この日に行われた、記者会見は、選挙後の結果次第では、非常に興味ある問題になるかもしれません。今までのメディアの空気ならば、大義なき解散、モリカケ隠し解散などと、この解散を非難する声が大きかったのではないかと思われました。
本来ならば野党の立場なら、解散大歓迎、今の安倍政権に反対して居るのですから解散以外それは不可能ですから、喜び勇んで解散大賛成と歓迎するはずです。野党のバックにいるメディアも、安倍首相ありがとうと言うべきでしょう。
党首討論会で討論する各党の党首ら=8日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ(宮崎瑞穂撮影)
野田首相が解散したときは、自民党は挙って野田首相に感謝、したはずです。本来ならば菅首相時代に解散するべきでしたが、その場合は民主党大敗を自ら、認識していたのでしょうが、野田首相の場合は、多分鳩山。菅の負い目は払拭したと錯覚したのでしょう。
しかしこの日に行われた記者会見の主な相手は小池希望の党に集中した感じです。メディアも戸惑っているのでしょう。何とか安倍一強を崩す手がかりを模索して、ありとあらゆる手を手段を使い始めていますが、如何も今一歩で、迫力がありません。
他の新聞とは一線を画している産経新聞の記事によると、その内容が下記に記した内容になります。これが産経新聞の記事です。
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産経ニュース・平成29年10月9日 付
【党首討論会】日本記者クラブ主催・10月8日
希望の党の小池百合子代表の期待値に陰り 横文字のオンパレードで実相糊塗 第三極は「共闘」にすきま風も
与野党8党首による8日の党首討論会で際立ったのは、希望の党の小池百合子代表(東京都知事)の「失速」だった。リアル、パラダイム、ダイナミック…。
空疎な横文字のオンパレードは、にわか仕立ての政党の限界を印象づける。選挙戦は3極が争う構図だが、野党第一党・民進党をのみ込んだ「第二極」に黄信号がともり始め、「第三極」の共闘もすきま風が吹いている。
横文字連発…具体性欠く
安倍晋三首相(自民党総裁)と小池氏の直接対決が注目された討論会だが、ふたを開けてみれば、各党からやり玉に挙げられた小池氏が苦しい釈明を繰り返す場面の連続だった。
まず矛先が向いたのは、安全保障法制を実質的に容認する希望の党に、安保法制を「違憲」と断じてきた民進党から大量の前職らが合流している矛盾だ。
公明党の山口那津男代表が「プラカードまで掲げて反対した民進党から100人を超えて公認を出した」と指摘すると、小池氏は民進党出身者をこう擁護した。
「野党の立場で『政府を追及する』ということで厳しく対処されてきた」
与野党の立場が逆転すれば政治的主張も変わる、と公言したに等しい珍説だ。小池氏は「リアルな政治を進めていこうということで(民進党出身者と)一致している」と釈明してみせたが、野合の実相を横文字で糊塗する姿勢は空々しい。
希望の党が公約に掲げたベーシックインカム(最低所得保障)などの財源を首相から問われた際も、小池氏は「要はパラダイム(概念)を変えていきましょうということです」。
質疑では財源に関する質問が挙がったが、小池氏は「かなりエッジの効いた提案をさせていただいている」「ベーシックインカムは実験的な部分もある」といった曖昧な答えを繰り返し、具体的な展望には踏み込まなかった。
希望の党の首相指名に関する質問にも「選挙の結果を見ながら進めていく」と答えをはぐらかし続けた。
温度差鮮明…苦笑いも
一方、衆院選での候補すみ分けが進む「第三極」の立憲民主、共産、社民3党も温度差を露見させた。
「共闘の力で国民的な多数派を作る努力をしたい」
選挙戦での連携に最も前のめりな共産党の志位和夫委員長は「共闘」という言葉を繰り返し口にした。
これに対し、立憲民主党の枝野幸男代表は「選挙協力」や「共闘」という表現は一切用いなかった。
共産党と政権をともにすることはないという立場を堅持する立憲民主党としては、政権選択選挙である衆院選での協力関係がクローズアップされるのは避けたいところだ。
とはいえ、立憲民主党には「民進党の左派色を先鋭化させた政党」(旧民主党閣僚経験者)というイメージがついて回る。社民党の吉田忠智党首は「左傾化」をこう歓迎してみせた。
「立憲民主党ができて、だいぶ社民党の政策に近づいたという実感はある」
「日本流保守」を標榜する枝野氏は首をかしげ、苦笑するほかなかった。 (松本学)
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テレビの衆院選予想を見ていると、トンでも予想が飛び交っています。自民党は90人の議員数を減らす等と言うアンケート結果があるなどというディスカウントプロパガンダであり、巧妙な印象操作でもあります。と私は思っています。
普通に言って、安倍政権がマスゴミ(敢えて言います)の「モリカケ報道事件」を持ち出す時点で、選挙をムードで戦おうとする、その厭らしさが現れています。この問題は完全に終わっているのに、反日朝日新聞がこのフェイクニュースの真偽を明かしません。
参考人で呼ばれた加戸前愛媛県知事の、意見陳述を全く無視して、テレビでも新聞でも報道しないという、あきれるほどの偏向ぶりを示していますが、与野党に限らず議員も立候補者も、この問題の真偽を勉強しない筈はありません。
勉強もしないで安倍政権反対を唱えるのは論外ですが、知っていて知らない振りをしているのは、もっと悪質です。テレビのコメンティターと称する連中から加戸発言の有無を聞いた事が有りません。彼らは確信犯的、テレビ用御用達のタレントに過ぎません。
政治学者、ジャーナリストという肩書は詐欺に近いものです。取材もせず自分の感情で物事の可否を論ずるのは、単なる主義者にしか思えません。主義者という言葉も懐かしい言葉ですが、現在も公安の監視対象者に該当する人物も平気でテレビに出ています。
記者会見で、苦し紛れに小池百合子氏も「モリカケ」問題が不鮮明だと発言していましたが、よくよくこの人は、一時的な作られた人気に踊っているにすぎないと、再度確認しました。
デコレーション的政党宣伝には華やかで人目を惹くやり方は上手でしょうが、政治的手腕は、都政の混乱で馬脚を現してしまいました。トップに立ってはいけない人です。トップを引き立てる役目は今までの実績上認めますが。