ゲームが好き

2010-04-24 19:17:28 | ゲーム
ふと気になってテイルズオブリバースを買ってみた。

テイルズオブシリーズというのはFFやドラクエよりどうしようもなく格下のように扱われていると思うんだが、その目指すところはかつてのファイナルファンタジーに通じるようなものを感じるのでどんどん肯定していきたい。

まだFF2の話

2010-04-14 20:38:36 | 未解明
FF2の移植はWSCにはじまる。
この時点で実は買わなかった。すぐに買う必要は無いと思って、結局本体セットで値下がりしはじめた頃に買った。
あまり魅力的に見えなかったから。

グラフィックの感じが違う。フリオニールの目がキラキラしてる。赤くないというのは置いておくとしても、FC版のフィールド上での細い目がファイナルファンタジーの基本だなあと思う。
このWSC版のグラフィックは明らかにFF5のものを下敷きにしているが、もう少し作風が明るい。
だがFF2はシリーズで最も暗い作品である。どうも合ってない。
しかもモンスターデザインが全部違う。これは正直、PSP版がOKだと思う最大の理由。「モンスターのデザインが天野イラストと同じ」というそれだけでPSP版は救われている。
これがFF1はWSC版でもFC版と同じ。2だけ変えたってことになる。
1も、一部のモンスターは変更されている。具体的にはカオス系のポーズと、ガーゴイル。あとトロルの向きなど。しかし2はほとんど全員違う。
なぜだ。何か問題があるのか?

音楽も。アレンジが全体的に暗くない。暗く物悲しい旋律のFF2のシナリオにあってないと思う。
もちろんベヒーモスを下に扱うような選曲は全然ダメだ。いやベヒーモスは弱いが。
戦闘が早いのはいいがヒット数がキャラクターの頭上に出て、ダメージが相手の頭上に出るのがわからん。二箇所同時に確認しろと?
そして盾のヒット数が追加されてるので、ヒット数を表示してるのに必ずズレる。意味が無い。
猫の爪がナイフじゃなくて爪になってるなどの細かい点の配慮も変だ。1ではナイフのままだぞ。
イベント中にいちいち「!」とフィールアイコンを浮かべるのもやめてほしい。FF5では「!」が入ったときに台詞をかぶせるようなことはしてなかったはずだ。

どうも、あまり好きじゃない移植のされ方だった。それが移植されてからもう何年も過ぎた。
今思い出してきた。FF9よりは後だっけ。
この出来が飛びぬけて悪いわけではないのだが何か納得のいかないバージョンを下敷きに約5機種も移植してきたのがファイナルファンタジー2だ。
もうWSCのほうがオリジナルなのだろう。
それが悲しい。

ソウル・オブ・リバース

2010-04-12 22:10:49 | ゲーム
やっぱりSORのシナリオは嫌いだ。

FF2はどんどんキャラクターが死んでいく。SORはその死んでいったキャラクターに与えられた最後の戦いの場。
GBA版の発売前から宣伝されてた。もちろん死ぬキャラのネタバレつきで。
「なぜ再び戦わなければならいのか?
 戦いの中でその謎を解くことはできるのだろうか?」
ってコンボイの謎レベルの謎を提示されてる。
というかその理由はクリアしてもよくわからなかったんだが。善の皇帝が自分を許せと言い張ってて、そのために戦いが起こってる?
なんでミンウたちがそれを許すため?に戦う?
謎だらけだ。
いや説明してた気もするが、もう忘れた。
善の皇帝、善人じゃないんじゃんというところが引っかかって全く話が頭に入ってこない。
それに唐突に出てくるカイン。本編のエンディングが変わってしまう。確かにリッちゃん(リチャード)と縁があるのはカイン(GBAで名前が決まった)しかいない。だからカインが出てこないと死んだリチャードが戦う動機が弱い。
だけど、「ここには悲しい思い出が多すぎます」と言って立ち去った親子が「悲しい思い出があるような気がしたが別にそんなことはなかったぜ」とフィンに来て過去と向き合うというその手のひら返しが嫌いだ。それは、違う。
その手のひら返しが本編エンディングじゃなくて外伝エンディングのみにあるところがどうも胡散臭くて嫌いだ。
それだけ竜騎士に思い入れるのに「君のお父さんになっていいかな?」を削除するというのは結局「FF4の」竜騎士に思い入れてるということなんだろう。
あれが無いリチャードは、それだけで別人に見える。あの、何か子供相手にズルい台詞で、騎士として恥ずかしい台詞なんだけど、でも半分冗談だったりして(半分は本気)みたいな微妙さが含まれてる、リチャードを象徴する台詞。それを改変じゃなくて削除はあり得ない。
SORでは「たずねる」「おぼえる」を一切使わないのも悲しい。

ソウルオブリバースを真っ向から批判している人が少ないから書いてみた。

FF2・PSP版(6)

2010-04-12 21:47:22 | ゲーム
ギャラリー制覇の条件について
なぜか攻略サイトが不完全なのだが、あまり売れてないことの証明だろう。

・ストーリーを進める
・モンスター図鑑を制覇する
・秘紋の迷宮を全フロア抜ける
・秘紋の迷宮の各キャラ専用アイテムを全て取得する
・秘紋の迷宮の最後の魔法を覚える
※デュミオンはモンスター図鑑に登録されないから気にしなくていい
※なんかデストロは覚えなくてもいいらしい

他に言葉を覚えるとかも必要だが、全フロア抜ける過程で必須なのでそれで達成される。
ちなみにデュミオンはあまり強くない。いや強いことは強いが、既存のラスボスや、秘紋の大ボス(デュミオンのしもべ)であるフレキオスと比べても強くない。
これは意図的に弱くしたんだと思っている。なぜって、彼が強い存在であるよりも、弱い存在であったほうが説得力があるから。
あえて彼を倒すことの意味が何かを考えずにはいられない。これは単なる二択イベントではない。

あとはモンスター図鑑のためにSORという名の消化試合。
ここで手に入るミンウ用のアルテマはGBA版よりもさらにパワーアップしており、他の武器のレベルを上げなくても即刻最強魔法になる。というか、調べた限り他の熟練度の影響を受けてなく、アルテマのレベルだけで決まる模様。ラクチンだ。

FF2・PSP版(5)

2010-04-12 21:46:56 | ゲーム
秘紋の迷宮は明らかに本編攻略と平行して挑戦するよう調整されている。
ボスは段階に応じて強くなるし、最後まで行くと各キャラクターの専用装備がもらえるのだが、すぐいなくなるミンウやヨーゼフ、ゴードンに専用装備があるということは、そいつらが仲間にいる間に取れ、ということなのだろう。
この迷宮のヒントがバフスクやサラマンドで聞けるというのもある。

ただしミンウの専用装備は、ヨーゼフのものより強い。これはSORの序盤用だからと考えることもできるが、ミンウがいる時期に秘紋に挑戦するのは難しいぞ、という意味かもしれない。
まあミンウをミシディアに連れてくのは普通だが。

また、ここの各フロアはFF1のSOCとか時の迷宮とかと違い、FF2の世界観と逸脱したようなものが少ない。
不思議な迷宮、中の出来事は全て幻なのかもしれないし、過去のFF2の世界で起きたことなのかもしれない。だがとにかく、あってもいいと思うようなものである。
そして最後に現れる謎の人物デュミオン。この迷宮が守っているものは彼の過去そのものだ。
デュミオンは既に何度も再生産されてきたFF2に唐突に追加された人物だ。FFの歴史に突然現れた、存在しなかったはずの個人。
同じような例はほとんど無い。移植作品の追加要素といえば名前だけ出てた誰かだったり、なんとかドラゴンとかの個人性に乏しい魔物であったりした(クロノディアはこっちに含めたい)。例外はFF3の鍛冶屋だが出すのが面倒すぎる。
今後の関連作品にデュミオンが再登場する可能性は低いと思う。だが、彼のストーリーはわずかしか無いが、重い。
わずかな情報でもキャラ立てができている。
そのセンスがもったいないな、と思う。

善皇帝とかあんたのどこに善の部分があったんだよと今でも思う。あれこそひどい捏造キャラだ。あんまり言われないけど。
こっちもディシディアで全く触れられてなかったし、今後出てくる可能性は同様に低いかなあと思う。

FF2・PSP版(4)

2010-04-12 20:59:45 | ゲーム
秘紋の迷宮に挑戦するパターンは二通りある。
「鍛えたメンバーがクリア直前に挑戦する」と、
「本編と平行して挑戦する」になる。

秘紋の迷宮は、これまでに覚えた言葉に応じて新しいフロアが開く仕組み。最初は「のばら」のフロアくらいしか入れないが、「ミスリル」や「大戦艦」を覚えていくことで、だんだん挑戦できるフロアが増える。
そして「のばら」のフロアでは「追跡」を覚えることができる。言葉が覚えられなくなれば、後は本編を進めて新しい言葉を覚えないと進めない。
こうして本編の状況に応じて秘紋の迷宮も行けるフロアが限られる仕組み。
だからミンウ、ヨーゼフがいる時期では、せいぜいミシディア前の敵くらいしか出ないが、レイラ二回目加入の頃にはパラメキア級の敵も出てくる。
それらに対抗するように、この迷宮では本来なら手に入らない強力な武器が拾える。それが追加アイテムではなく、既存のアイテムであることが絶妙。
バランス取りがいい。GBAのヌルゲー状態の成長率を前提に、この迷宮では相当に強い敵が出現するようにされている。

しかし、本編の敵は弱いままなので、この迷宮を抜けた後は完全に消化試合と化す。
どうしようもない。

FF2・PSP版(3)

2010-04-09 20:50:38 | ゲーム
自分で書いて憎しみの深さに引いた。
ぼくはスクウェア・エニックスなんかだいきらいだ

はっきり言ってFF2は凡作以下、駄作と言ってもいいくらいのゲームに成り下がった。
もともと危ういゲームなのだ。生半可な覚悟でリメイクすればあっという間に駄作に傾く。

ということでPSP版も基本は変わっておらず、単独では全然いいゲームじゃない。これは断言しておく。
追加部分のSORも個人的には蛇足にしか見えない。無くてもいい、じゃなくて無いほうがいい。
だけど新規に入ってきたユーザーはSORを原作だと思って扱うのだろう。
何も言えない。

*秘紋の迷宮について
この迷宮は最初から開いている。序盤に発見できるので、そのまま入っていける。
つまり、この迷宮はかなり序盤から挑戦することを前提に作られている。そして本編とは無関係にこの迷宮のみでゲームバランスが調整されている。

続きはまたそのうち・・・

FF2・PSP版(2)

2010-04-09 19:58:32 | ゲーム
*前提

FF2は移植のたびに難易度が下がっている。PSP版はGBA版とほぼ同じ。
熟練度が超スピードで成長するし、盾の魔法干渉は無いし、エクスカリバーが全属性防御するし、ステータスは下がらないし、テレポは最強の即死魔法。HPが勝手に上がるせいで体力が全然上がらない。
要約すると、とにかくヌルいということ。

実のところ、もともとそんなに難しいゲームではない。戦闘のテンポがやや重たいのと、問答無用の全体ブレイクが飛んできたりするというのはあったが、ギチギチに回避率重視プレイをしなくてもクリアはできる。
要所要所で強敵(コカトリス等)が出てくるため、使う魔法を選んだり、装備を選んだりという試行錯誤が求められる。それで有効な魔法や装備だけを選定してしまえば、後は楽勝。
その結論は「盾だけ装備してればOK」というものであった。

そして、GBA版は試行錯誤すら必要としないほどヌルい。
RPGとして売る意味が薄れてる。
ストーリーを適当に追うのが目的なら、一切選択肢の無いサウンドノベルみたいなゲーム(?)で十分じゃない。
しかもストーリーすら書きかえられてるので、もうプレイする目的じたいが希薄。
昔のRPGを体験したいから? それとも、有名タイトルだからとりあえずプレイしたクリアしたという実績を残したい?

残念ながら、PSP版もオリジナルのストーリーは収録されていない。
リチャードの最大の名セリフ「君のお父さんになっていいかな?」も、フリオの「いいじゃないか! ただ だし」も無い。もともとよくわからなかったレオンハルトが一層小物くさい。エンディングのレイラに余計なセリフを追加してる(最後に余計なこと言わずに一度だけ振り返るのがいいのに)。ほとんどウボァーしか残ってない。
そのウボァーだが「ウボァー!」に変更。「!」がついてるので、やはり違う。
ディシディアでは敗北時が「ウボァー」でシナリオ中が「ウボァー!」と使い分けているとスタッフは言っていた。
ディシディアに出てくるFF2関連のセリフは、この「ウボァー!」以外の大半がFC版に準拠している。これがGBA版のシナリオの評価を物語っていると思う。
ウボァー

FF2・PSP版

2010-04-09 19:44:52 | ゲーム
*これから始める人へ

もしあなたがFF2をクリアしたことが無いのなら、
秘紋の迷宮は絶対にプレイするな
最低一度はクリアしてから、二度目のプレイで秘紋に挑戦すること。これを強く推奨。

*なんでダメか

敵が強い。ストーリー本編より数段強い敵が出てくる。敵の強さは間違ってミシディア方面に行った時と同じくらい。
それより困るのが、余計な言葉をたくさん覚えさせられる。「風」とか「炎」とかストーリー上まったく必要ない単語がワード欄を圧迫して、聞きたい言葉が下のほうに行ってしまう。邪魔。

というかそもそも初回プレイにPSP版じたいを推奨したくない。可能な限りファミコン版でやってほしい。
シナリオ重視のRPGでシナリオ書き換えるのはOKなの?
しかし、そうもいかない。さすがにファミコン版は動作が遅くて時間がかかる。今の高速戦闘に慣れたユーザーには厳しいゲームだろう。はあ。
できればせめてPS版、WSC版を。
だけど新規にPSP版買う人はだいたい未プレイだと思うし、PS版とかで遊んだ新規じゃない人がPSP版を買う理由は秘紋の迷宮くらいしかない。
あまり面白そうに見えない秘紋の迷宮。これを目当てで買うプレイヤーなんてごく少数だろうなあ、という。
どうせPSP版の本編シナリオなんて大したことないから、初回から秘紋でゲームバランスぐちゃぐちゃでもいいのかな、なんて。

FFの話を思い出したりした

2010-04-08 23:43:14 | ゲーム
ターン制のRPGなのにLR同時押しすると逃げるというのを思いついたのは誰なんだぜ?
とか
前に書いたかもしれないがFF2のPSP版の追加ダンジョンは予想を越えて面白いものであるので、結構真面目に人に薦めたいのだが、これも致命的な欠陥を抱えていたりするのでちょっと整理しようかな、と考えている。