え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

きっと、うまくいく

2013年05月30日 | コメディ
2009年 インド 170分 青春グラフティ
監督/ラージクマール・ヒラニ
出演/アーミル・カーン、R.マーダヴァン、シャルマン・ジョーシー
    カリーナ・カプール

(100点) 超オススメ!奇跡の完成度を誇るキャンパスコメディの痛快作!

言わずと知れた名門大学に型破りな新入生ランチョーが現れた。
そりゃもう学園大騒ぎ。
寮で同室となったファランとラージューは一緒にバカ騒ぎを繰り返して「3バカ」として札付きの問題学生となる。
鬼学長の怒りを買いつつ、ランチョーが鬼学長の娘に恋したりなんかしつつ、悩み多き青春時代を過ごす。
あれから10年。
僕らのヒーローであったランチョーは今何処に。
卒業以来消息のつかめないランチョーに会えると聞きファランとラージューは狂喜乱舞するが・・・。


アメリカ映画の都ハリウッドに対して世界最大の映画生産国であるインド映画の都をポリウッドと呼ぶらしい。
そんなポリウッドから珠玉の娯楽大作4本が連続公開。
いやこれが本当に凄い映画らしいのだ。
とりあえず歴代インド映画興行収入№1の「きっと、うまくいく」を観てみた。
いやいやいや、こりゃ凄い!!
上手い!!!
楽しいっ!!
3時間近い上映時間があっという間。
インドが超学力優先の競争社会でそのプレッシャーから若者の自殺者が世界一と言うことも知らなくて、そんなインドの社会問題も教えてくれつつ、単純に楽しい大学コメディーとして秀逸な逸品で、痺れた。
ミニシアターでのみの上映は勿体無いと思っていたら大型シネコンでも上映が始まった。
植木等の「無責任シリーズ」と加山雄三の「若大将シリーズ」を足したようなインド映画。
面白い面白い♪


(2013年5月シネマスコーレにて有料鑑賞)

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ぼくが処刑される未来

2013年05月28日 | SF
2012年 日本(東映) 87分 SF/サスペンス/アイドル
監督/小中和哉 脚本/長谷川圭一
出演/福士蒼汰、関めぐみ、吉沢亮、小西博之、神保悟志、寺田農

(30点) SFとしてもアイドル映画としてもゆる~い一本

平凡に生きてきた気弱な青年がいきなり逮捕なのだ。
そこは25年後の未来。
25年後に凶悪事件を犯したが、その時代は死刑が廃止されていた。
だけど25年前の本人なら殺しても構わないと言う事でまだ罪も犯していないし、なんのことか分からないうちに3日後に公開死刑が言い渡せられる。
そんなオロオロとしている青年に謎のハッカーが救いの手を差し伸ばす。
そんでもって美人弁護士も何故か合流して真犯人とコンピューター社会に一石を投じるために動き出す。


東映特撮ヒーロー物の主演俳優の違った魅力を発掘するシリーズ第二弾。
「仮面ライダーフォーゼ」の福士蒼汰が熱血高校生から一転がひ弱な若者に。
新たな一面が見られるが、果たしてファンはこんなオロオロするだけの主人公見て嬉しいのだろうか?
演技もゆるけりゃ、そもそも設定もゆるい。
犯罪を犯す前の犯人をタイムスリップさせて処刑したのに事件は無かったことになってないみたい。
よくわからん。
つまんないんだけど、その徹底したゆるさがなんか見れてしまうのだ。
しかも何故かラストはそれなりにホンワカしたりして。
いや1800円出して見る価値は無いよ!
出来の悪いセクシーVシネとかピンク映画からセクシー姉ちゃんとHシーンを排除したような映画。
なのに小中和哉監督のデビュー作「星空の向こうの国」とどこか被る。

意外と嫌いじゃない・・・。


(2013年5月レンタルDVD100円にて鑑賞)

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ハラがコレなんで

2013年05月27日 | コメディ
2011年 日本(ショウゲート) 109分 ドラマ/コメディ
監督・脚本/石井裕也
出演/仲里依紗、中村蒼、石橋凌、稲川実代子、斉藤慶子

(68点) 西部劇タッチの人情喜劇。惜しい!

アメリカに行ったはずの仲里依紗がハラボテで帰って来た。OK!
子供の頃から「粋(いき)」を心情に生きてきた彼女。OK!
黒人に棄てられたことは言わず実家には帰らず流れる雲についてきたら昔住んでいた長屋へ辿り着く。OK!
仲里依紗に「粋(いき)の美学」を説いた大家は寝たきりだった。OK!
寂れた長屋には幼馴染の大衆食堂があるのみ。OK!
みんな大変。
だけどOK!
どーんと構えていればそのうち風向きが変わる。
OK!OK!
そして涙こらえて仲里依紗は突き進む。OK!


強制的に見せられるレンタルDVDの予告編を見て気になっていた一本。
「舟を編む」の監督作品と聞いて借りることにした。
2013年5月現在、本当にハラがコレな仲里依紗がハラがコレになる前に撮った主演作。
四コマか数ページのナンセンス漫画を映画化したようなノリで奇抜なキャラによるエピソードだけでストーリーはたいしてない。そこが物足りない。
西部劇のようなノリは悪くないし、仲里依紗はカッチョイイし、こういうものだと思えば楽しめなくも無いがラストには感動したい私には物足りない。
この監督の作風なのかもしれない。
OK!
OK!なの?


(2013年5月レンタルDVD50円にて鑑賞)

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桐島、部活やめるってよ

2013年05月26日 | 青春
2012 日本(ショウゲート) 103分 青春/学園/群像劇
監督/吉田大八
出演/神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、東出昌大、山本美月

(100点) 学園のスーパースター引退に生徒それぞれがそれなりに困惑

学園のスーパースター的存在のバレー部のキャプテン桐島が部活をやめたらしい。
彼女も親友もクラスメートも知らない事態に動揺が隠せない。
仲良し四人組の女子グループに亀裂が入り、映画部はゾンビと化し、ストーカー女子はラッパを吹き、橋本愛は橋本愛は!!!
そして金曜、土曜、日曜、月曜、火曜・・・。
主役桐島本人不在のうちに生徒たちは右往左往。


今年に入って去年の映画ばかり観ている。
去年はあまりロクな映画を見ていなかったのだが、見逃していた映画がアタリばかり。
これも映画雑誌とかのベストテンで高評価だったので見た。
映画好きが好む青春映画だった。
やっぱり映画部の神木隆之介君に感情移入して見てしまう。
だから、橋本愛に特別な想いを抱き、そしてショックを受けるのだ。
まー、言うほど凄い映画でもないのだがジワジワは来る。
登場人物それぞれの視点で描かれる同時進行のオムニバスなので繰り返し見たくなるのでセルDVDが欲しくなったりはする。
出来れば特典で「生徒会オブザデッド」が入ってたら即買いなんだが・・・。


(2013年5月レンタルDVDにて鑑賞)

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舟を編む

2013年05月26日 | ドラマ
2013年 日本(松竹=アスミック・エース) 133分 ドラマ/コメディ/ロマンス
監督/石井裕也 原作/三浦しをん
出演/松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、池脇千鶴
    黒木華、渡辺美佐子、小林薫、加藤剛

(70点) らしくない役者の魅力は光る

辞書一冊作るのに平気で10年以上かかる。
そんな辞書作りに挑む大手出版の小さな部署に配属されたマジメ君が下宿先の孫娘に恋したりしつつ15年後になんとか辞書を作りました。
お、お、おしまい。


本屋大賞を受賞した原作の映画化。
見始めはすごく面白かった。
見終えた瞬間も「99点!!」と思った。
でも後から思うと面白い部分がない。そもそもストーリーがない。
てっきりマジメ君と女料理人の恋の話を中心に時代から取り残されたような辞書作りを描くものかと思っていたら、恋愛話はさっさと前半部分で終了。
あと、龍平とかジョーとかがあまり他では演じないような役を好演していてそれが良かったのだが、とくにチャラ男役のジョーが最高だったが、すぐいなくなる。
面白くないよー。
ところで、原作のせいかもしれないが男が妙に生活感の無いファンタジックな存在になってる気がした。それに反して、あおい、華、千鶴の3人のヒロインがどこか生臭い。でも、これがオバチャン、お婆ちゃんになるとまたファンタジックな存在となってキュート。
ラストショットに痺れる幕切れを用意してくれたら心捕まれたのだが、なんか、どっか惜しい一本。
加藤剛はカッチョいいねー♪
とりあえず今度原作は読んでみようかと思う。


(2012年4月中川コロナにて)

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図書館戦争

2013年05月21日 | SF
2013年 日本 128分 アクション/ロマンス/コメディ
監督/佐藤信介 原作/有川浩
出演/岡田准一、榮倉奈々、栗山千明、田中圭、福士蒼汰、石坂浩二

(79点) 岡田准一の小ささが光る原作どおりの一本

本は政府が規制するのだ!
悪い本は焼いちゃうのだ!!
メディア論理法がエッチな本とかバイオレンスな本とかそれらの単語が載っているだけの本とか、とにかく焼いちゃうのだ!!

ムキーッ!!そんな横暴なこと、この図書館が許さんぞ!
同じ日本で、軍隊と図書館が激突。
そんな中、図書館部隊に入隊したでかい女 榮倉奈々は小さい 岡田准一と対立していたが実は鬼教官の岡田准一こそ榮倉奈々の王子様だったのだ。
そんなコメディタッチの戦争バイオレンス。


本好きに絶賛されてベストセラーとなった有川浩の代表作をほぼ原作どうりに映画化。
もとがライトノベルなので設定に無茶があるが、こういうものだと思って観れば完成度は高い。
原作は読んでいたが面白いと思いつつも「良化法」の言葉の響きとかついていけない部分が多くあり一作目しか読んでない。
映画は良くも悪くも原作どうり。
キャスティングはなかなか見事。
とくに岡田准一の小ささが光る。これまで岡田准一が小さいと思ったこともなかったが榮倉奈々や栗山千秋など岡田准一以外長身の役者が揃っていて島田久作とか、岡田准一の小ささが映える。
小さいのにカッチョイイ♪
私がついていけなかった「良化」と言う言葉の響きもあまり気にならなかったが、逆に同じ日本で政府同士で殺し合う世界観の嘘臭さがやや気になった。
ライトノベルのくせにちょっと重い。
でも、まあファンは見るべきか。


(2013年5月中川コロナにて鑑賞)

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オズ はじまりの戦い

2013年05月21日 | ファンタジー
2013年 アメリカ(ディズニー)  130分 ファンタジー/アドベンチャー
監督/サム・ライミ
出演/ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、レイチェル・ワイズ
    ミシェル・ウィリアムズ、ビル・コッブス、トニー・コックス

(80点) オススメ! とにかく映像がキレイ!!

これは「オズの魔法使い」の前の話。
地方まわりの売れないマジシャンがアッチの女コッチの女に手を出して逃げ出して辿り着いたオズの国。
そこで予言の魔法使い間違えられ女同士の争いに巻き込まれアッチの女コッチの女にふらふらしているうちに羽の生えたサルと生意気な陶磁器嬢ちゃんと共に悪い魔女をやっつるのだ。


テレビCMの陶器の女の子が全然可愛くなかったので見るつもりはなかったのだが、監督が「死霊のはらわた」「スパイダーマン」のサム・ライミと聞いて見たくなった。
サム・ライミなら女が不細工なのはしょうがない。
でも見てみたらメインヒロインは確かにいつものようにアバズレ顔だったが、悪女がキレイだったし、意外と陶器の女の子が可愛かったので良かった。
しかしなんと言ってもオズの国の色彩が綺麗。
見逃さなくて良かった普通に楽しい一本。
70年以上前のただ楽しいだけの名作「オズの魔法使い」を見てからドーゾ。


(2013年4月中川コロナにてたぶん3D吹き替え版で有料鑑賞)



死霊のはらわた

2013年05月20日 | ホラー
1981年 アメリカ 86分 ホラー
監督・脚本/サム・ライミ
出演/ブルース・キャンベル、エレン・サンドワイズ、ベッツィ・ベイカー
   ハル・デルリッチ、サラ・ヨーク シェリー

(89点) 今見るとチャチだがスプラッターの金字塔

馬鹿な大学生カップルたち山小屋でキャンプ。
地下室で見つけた死者の書の封印を解いてしまい、お姉ちゃんは木にレイプされ悪魔に憑依され、学生らは次々と殺され怪物になり襲いいかかる。
ええい!友達も彼女も容赦なく切り刻んでバランバラン。
そんなスプラッタホラーの金字塔。


リメイク観たらオリジナルが観たくなった。
私のナンバーワン映画の一本なのでDVDは持っていた。
まともに観るのは劇場公開時以来かも。
スプラッタ展開するまで意外と時間がかかった。思った以上にチャチ。でもやっぱりどこか凄い。
低予算だからブスしか出てこないと当初は思っていたが、一連のサム・ライミ作品を観ていると女性の趣味の悪さが本物であることを再認識。
唯一きれいなネーチャンが真っ先にポスターの怪物になっちゃうし・・・。
これを観るとリメイクはかなりイイ線いっていたと思える。


(公開当時毎日地下、シネマAにて、2013年5月手持ちDVDにて鑑賞)

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死霊のはらわた リメイク

2013年05月10日 | ホラー
2013年 アメリカ(ソニー) 91分 ホラー/R18+
監督/フェデ・アルバレス 製作/サム・ライミ、ブルース・キャンベル
出演/ジェーン・レヴィ、シャイロー・フェルナンデス、ジェシカ・ルーカス
    ルー・テイラー・プッチ、エリザベス・ブラックモア

(60点) それでもホラーファンは観るべき一本

ジャンキーの妹を更生させるために若者男女5人がやってきた山小屋。
そこはかつて悪魔の書により悪魔が復活した場所。
よせばいいのにその本見つけちゃって開いちゃって呪文口にしたりして悪魔復活。
ジャンキーの妹に取り憑いて、まわりは禁断症状かと思っているうちにドンドン殺されていくのだ。


スプラッター・ホラーの金字塔「死霊のはらわた」がオリジナル版の監督と主演者によってリメイク。
頑張って作っているのは分かるが、奇跡的名作のリメイクは難しい。
正直、変な新要素を入れながらもオリジナルをなぞっているだけで全然面白くないのだが、それでもオリジナルのファンやホラー好きは観ておくべき一本。
なんか今ホラーって全然人入ってないらしい。
アイアンマン3観た直後で若干刺激が足りなくて丁度上映開始時間だったので観たのだが、平日の4時40分とは言え、客が私しかいなかった。
映画館で一人ぼっちで観るのは流石にひょっとするとはじめてかも・・・。
でも上映開始5分くらいで誰か入ってきた気配。
でも上映終了後振り返ると誰もいなかった。
エンドロールとともに帰ったのか、劇場スタッフが途中誰もいないのか確かめに来たのか、それともこの類の映画なので人間ではない何かが居たのか・・・。


(2013年5月中川コロナにて客一人?にて有料鑑賞)

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アイアンマン3 (3D吹き替え4DX版)

2013年05月10日 | SF
2013年 アメリカ 133分 アクション/SF
監督/シェーン・ブラック
出演/ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ガイ・ピアース

(80点) 若干長いが普通に面白い

人間爆弾で世界を恐怖に陥れるテロリストを敵に回し、なんだかお疲れ気味のアイアンマンは、それでもなんとか闘おうとするが邸宅壊されアイアンスーツもボロボロ。
地方で出会ったガキンチョに助けられたりしながら敵と戦うのだ!


日本初のジェットコースター的体感シアター4DXが何故だか名古屋の片隅の行き着けの映画館に設置されたので、せっかくだからソレで観た。
割引券使って2500円。
映画が普通に面白かったので良かった。
ちょっと途中いつものように眠気が襲ってくるとイスが揺れたり耳元に水掛けられたりして起こしてくれる程度に効果を発揮したが、それ以上の感動はなし。
3Dの出来栄えはソコソコ。
定番シリーズの新作としては十分。2D版でも十分かと思う。ジャンル映画の大作として良く出来ている。期待しすぎずに観れば十分十分。
シリーズ知らなくてもアベンジャーズ観て無くてもこのての映画が好きなら是非、劇場で。


(2013年5月平日でも4DXだけ超満員の中川コロナにて有料鑑賞)

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戦場のメリークリスマス

2013年05月10日 | ドラマ
1983年 日本/イギリス 123分 ドラマ/戦争/BL
監督・脚本/大島渚 音楽/坂本龍一
出演/デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、トム・コンティ

(80点) 戦争の狂気を隠れ蓑にしたボーイズラブ映画の古典

龍一はデヴィッドを初めて見て思った。
キャー私好みの超イケメン♪
しかし時代は第二次世界大戦末期、そんな気持ちは軍服に隠し・・・。

第二次世界大戦末期、ジャワで日本軍が捕虜の外人にホモッ気目線で友情を感じつつも敵の捕虜なのでせっかんせっかん。

たけしは酔っ払ってメリークリスマス♪


公開当時は出演者がセンセーショナルな話題を呼び大ヒット。
戦争の狂気を描いた大作に見えたが、30年を経て改めて見ると文芸風味のボーイズラブ映画だった。
しかも結構低予算の小じんまりとした映画だったんだね。
だけどやっぱりラストショットは卑怯なくらいグっとくるね。泣ける。
坂本龍一とビートたけしの映画人としての出発作品としても貴重な一本。


(1984年頃再公開にてシネラマ名古屋にて
  2013年大島渚追悼上映としてスコーレにて有料鑑賞)

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愛のコリーダ

2013年05月10日 | エロス
1976年(2000年版) 日本/フランス 104分 エロ/R-18
監督・脚本/大島渚 製作/若松孝二 製作代表/アナトール・ドーマン
出演/藤竜也、松田暎子、中島葵、九重京司

(70点) 大島渚の代表作の本番映画。そこそこのロマンポルノ

チンコ切断で御馴染みの阿部定を題材に当時としては禁断の本番映画として社会現象を巻き起こした一本。
昭和初期戦時中いろいろあって旅館の仲居として働く阿部定に遊び人の藤竜也がちょっかいをかける。女の身体に火がついた阿部定はそれからH三昧の日々。エロエロあって藤竜也のチンコ切断に至る。


大島渚の追悼特集にて観る。
伝説の映画なので観たかった。
本番映画と言うことで局部のアップが多いがボカシの向こうなのでモヤモヤ。
主演女優が美人でないのが残念だが、不思議と後半には可愛く思えてきた。
平日の夜だったが上映回数が少ないためかほぼ満員、でも変態映画の後の上映が「変態仮面」と聞いてちょっと失笑したが外に出ると超満員で唖然。


(2013年4月スコーレにて有料鑑賞)

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HK 変態仮面

2013年05月07日 | コメディ
2013年 日本 105分 コメディ/アクション/PG12
監督・脚本/福田雄一 原作/あんど慶周 脚本協力/小栗旬
出演/鈴木亮平、清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、片瀬那奈

(90点) 変態仮面がスパイダーマンばりに闘うコレはコレで傑作の馬鹿映画

少年ジャンプが600万部売れていた時期に連載され一部で熱狂的ファンを持つ伝説のギャグマンガが今頃まさかの実写映画化!
正義感は強いが気の弱い高校生がパンティ被ったら最強ヒーローに変身。
学校を襲う変人どもと対決し愛しのアイコちゃんを守るのだ!


友人に連れられて観に行ったのだが、毒毒モンスター級の強烈な馬鹿映画だった。
しかし、フォックスとマーベルから訴えられないだろうかと心配になるくらいのパロディぶりにオープニングから掴まれてしまった。
しかし、いくらスコーレとはいえチケット完売の超満員。
ゲストのない通常上映では異例のこと。
しかもこの日は前後に上映されていた映画に主演の永瀬正敏がゲストに来ていたのにソレより客が来ていたかも・・・。


(2013年4月シネマスコーレにて有料鑑賞)

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2013 今年のGWはいっぱい映画も

2013年05月07日 | その他、雑記など
今年のGWはいっぱい休みをもらった。

いっぱい映画を観た。
東京とか行って落語とか昭和歌謡レビューとか美術館とかピンク映画とかアレとか楽しんだ。

「H・K / 変態仮面」 シネマスコーレ★★★★
「仮面ライダーx戦隊ヒーローx宇宙刑事」 109シネマ★★★
「オズ はじまりの冒険」 中川コロナ★★★★★
「仮面ライダー電王」 DVD全12巻 ★★★★
「遊星からの物体X ファーストコンタクト」 DVD★★★
「アイアン・スカイ」 DVD★★★
「図書館戦争」 中川コロナ★★★★
「虎姫座 昭和歌謡レビューショー エノケン」 浅草コシナカシアター★★★
「アイドリング・東京女子流コラボ路上ライブ」 浅草ROX前★★★★
「浅草演芸ホール」 夜の部 三遊亭小参治 他 ★★★★
「ラファエロ展」 上野国立西洋美術館★★★★★
「第25回ピンク大賞授賞式」 上野オークラ
  『さみしい未亡人 なぐさめの悶え』★★★★
  『おねだり狂艶 色情ゆうれい』★★★★
  『ホテトル嬢 悦楽とろけ乳』★★★★
「霧島、部活やめるってよ」 DVD★★★★★
「アイアンマン3 (4DX)」 中川コロナ★★★★
「死霊のはらわた」 中川コロナ★★

一週間でこんなけ楽しんだ・・・。