え ~ が ~ 天 獄

嗚呼、天国か地獄か、それなりに行き詰まりのパラダイス。
映画を中心に、あくまで個人的好き嫌いで感想紹介。

チワワちゃん

2019年02月01日 | 青春
2019年 日本(KADOKAWA) 104分 青春/ドラマ/ミステリー
監督・脚本/二宮健
原作/岡崎京子『チワワちゃん』
出演/門脇麦、吉田志織、成田凌、寛一郎、玉城ティナ
    村上虹郎、松本穂香、栗山千明、浅野忠信

(85点) 殺された知人をめぐるパーティーピーポー達のシャレオツな青春群像劇

東京湾で見つかったバラバラ死体の身元が判明、20歳の看護学校生千脇良子、それが遊び仲間のチワワちゃんだったとは最初気付かなかった。毎日のように飲んで騒いで踊って抱き合ったりキスしたりしていたのに本名すら知らなかったのだ。
門脇麦は友人代表として栗山千明から取材されたりすることもあって友人たちにチワワちゃんのことを聞いて回る。そこで語られるそれぞれのチワワちゃん像。そしてそれきっかけかパーティーピーポー達のパーティーピーポー時代の終焉を感じるのだった。


美女をスクリーンで見たくて観に行った。美女をスクリーンで見れて満足はした。チワワちゃんの吉田志織は良かったが、この役がピークかもとも感じたりした。ただ女性受けを意識してか映像とかオシャレにしちゃった分エロスを感じにくい作りになってるのがどおだろう。テンポのイイ動きや編集さらにデジタルな修正でヌードをカバーしていて、わかるけど、コッチとらエロスが見たくて来てんだから脳内でエロスに変換しなきゃならないのでもー大変。
あと観てるときは面白かったけど見終えてしばらく経つと原作が短編漫画だからなのか内容が薄い。予告編以上のことが起こらなくて、ずっとは心に残らない映画になってしまうかも。
ただ、いきなりラストに出てくる松本穂香。あれ?いたっけ?いきなり出てきて重要な役でもないのに持ってちゃった感が凄かった。


(2019年2月1日ミッドランド1100円)


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