風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

雨の窓から

2013年08月05日 23時49分06秒 | 風竿日記

日曜日からとんでもない雨なんである。

せっかく新しい自転車を買ったのに、どこにも出かけられないのだ。

ということで、一日出窓の景色をボーッと眺めて暮らしていた。

ところが意外にもこの見慣れた出窓の世界が、一幅の絵のように美しいことに気がついたから、ちょっと得した気分

なんかポートレイトぽいではないか・・・・。

似非写真家にでもなったようなご満悦で、自己満足の世界に浸ることになった。

環境に順応するのが私の特技であるからして、そこそこに面目躍如なんである。

一刻一刻我が家の出窓は表情を変える。

そう、景色が、まるで感情を持って生きているかのような錯覚に陥るくらいにだ。

いやぁ・・・田舎に住んで本当に良かったと心からそう思ったものだ。

当時の武雄市長から

「お前、市外に転出するのか

・・・・と随分諌められたものだったが、武雄市内から車でわずか8分の別天地

塩田町久間のぞえ、はなかなかよいところなんである。

家の北側は大きな湖、東側は公園、南側と西側は6メートルの道路を隔てていて、快適な居住空間なのである。

そんなことから、夜中にピアノを弾いて放言高歌しても、隣近所には聞こえないらしい。

ここは、わが人生の「はらいそ」なのだ。

終の棲み家だと思って建てた家も、もう築14年目に入った。

建てるその時に拘ったのがこの出窓なんである。

特注のアクリルガラスが二枚

まるで映画のスクリーンを観ているようだといえば、ちょっと大袈裟なのだが、

たまの休みにただボーッとして過ごすのも、中々良いものだ。

そして一人ではなく、二人で眺める風景はまた格別なんである。

幸せとは、案外こんな身近なところにあるのかも知れない。

近くのスーパーに一緒に買い物に行ったり、道の駅で採れ立ての野菜を物色したり・・・・・。

平凡な中の非凡というか・・・大切にしなくてはならないと思う。

 

それにしても、せっかく買った木製の自転車でおでかけ出来ないとは・・・・。