教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

村上春樹さん エルサレム賞 壁に立ち向かう卵に そしてブロガーの活躍

2009-02-23 07:29:32 | Weblog
村上春樹さんの受賞スピーチ、日本のブロガー陣がスピード翻訳 「ハルキ風」も(2月17日16時3分配信 ITmediaニュース)によると、

作家の村上春樹さんが2月15日、イスラエル最高の文学賞「エルサレム賞」授賞式で行ったスピーチが話題になっているが、日本の新聞記事やテレビのニュースでは、スピーチのごく一部しか伝えられていない。スピーチの内容をもっと知りたいと考えた日本のブロガーたちは、英語ニュースなどからより長いスピーチ文を見つけ出し、日本語に翻訳して自らのブログで紹介している。15日のスピーチの翻訳を16日までに公開するという“早業”だ。・・・・・・個人ブログは、文字数の制限や媒体としての制約が薄く、さまざまなメディアを横断して情報を集められる。引用と認められる範囲を超えた場合の原文の翻訳権の扱いなど、著作権上の問題は残るものの、個人ブログの強みが発揮されたケースといえそうだ。

☆多くのブロガーが感じたことは、メディアのシステムに立ち向かう卵の実感だったのではないだろうか。

☆システム側における個性は、個性として稼働できないが、卵側に立つ個性は、個性そのものである。システム側にからめとられない見識という基準を持ちながら、個性を重視する。新しい自分なりの大きな物語の生成。それは卵から生まれる。

☆これからは、システム側に立つか、卵側に立つか、それが問題なのだ。

*参照)日本語訳

*参照)英文

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