木曽Now

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アベリア 昆虫酒場閉店間近

2018年11月30日 07時36分38秒 | 日記

たくさんの虫たちを

集めていた昆虫酒場

アベリアの花が

残りわずかになっています。

 

あれだけたくさんの

虫たちが集まって

賑わっていた

アベリアの花壇

今や閑古鳥が鳴いています。

 

11月末とは言え

季節外れの暖かさ

体の正面に陽を浴びながら

しばらく待って見ましたが

来客はゼロ

開店休業状態です。

 

ハナツクバネウツギの

名の通り

羽根突きの羽根に似た

萼片だけが目立っています。

 

中にはまだまだ美しい

花も咲いていますが

夏の盛りのような

香りもありません。

 

アベリアの昆虫酒場

今年は閉店間近です。


ヒヨドリジョウゴ 鳥を待っています

2018年11月29日 07時04分21秒 | 日記

街中の住宅の壁に

葉を落とした

ヒヨドリジョウゴの

赤い果実が目立つ。

 

この場所の

ヒヨドリジョウゴは

6月の弊ブログ

「ヒヨドリジョウゴ ユニークな花」

紹介した。

 

赤い果実ができるのを

楽しみにしていたのだが

今年の夏の暑さで

ほぼ枯れてしまった。

 

涼しくなって

久しぶりに見ると

二度目の花が咲いていた。

 

果実が実っているか

鳥に食べられてしまったかと

不安を抱えながら

昨日通ってみると

綺麗な赤い実が

迎えてくれた。


名前の由来は

ヒヨドリが好んで

食べるからと聞いたが

一番最初に食べつくす

実ではないようだ。

 

その証拠に山などで

結構遅くまで

ヒヨドリジョウゴの実を

見かけることがある。

 

ここのおうちの方は

どうしてヒヨドリジョウゴを

刈り取らず

残しておられるのだろう?

いつも不思議に思いながら

写真を撮らせてもらっている。


鳥にとっては無毒でも

人間にとっては有毒なので

注意が必要な実だ。

 
 

ヒイラギ 雌雄異株

2018年11月28日 07時02分35秒 | 日記

散歩していると

甘い香りが

漂ってくる。

 

ヒイラギの花の

香りだ。

 

ヒイラギの花には芳香があり

葉を魔除けとして使う

風習もあるため

家庭でよく植えられている。


ヒイラギは

雌雄異株なのだが

各家庭や公園で

植栽されているものは

ほとんどが雄株だ。

 

たくさん花が咲き

賑やかで美しいからだろう。

 

拙宅にある貧相なヒイラギは

数少ない雌株である。

山から小さい苗を母が

引いてきたそうだ。

 

雌株の花をよく見ると

子房が膨らんだ雌しべと

角のように突き出した

2本の雄しべが見えるので

両性花である。

一方雄株の雄花は

立派な雄しべと

真ん中にかすかに

雌しべの痕跡が

見られるだけだ。

もちろん果実はできない。

 

拙宅の雌株には

いっちょ前に

大きな果実をつける。

 

ちょうどモクセイ科の

ネズミモチの果実を

大型にしたような

色と形をしている。

 

ヒイラギと言えば

鋭いトゲで一度くらい

痛い目にあった経験が

あると思うが

老木になるにつれ

徐々にトゲは小さく

目立たなくなり

全縁の葉となる。


これは草食動物などに

食べられやすい時期には

トゲのある葉で身を守り

生長して大きくなると

葉を食べられる恐れが

少なくなるのでトゲを

作らないのだと

言われている。


全縁の葉については

nampooさんのブログ

「小説書いています」

で紹介されている。


ちなみに

クリスマスリースによく使われる

セイヨウヒイラギは

モクセイ科のヒイラギとは

別種でモチノキ科だ。

 


 

 

 

 




 



 

 

 


第44番神護寺・第45番三千院門跡

2018年11月27日 07時16分03秒 | 西国四十九薬師霊場

昨日に続いて

京都の有名なお寺です。

 

高尾山神護寺は

京都有数の紅葉の名所。

 

駐車場がいっぱいで

高雄・嵐山パークウェイの

駐車場に車をとめた。

 

いったん清滝川まで下り

それからの急な石段は

かなりきつかった。

 

平安時代

和気清麻呂が建立したあと

唐から帰国した空海も

14年間ここで

密教を教えたそうだ。

 

ご本尊は国宝の

薬師如来立像。

 

紅葉の盛りには

少し早いようだが

外国人をふくむ

観光客で賑わっていた。

 

 

神護寺のあと

京都・大原・三千院

恋に破れたおじんの一人旅・・・

三千院門跡にお参りした。

 

京都市内の渋滞で

大原に到着したのは

閉門ギリギリでした。

 

代々の皇子・皇族が

ご住職を勤めてきた

天台宗の門跡寺院です。

 

創建は8世紀

最澄が比叡山延暦寺を

造営する際に建てた

庵が起こりと

されているそうです。


ご本尊は国宝の

阿弥陀三尊坐像。


薬師霊場巡りのお参りは

紅葉シーズンを

避けるべきだと

反省した。

 


第41番正法寺・第42番勝持寺 西国薬師霊場

2018年11月26日 07時12分04秒 | 西国四十九薬師霊場

三連休を避け

連休前に正法寺と勝持寺を

訪ねました。

 

正法寺(しょうぼうじ)は

京都市西京区大原野にある

真言宗東寺派のお寺です。

 

長岡京の氏神

「大原野神社」の

向かい側にあります。

 

ご本尊は

鎌倉時代初期の

木造千手観音立像で

正面の顔以外に

両耳の後に脇面を有する

三面千手観音様です。

 

本堂前のお庭は

「鳥獣の石庭」とよばれ

動物の形をした石が配され

なかなかユニークな

お庭でした。



正法寺を出て

左手に細い山道を

かなり登ったところに

勝持寺(しょうじじ)があります。

 

平安末期の歌人

西行法師が出家し

庵を結んだと伝えられるお寺。


西行法師お手植えの桜

「西行桜」をはじめ

100本近い桜が

咲き誇る花の寺として

有名です。

 

伝教大師によって

刻まれたと伝わる

薬師瑠璃光如来様が

ご本尊。

 

京都市街から離れた

大原野なら

観光客も少ないかと

お参りしましたが

紅葉シーズンの始まりで

かなりの観光客で

にぎわっていました。

 

桜のシーズンに

また訪れたい

お寺でした。

 



花が咲き蝶が舞う一方で

2018年11月25日 06時52分18秒 | 日記

さすがの大阪も

ここ数日の寒さは

こたえるように

なってきました。

 

と言っても

昨日の最低気温は

5.6℃もありました。

 

公園を歩いていても

花が咲き蝶が舞う一方で

植物たちの

冬支度が着々と

進んでいます。

 

あれほど権勢を誇っていた

セイタカアワダチソウも

上部から綿毛の

お化粧をほどこし

始めました。

 

花の時は下から上へと

咲き進んで行った

ように思いましたが

綿毛のお化粧は

上から始まっています。

 

まずはお顔からと

言うことなのでしょうか?


散歩道のありふれた鳥たち 

2018年11月24日 07時13分30秒 | 散歩道の鳥たち

散歩道で出会う

いつもの鳥たちです。

 

一番賑やかなのは

カルガモたち。

 

今年は一度も

子ども連れの姿を

見ることはありませんでした。

 

木曽に行く頃から

徐々に数が増えだし

今では20~30羽

見られます。

 

アオサギは

いつもの川沿いの柵に

とまっています。

 

対岸からカメラを向けても

我関せず

時々鋭い目で

睨んできます。

 

スズメたちは

トウネズミモチや

ピラカンサの実を

ついばむため

集団でやってきます。

 

公園では

誰かがパンくずでも

撒いたのか

盛んにコンクリートの地面を

つついています。

 

もうすぐ冬

大阪と言えども

鳥たちにとって

厳しい環境に

違いありません。

 

元気で冬を

越してほしいものです。


ひっつき虫の花 元気に咲いています

2018年11月23日 07時48分10秒 | 日記

川沿いの荒れ地に

ひっつき虫の花が

まだ元気に咲いています。

 

多分コセンダングサだと

思いますが

自信はありません。

 

キク科の花ですが

黄色い管状花だけで

舌状花のないものが

多いです。


よく見ると結構美しく

可愛い花が多いです。


ところが

ある日突然のように

花の様子が一変して

厄介者に変身します。


花の終わったものを

割ってみたら

着々とひっつき虫の

準備が整いつつあるようです。

 

センダングサと言う名前は
 
センダンの木の葉に似ているから
 
命名されたようです。
 
 
 
 

大阪は暖かです。

2018年11月22日 07時25分43秒 | 日記

昨日の開田高原の最低気温は

-7.3℃

大阪が7.6℃。

 

その差が14.9℃

大阪は暖かです。

 

久しいぶりに

川沿いの道を歩きましたが

まだまだ秋の装いです。

 

ジニアの花が普通に咲き

ホシホウジャクが

何ごともないように

吸蜜に来ています。

 

モンシロチョウもまるで

春のように

飛び回っています。


ヒメアカタテハは

翅こそ痛んでいますが

元気に蜜を吸っています。

 

あまりにもの落差に

驚きながらの

散歩でした。


久しぶりなので

顔なじみの方と

話をする機会が多く

いつもの半分ほどしか

歩けませんでした。

 

またしばらく大阪から

お決まりの散歩コースで

代り映えのしない

お決まりの花や虫

鳥たちの様子を

アップすることになります。(笑)


木曽馬 つぶらな瞳

2018年11月21日 07時21分50秒 | 木曽Now

大阪に帰りましたが

今日も木曽からの

便りです。

 

木曽馬の里は

木曽馬の保存育成を

目的としていますが

木曽馬に触れたり

乗馬を楽しむことが

できる施設です。

 

駐車場の手前の

広い放牧場では

鼻をこすりつけるようにして

草を食んでいます。

 

柵から顔を出して

観光客に草をねだる

可愛い姿が見られます。

木曽馬は胴長短足で

まるでわが身を鏡で

見ているようで

恥ずかしいのですが

わが身と違うところは

とても人なつこく

つぶらな瞳が

可愛いところです。

 

ついつい顔をアップに

撮ってしまいます。

 

大きな瞳の中に

胴長短足のカメラマンが

写り込んでいます。(笑)


ヒカゲノカズラ 石松子

2018年11月20日 08時02分48秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -2.5℃   昨日の最高気温  7.9℃

木曽町新開     午前8時の気温  -1.0℃     今朝の天気   晴れ


開田の林内を歩いていると

ヒカゲノカズラが

たくさん生えています。


思い出深いシダ植物と言うことは

昨年11月の弊ブログで取り上げました。


今日はヒカゲノカズラの胞子を

ウォッチしてみたいと思います。


この時期ヒカゲノカズラは

胞子がたくさん詰まった

胞子嚢穂をつけています。


胞子は「石松子(せきしょうし)」と呼ばれ

丸薬を形よく仕上げるときや

リンゴなど果物の人工授粉のため

花粉の増量剤として

使われています。


さらに研磨剤

花火の発火剤にまで

使われます。


先日テレビを見ていると

米村 でんじろう先生の科学実験で

この石松子が取り上げられていました。


コップの中に水と石松子を入れて

流しながら火をつけると

石松子が燃えるため

水が燃えているように見えます。


また石松子は

とても撥水性が高いので

水に浮かべた石松子に

手を突っ込むと

石松子は手につきますが

手はまったく濡れません。


燃える性質や撥水性が

高いことから科学実験には

便利な材料のようです。


胞子を触ってみると

とても細かく感触は

サラサラスベスベで

何とも言えない触り心地です。

 



夏は去り 冬来る

2018年11月19日 08時01分30秒 | 星・星座

開田高原アメダス  今朝の最低気温  4.1℃   昨日の最高気温  11.4℃

木曽町新開     午前8時の気温  5.0℃     今朝の天気   曇り


「夏は去り 冬来る」

何のことだと

思いませんでしたか。


夜9時から10時頃

星空を眺めると

夏の星座が

西の空に沈みかけ

冬の星座が

東の空から昇ってきます。


北西の方向に

十字架を立てたような

はくちょう座

こと座が今まさに

沈もうとしています。

一方南東の空には

オリオンの雄姿が

昇り始めています。

 

よく夏の星座

冬の星座と言いますが

夏の星座は

夏の季節しか見られない

わけではありません。


実際には春先でも

この晩秋でも夏の星座は

時間さえずらせば

見ることができます。


夏の星座と言えば

6~8月の夏の時期

夜の8時から夜中ころ

南の空に見られる

星座と言うことになります。


一方北極星に近い

カシオペア座は

日本付近では

ほぼ地平線に

沈むことがないため

周極星と呼ばれ

北極星を見つける

目印になっています。


小学校4年の理科の教科書に

出てくる有名な星座です。


オリオン座より高い所に

5角形の星座が見えています。


一等星はカペラですが

もっとも北寄りにある

一等星なので

カペラを見る機会が

日本ではとても多いです。


日本よりもっと北へ行けば

ぎょしゃ座のカペラも

周極星として

一晩中沈まないはずです。

 



 

 


花に閉じ込められた蝶

2018年11月18日 08時02分40秒 | 昆虫

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -3.3℃   昨日の最高気温  10.7℃

木曽町新開     午前8時の気温  -1.5℃     今朝の天気   晴れ

昨日アップした

御嶽山の噴煙の写真

奥蓼科の横谷観音展望台から

同じような時刻に

ばらりんさん(須玉日記)

撮影していたので

紹介します。



今回木曽に来て

初めて出会った蝶が

ベニシジミ。


セイヨウタンポポが

気に入ったのか

離れようとしない。


近くを飛び回っても

すぐまたタンポポに

止まる。


夕方薄暗くなりかけた頃

開いている花に

まだ止まっている。


寒さが迫る中

今晩の宿を

ここに決めたようだ。


翌朝ブログに記載する

気温を見るために

表に出て驚いた。


花の中に頭を突っ込み

窮屈そうな蝶の姿に

思わす笑ってしまった。


タンポポの花が

夜は閉じることを

ベニシジミは

知らなかったようだ!


もちろん氷点下

動こうにも動けないはずだ。


1時間後

陽の光が差し込み

うまく抜け出せたのか

安心した顔で

花の横に止まっている。


その後

横の葉に移り

翅を広げて向ぼっこ

体温を上げているようだ。

散歩に出る時に見たら

もういなかった。

無事でよかったね!



 


紅葉を太陽に透かして見れば

2018年11月17日 08時02分11秒 | 木曽Now

 

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -3.0℃   昨日の最高気温  9.5℃

木曽町新開     午前8時の気温  -2.0℃     今朝の天気   晴れ

(2018.11.15  10:31)


冬枯れの道は

まるで眠っているようだ。


時折吹き渡る風で

目を覚まし

かさこそと

ささやき合う。

そんな中

太陽に照らされ

赤く染まっている

木の葉を見つけると

嬉しくなって

思わず駆け寄ってしまう。

特に

太陽に透かして見ると

その色合いが

一層引き立つ。


まるで葉っぱが

最後の力を振り絞って

輝いているようにさえ

感じる。

黄葉の葉も

美しい。

この葉の名前は?

なんて野暮なこと

知らなくってもいい。


オオムラサキ 今年も下りてきてくれました

2018年11月16日 08時00分31秒 | 昆虫

開田高原アメダス  今朝の最低気温  -4.4℃   昨日の最高気温  10.5℃

木曽町新開     午前8時の気温  -3.5℃     今朝の天気   晴れ


拙宅のエノキ

数十センチの鉢植えの苗を

大阪から運び

地植えしたもの

もう14年も前の話である。

 

二階の窓からのぞいても

エノキの方が背が高い。

 

今年もオオムラサキの幼虫が

冬眠のためエノキから

下りてきてくれた。

 

木の根元の落ち葉を

丁寧に一枚一枚めくると

ナメクジ型の幼虫が

寒さを避け眠っている。

 

数えてみると

目についただけで15頭

見つかった。

 

成虫の飛び回る時期

木曽に来ることができず

ガレージを飛び回る雄を1頭

目にしただけだった。

 

無事に冬を越して

来春芽吹きと共に

エノキを上り

もりもり食べて

また雄姿を見せてほしい。

 

これで拙宅は

ギフチョウの蛹

オオムラサキの幼虫

二種類の蝶の越冬地に

なっている。