教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

細野真宏さんのこの本は中学入試にも役に立つかも

2009-06-04 20:09:45 | 
「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)
細野 真宏
扶桑社

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☆わかりやすいわかりやすいとは聞いていたが、なるほどわかりやすい。

☆論理的思考が大事とは、世の中誰でも言うし、どこででも言われているが、具体的に手ほどきをしてくれている本というのは、なかなかない。

☆本格的な論理学の理論を持ちだされても・・・という感じだが、細野さんは、玉川学園の中学入試問題をトリガーに、論理的に考える小刻みの因果関係のフローチャートを指南。マインドマップでもなんでもよいが、とにかく図式化するということもポイント。図式化する段階で、頭は抽象的に考え始めるし、因果関係を見える化することになるからだ。

☆特に「年金問題」は、よく整理されている。いかにマスコミや政府の説明を鵜呑みにしてはいけないかもわかる。

☆極めつけは、読書の後は復習を!というのがよい。中学受験の必勝法は、復習主義なのだから

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