたので

写真を撮りに

妻籠宿に向かった。


19号須原宿を過ぎたころから

青空が消え雲行きが

怪しくなってきた。


南木曽町妻籠に着くころは

山に低い雲が垂れ込め

チラチラ雪まで

降り出した。


脇本陣の囲炉裏端に

斜光が差し込む写真を

ブロ友tenten-3さんに

教えてもらったので

出かけたのだが・・・。


急遽国道256号から

県道7号を右に折れ

馬籠峠に向かった。


馬籠峠から少し下ると

一石栃白木改番所跡(いっこくとちしらきあらためばんしょあと)がある。


伐採を禁じられていた

木曽五木の出荷統制を

行っていた場所だ。

 

平成19年から

中山道を丸3年かけて

歩いたのだが

もう一度訪れたいと

思っていた場所。


馬籠宿と妻籠宿の

ほぼ中間地点で

番所跡の横には

一石栃立場茶屋(いっこくとちたてばちゃや)があり

無料休憩所になっている。


江戸中期の建物で

中に入ると

人のよさそうな

ボランティアのおじさんが

先客の女性に

盛んに中山道の説明を

されていた。


ダルマストーブと

囲炉裏に火が入り

熱いお茶をいただき

生き返った。

 

おじさんに

中山道や土地の歴史のお話を聞き

その上木曽節まで聞かせていただいた。

 

木曽のナァー なかのりさん

木曽のおんたけさん ナンジャラホイ

夏でも寒い ヨイヨイヨイ・・・


観客はたった2人!

木曽路の山に

澄んだ歌声が

響き渡った。

(お蕎麦屋さんの囲炉裏)


途中大妻籠で

お蕎麦をいただいて

無事自宅まで

戻ることができた。

 

 

 

 


フィールドサイン  新しい雪面に

2018年12月19日 08時01分08秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -7.1℃   昨日の最高気温   0.6℃

木曽町新開     午前8時の気温  -5.0℃     今朝の天気    晴れ

昨夜のうちに

新しい雪が数cm

降ったようだ。

 

朝食後

除雪車の後始末

道路わきの雪かきで

汗をかかないといけない。


 

 

同じコースを歩く

凹凸の雪の上に

新しい雪が積もり

気温も低いため

美しい雪面だ。


車を降りたとたん

点々と続く足跡

カモシカだろうか?

牧場の方へと続く。


林の中に入ると

さっそく特徴的な足跡

これはお馴染みの

ウサギだ。

昨日つけた

自分の足跡も

消えかけている。


今度は何だろう?

それほど大きくない動物

子犬ほどの獣だ。


次はもっと小さい動物

脚の幅が狭すぎる。

体を引きずった跡まで

残っているが

何者かは分からない。


息を荒げて

道路に出ると

これははっきり分かる!

ホモサピエンス

しかも犬を連れている。


樹上の雪がとけて

落ちてこないほどの温度

プラスの1℃くらいだろうか?

歩いていると

汗ばんできた。





 

 


開田高原 雪の散歩道

2018年12月18日 08時01分10秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -3.1℃   昨日の最高気温   3.9℃

木曽町新開     午前8時の気温  -3.0℃     今朝の天気    晴れ


昨日の積雪は

およそ10cm。


車の出入りに支障はないが

除雪車が通ったあとは

道路と歩道の間に

雪の壁ができている。

 

この壁をスコップで

除かないと車が出られない。

 

朝からひと汗かいて

開田まで車を

走らせた。

 

御嶽山はあいにく雲の中だが

晴れているので

いつものコースを歩いた。

 

気温が高いせいか

樹上からの落雪

しずくで雪面は

あばた模様。

 

ひっきりなしに

帽子の上に雪が

落ちてくる。

 

動物の足跡

フィールドサインを

探すが凸凹面では

区別がつかない。

 

冬景色の中

ソヨゴの赤い実が

美しく輝いていた。




 


木曽に到着 雪の朝

2018年12月17日 08時10分05秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -1.1℃   昨日の最高気温    3.0℃

木曽町新開     午前8時の気温  -0.5℃     今朝の天気   曇り


昨日の夕方4時頃

木曽に着きました。

 

大阪とは違い

さすがに寒い!

 

到着時の気温1℃

室温も1℃でした。

 

心配した水回りも

凍結もせずすぐ温水が

出るようになりました。

 

暖房器具総動員で

家全体を暖めましたが

夜9時をまわって

ようやく室温が

15℃を越えました。

 

夜は上弦過ぎのお月様が

ぼんやり見えていましたが

雪が降り出し

寝る前には

一面真っ白でした。

 

朝は1年ぶりの

雪景色です。

これくらいなら

雪かきいらないかも?!




冬枯れと桜

2018年12月16日 07時16分59秒 | 日記

暖かかった大阪も

気温が下がりはじめ

本格的な冬の季節を

迎えた。

 

散歩道の公園

咲いている花も減り

冬枯れの風景が

目立ってきた。

 

エノコログサの仲間は

朝日に輝いて

風に揺れている。

 

葉が少し色づいているだけで

寂しげです。

 

あれだけ繁殖していた

セイタカアワダチソウも

完全に綿毛に変わり

銀色の穂が輝いている。

 

こんな風景を見ながら

歩いているとふと芭蕉の

旅に病んで 夢は枯れ野を かけめぐる

俳句を思い出す。

 

この句碑を見たのは

確か中山道大津宿の

義仲寺だった。


芭蕉もこんな寂しげな

冬枯れの風景を

見ていたのだろうか?


そんなことを

考えながら

歩いていると

嬉しい発見があった。


何が咲いているのだろう?

近寄ってみると

桜の花だ。


枯れ野の奥まったところ

1本だけ

ぽつんと植えられている。


まだ苗木のようで

支えの木の名札に

フユザクラと

記してある。


どうして今まで

気がつかなかったのか?


フユザクラは

秋から冬に咲いて

もう一度春に咲くと

聞いたことがある。


来春の楽しみが増えた。

 

 

 


今一度 サザンカ考

2018年12月15日 06時35分08秒 | 日記

いつもの散歩道ではなく

イチョウがたくさん

植えられている公園に

久しぶりに立ち寄った。

 

ここはもともと

大きな池があり

高校生のころ

飼っていた熱帯魚の餌

ミジンコを数日おきに

採りに来ていた場所。

 

今は市民憩いの公園

市のアリーナとして

プールや体育施設が

立ち並んでいる。

 

そんな公園で

大きなサザンカの木を

見つけた。

 

こんな大きな

サザンカあったけ?

見過ごすにも

ほどがあると思う。

 

サザンカについて

ブログで何度も

取り上げてきたが

出会ったサザンカに

敬意を払って

今一度サザンカ考。

 

サザンカは日本の固有種で

原種と言われるものは

一重咲きの白花です。


沖縄や四国

中国地方の温暖な

山地に自生しています。


寒さに弱い

秋の南国の花で

冬の寒さを耐え忍ぶ

北国の花だと言う

メージは

間違っています。


雪の降る地方でも

サザンカの花が咲くのは

ツバキなどと複雑に

品種改良が繰り返され

寒さに強い品種など

様々な園芸品種が

作り出されてきたからです。


自生地は

佐賀県吉野ヶ里町の千石山

山口県萩市の指月山

佐賀県久留米市の長岩山

愛媛県大洲市森山など

多くは天然記念物等に

指定されています。


学名は

Camellia Sasanqua

カメリアは人名

ササンクァは

日本名のサザンカが

元になっています。


原種ではありませんが

全国には

サザンカの巨木と

言われるものが

たくさん存在しています。


三重県松阪市飯南町粥見 

鳥取県倉吉市清谷

兵庫県篠山市今田町西方寺

大阪府羽曳野市野中寺

群馬県安中市松井田町中木

群馬県藤岡市中栗須

長崎県平戸市山野など

樹齢何百年のサザンカが

有名です。


植物園で

サザンカの原種を

調べておられた

学芸員の方の

資料を参考にしました。