木曽Now

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クマゼミの産卵

2018年07月27日 07時50分40秒 | 散歩道の鳥たち

大阪の最高気温

36.8℃

福岡県久留米市で

38.5℃でした。


 

散歩道の公園で

クマゼミの産卵が

始まっています。

 

クマゼミの雌は

枯れ枝や枯れ木に

産卵します。


電線や光ファイバーケーブルに

卵が産み付けられたと

ニュースになったこともありました。


どうやら

ぼろぼろの枯れた木より

滑らかでかたい物が

好まれるようです。

 

このクマゼミは

樹木の支柱の丸太に

産卵しています。

 

産卵管の先はギザギザで

錐のようになっており

お腹を細かく動かしながら

木に穴を開けて

その中に卵を産みつけます。 

 

移動しながら穴を開けて

卵を産み付けるので

産み跡が一列になります。


これからまだしばらくの間

産卵が続きます。



夏休みでブログ

しばらくお休みします。


狂い咲き・二度咲き・返り咲き?

2018年07月26日 06時34分14秒 | 日記

大阪の最高気温

36.9℃

山口県山口市で

38.8℃を記録した。

 

 

散歩道で

季節外れの花が

咲いている。

 

ひとつはシモクレン

3月22日

ブログで開花を

取り上げた。

 

開花から4か月

たくさんの葉の間から

紫色の蕾が顔を出している。

 

モうひとつの花は

公園の手前の藤棚

何気に見上げたら

フジの花が咲いていた。

 

このフジの花も

去年の4月26日

ブログで取り上げている。

 

大阪の異常な暑さで

狂い咲きをしたのだろうか?

 

帰ってネットで調べてみると

シモクレンもフジも

よく季節外れに花を

咲かせるらしい。

 

フジの小規模な二度咲きは

珍しくないそうだ。

 

枝先が風で痛んだとか

昆虫に葉を食べられたことなどが

刺激になって

二度咲きを起こすようだ。

 

シモクレンの返り咲きも

よくあることのようだ。

 

ちなみに

このシモクレンの花は

二日後開くことなく

枯れていました。


クマゼミの婚活

2018年07月25日 07時20分27秒 | 昆虫

大阪の最高気温

37.5℃

岐阜県美濃市では

39.3℃でした。

 

クマゼミの雄は

午前6時を過ぎると

鳴き始めます。

 

もちろん婚活

雌を呼ぶためです。

 

雄が鳴いていると

その声につられるように

雌がやって来て

雄の近くにとまります。

 

雄は鳴くのをやめて

やって来た雌の方に

にじり寄って行きます。

 

見ていると

ほとんどの場合

雄が近づいて行きます。

 

もうすぐ最接近と言うところで

お互いがとまります。

まるでお見合いを

しているようです。

 

最後に雄が動いて

雌に触れようとします。

 

多くの場合

雌が翅をブルッとふるわせ

飛び去っていきます。

 

雌が逃げないと

カップル成立。

めでたしめでたしで

V字型の交尾が成立します。

 

あとは

雌の産卵になります。

 

 

 


オオバナミズキンバイ 今年も大繁殖

2018年07月24日 07時09分29秒 | 日記

大阪の最高気温

37.1℃

埼玉県熊谷では

観測史上最高の

41.1℃を記録した。

 

散歩のコースを南にとり

川沿いを上流へ歩いた。

 

去年8月のブログで

取り上げた

オオバナミズキンバイが

咲いていた場所に向かった。

 

近づくにつれ

遠くからでも

繁殖しているのがよく分かる。

 

去年ブログをアップした後

NPO法人IVUSA

国際ボランティア学生協会から

連絡があり詳しい場所を教えた。

 

その後

オオバナミズキンバイは綺麗に

駆除されていたが

去年と同じくらいか

それ以上に繁殖している。

 

繁殖力が旺盛で

漂着した葉や茎の断片からでも

根を生やし成長するそうだ。

 

黄色の鮮やかな花は

なかなか美しいのだが

特定外来生物に指定され

栽培や保管

運搬などが禁止されている。


さっそく

東大阪市にメールで

駆除をお願いした。



 

 

 


クマゼミ 羽化ラッシュ!

2018年07月23日 06時26分00秒 | 昆虫

大阪の最高気温

35. 1℃

岐阜県八幡町では

39.8℃でした。


大阪では

朝6時を過ぎると

クマゼミが鳴き始める。


日に日にその鳴き声が

大きくなるようだ。


散歩でUターンする公園では

クマゼミの羽化が

ピークを迎えている。


ソメイヨシノの根元には

セミの幼虫が出てきた

穴がたくさん開いている。


枝の低い所では

空蝉が団子状態で

絡みついている。


雄の空蝉ばかりが目立っていたが

最近雌の空蝉も多くなってきた。

(雌の空蝉・産卵管が見える)


(雄の空蝉)


これから雌を呼ぶための

大合唱にも

拍車がかかるのだろう!


アメリカタカサブロウ 和洋折衷な名前

2018年07月22日 07時39分12秒 | 日記

大阪の最高気温

35. 6℃

鳥取市では

38.2℃でした。

 

散歩道の川の中に

アメリカタカサブロウの

花が咲いている。

 

在来種のタカサブロウと

同じく水田の雑草で

最近はアメリカタカサブロウが

増えていると聞く。

 

この2種の外見は

よく似ており

区別は種子でするようだが

あえて葉の形などから

アメリカとした。

 

シロバナタンポポの

ミニチュア版のような

可愛い花をつけているが

農家の嫌われ植物だ。


水の中の不安定な場所に

根を下ろしているが

先日の大雨でも流されず

早々と種子をつけている。

 

熟すと真黒くなって

ばらばらと川面に落ち

水の流れで運ばれていく

なかなか逞しい植物だ。

 

漢字で書くと高三郎だが

名前の由来は諸説あって

定説はないようだ。

 

アメリカ高三郎とは

和洋折衷すぎる名前だ。

 


キマダラカメムシ 今年も大発生!

2018年07月21日 07時09分07秒 | 昆虫

大阪の最高気温

37.1℃

兵庫県豊岡では

38.9℃でした。

 

朝の散歩中

クマゼミの大合唱の中

クマゼミのすぐそばで見られる

大型のカメムシがいる。

キマダラカメムシだ。


台湾から東南アジアを

原産地とする

外来生物である。

 

散歩のとき通る公園には

ソメイヨシノ

ケヤキやトウネズミモチ

トウカエデなど

植えられているが

特にソメイヨシノが

好きなようだ。

 

1770年に長崎で発見された外来種で

近年まで九州と沖縄にしか

生息していなかったのだが

2000年代に入って

中国地方へ分布を広げ

2006年からは岡山県でも

各所で目撃されるようになり

更には関西地方まで広がり

2010年には

東京での生息も

確認されているそうです。

(倉敷昆虫館・標本の紹介より引用)

 

今クマゼミもかなりの数が

羽化してやかましいくらい

鳴いているが

下手をすると

このキマダラカメムシの方が

多い気かもしれない。

 

この異常な暑さを

喜んでいるようにさえ

思うほどだ。


ヒイラギ 初めての果実

2018年07月20日 07時21分53秒 | 日記

大阪の最高気温

38.0℃。

京都市で39.8℃を

記録した。

 

こんなブログの書き出しが

いつまで続くのやら?

 

いつも散歩に出る時

植木の水やりをする。

 

ふと見ると

見慣れない果実が

できている。

 

ヒイラギの果実だ。

 

雌雄異株のヒイラギの

雌株をずっと探していたが

灯台下暗しで

拙宅にあった話は

去年の晩秋のブログ

書いた。

 

そのヒイラギに

果実ができたのだ。

 

花が咲けば果実が

できるのは当たり前だが

なにせ初めて見たのだから

驚きだ。

(雌株の雌花)


(雄株の雄花)

 

ヒイラギの果実は

ネズミモチの果実を

大型にしたような形

濃い紫色で

1cmはゆうにある。

 

どんな種子が

入っているのだろう?

 

果肉を取ってみると

大きな種子が

ひとつ出てきた。

まるでナッツの様だ。

 

毎年果実ができていたのに

気がつかなかっただけなのだろうか?

 

雌株が

自分の家にあることを

知らなかったのだから

無理はないか?!

 

 


ゴイサギ・コサギ 魚ゲット!

2018年07月19日 07時01分54秒 | 散歩道の鳥たち

大阪の最高気温は

37.0℃。

岐阜県多治見では

40.7℃。

暑いとしか言いようがない。

 

朝の散歩で

橋の下の定位置に

久しぶりに

ゴイサギがいた。

 

脚を水につけ

じっと水面を

睨んでいる。

よく見ると

大きなコイが

数匹泳いでいる。

 

小さな魚が近づくのを

待っているようだ。

 

水面に頭を突っ込むと

一発で小魚を仕留めた。

 

大きなコイは

驚いたように飛び跳ねて

逃げて行った。

 

しばらく行くと

今度はコサギが

魚を狙っている。

 

水に入ったとたん

小さな魚をゲット!

水草と一緒にくわえた。

魚を飲み込んでから

嘴を振って水草を外した。

 

脚を水につけてのエサ取り

涼しそうで羨ましかった。

 


ルドベキア 真夏に咲く花

2018年07月18日 07時10分51秒 | 日記

大阪の昨日の最高気温

35.8℃。

相変わらず

暑かった。


この暑さに負けないで

元気に咲いている

花がある。


ヒマワリを少し小さくした花

ルドベキアです。


中心部はヒマワリのように

茶色く花びらも

ヒマワリに似ている。


北アメリカ原産で

明治時代に日本に

鑑賞用として

持ち込まれたようだ。


特定外来生物に指定されている

オオハンゴンソウも同じ仲間で

学名からルドベキアと

呼ばれている。




 


第26番長安寺・第27番天寧寺・第30番多禰寺  西国四十九薬師霊場

2018年07月17日 07時22分58秒 | 西国四十九薬師霊場

今回は京都の北

福知山・舞鶴のお寺に

お参りすることにした。

 

第26番長安寺は

福知山市奥野部にある

臨済宗南禅寺派のお寺。

 

「丹波のもみじ寺」と呼ばれるほど

紅葉が美しいことで知られる。


なるほどお寺に至る

両側にはモミジの大木が並ぶ。


聖徳太子の実弟麻呂子親王の勅命による

創建と伝えられており

平安時代に造られた

薬師如来像が本尊。

樹齢600年の

イチョウの木が

とても立派だった。



第27番天寧寺は

福知山市大呂にある

臨済宗妙心寺派のお寺。


室町幕府4代将軍

足利義持の帰依を得て

隆盛を誇ったお寺だそうです。


境内は一面の芝生で

正面に立派な薬師堂がある。


薬師堂は1794年に建立され

禅宗仏殿の正規の形式をもち

京都府の文化財に指定されている。


ご本尊は薬師如来像で

天井には立派な雲龍図が

描かれている。

 

 

第30番多禰寺は先日の大雨で

お寺に通じる道路が崩落して

通行止めになっているため

お参りできなかったのが

残念でした。

 

福知山の最高気温が

38℃超えで

とても暑い一日でした。

 

 


クマゼミ 目はいくつ?

2018年07月16日 07時16分38秒 | 昆虫

大阪の最高気温は

26.1℃。

 

散歩道の公園で

クマゼミの

聞こえ始めた。

 

散歩道で

お祭りの幟が立つと

毎年鳴き始めるように思う。

 

まだまだ数が少ないのか

大合唱とまではいかない。

 

ソメイヨシノにとまっている

雄にカメラを向けたが

羽化仕立てか

じっとして動かない。

 

近くから見ると

なかなか複雑な顔をしている。

 

バルタン星人は

セミがモデルだと言う

噂もあるぐらいだ。

 

ところで

セミの両目の間に

宝石のルビーのような

3つの点があるのだが

これは何だと思いますか?

 

 

これは目

単眼なのです。

 

昆虫は大きな2つの複眼と

小さな3つの単眼を持つ種類が

多いようです。

 

特にセミやハエ

バッタなどの飛ぶ昆虫は

ほとんど単眼を持っています。

 

単眼は光しか感じず

飛行中の姿勢制御を

行っていると言われています。


ノウゼンカズラ 美しい蕊

2018年07月15日 07時21分09秒 | 日記

大阪の最高気温

36.8℃

ほぼ体温と同じ。

 

炎天下に負けずに

元気に咲く花が

ノウゼンカズラだ。

 

ノウゼンカズラの蕊は

とても美しい。

 

すべての蕊が

行儀よく花弁の上に

貼り付いて整列する。


真ん中で

まっすぐ伸びているのは

雌しべ。


両側に2本ずつ

合計4本寄り添っているのが

雄しべ。


さらに雄しべの先は急角度で

折れ曲がっている。


葯から花粉が

出ている時期には

雌しべがまだ成熟していない。


雄しべが萎れてから

雌しべの先が

鳥のくちばしのように

開き受粉する。

雄性先熟の花なのだ。


どうしてこんな

複雑な模様になっているのだろう?

と考えながら花の下を

いつも歩いている。

 


クガイソウ 九段重ねの葉

2018年07月14日 06時37分47秒 | 日記

暑いと言わないでおこう!

と決めていても

挨拶で出る言葉は

「暑いですね!」

になってしまう。

 

大阪の最高気温

34.7℃だった。

 

もう一日

木曽で撮った写真です。

 

散歩道で

クガイソウをたくさん

見つけた。

 

伊吹山に登った時

たくさんのクガイソウに出会って

感激したことがあった。

 

ここ開田高原では

草刈りの終わった農道で

生き残ったクガイソウが

たくさん見られる。

 

 

筒状で小さな淡紫色の花を

たくさんつけている。


花の先は4裂して

雄しべが突き出す。

 

花のつくりは

オオイヌノフグリと同じで

2本の雄しべが突き出し

真ん中に雌しべがある。

 

クガイソウの名前は

輪生する葉が

何層にも付く様子から。


先日取り上げた

コヒョウモンモドキは

この植物に卵を産み付けます。

 

 

 


カラスビシャク 懐かしい花

2018年07月13日 07時40分19秒 | 木曽Now

大阪はとにかく暑い!

昨日の最高気温は32.7℃

湿度は午前中60%を

超えていた。

 

今日も木曽の植物

と言っても

どこにでも普通に生えている

カラスビシャクです。

 

このカラスビシャク

大阪の拙宅で20年ほど

生き続けていた。


どこから紛れ込んだか

植木鉢の片隅から

顔を出したり

乙女椿の根元から

ひょっこり生えてきたり

神出鬼没の植物だった。

 

顔を見せなくなって

もう10年ほどたつ。

 

木曽の散歩道

耕作放棄地だろうか

草が生えた畑に

カラスビシャクを見つけて

懐かしくて写真を撮った。

 

カラスビシャクは

性転換をするマムシグサと同じ

サトイモ科の植物。

 

確かカラスビシャクには

雄しべも雌しべも

あったはずだと思い

仏炎苞から伸びる

ひも状の付属体の根元を

爪で割ってみた。


白っぽい雄しべが上部に

その下に

トウモロコシを小さくしたような

雌しべが現れた。

 

どんな昆虫が

この花に潜り込んで

受粉の仲立ちをするのだろう?

 

種子とムカゴで増えるそうだが

次回もう一度

観察してみたい。