教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

デビット・ロックフェラー世界を語る[01]

2007-11-06 08:34:53 | 文化・芸術
★日経新聞(2007年11月3日)で、デビット・ロックフェラー(ロックフェラー家4代目当主)が、「21世紀型グローバル企業の課題」についてインタビューに応えていた。

★化石燃料をベースにした世界的な大富豪の家にして慈善家。ロスチャイルド家との闘争やロックフェラー家の陰謀説など話題にこと欠かない。

★グローバリゼーションはロックフェラー家にとって都合のよいできごとなのではと疑いつつも、一方でWASPのエスタブリッシュであるから、私立学校のルーツにある影響を与えているのも確かであるから、やはり耳を傾けたい。

★冷戦崩壊後のグローバル企業の役割について。

①企業は貿易を拡大していく重要な担い手
②企業は世界経済がスムーズに動くために不可欠な存在
③企業は富裕層、貧困層の区別なく人々を豊かにする存在

★もっとも、そのような存在になるには、国がまずは繁栄することが大切。で、企業はいかにしてそれを果たすか。

①首尾一貫した経営、事業計画実行
②①に関しては必要に応じて修正できる柔軟性、世界の資本市場から資金調達できる能力が必要
③自由主義経済システムを強化し、効率的に動かすことが21世紀の課題
④この課題を解決することが企業の社会的責任(CSR)

★このすべての人々をいつか幸せにする最強の自由主義経済システムは最終的に誰のためのシステムなのかは、ここでは問わないことにしよう。

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