何が大事か

◆◆プロダクトアウトとマーケットイン

　プロダクト・アウトと言うのは、簡単に言うと、「良いものを作ったら売れる」と言う考え方です。マーケット・インは「お客様のニーズを反映させた製品を作ることで、売れる」と言う考え方です。

　戦後の日本は、物が足りない時代でもあり、ものを作ったら売れると言う時代、要するにプロダクト・アウトの考え方で十分通用する時代でした。ですから、大量に物が作れる大企業が活躍する時代です。

　それが、消費者に一定ものが行き渡り、ものあまりの時代となった現在は、プロダクト・アウトの考え方が通用しない時代となってきました。現在は、市場の要求を如何に汲み取り、それを如何に製品に活かしてゆくかのマーケット・インの時代に入ってきています。ですから、生産のあり方も、少品種大量生産から多品種少量生産のへと考え方が変わってきているのです。

　こういう時代は、どれだけ、市場の声が聞けるかが鍵になってきています。物が売れるか売れないかは、どれだけ市場の声が反映されているかなのです。そういう意味では、わが社の営業担当の、日ごろの市場感覚と言うのが大事になってきますね。

　お客様との商談の中でどのようなニーズをつかんでくるか、また、それが顕在化されているものだけではなく、潜在的なニーズもつかんでくる。そういったことが大切になってくるのです。

　そんなことで、近いうちにＩＴソリューション営業部とは打ち合わせがしたいと思っています。いま、わが社の営業部がどれだけ市場のニーズをつかもうとしているのか、どのようにつかんでいるのかなど、情報交換をしておきたいと思っています。よろしくお願いしますね。

◆◆打ち合わせ

　今日は午前中、坂野専務、柴田さんを交えてのマルチデジタルコンテンツ部門の打ち合わせを行ったり、セールスサポート部門の武智君との社内グループウェア更新についての打ち合わせを行ったりしました。

　午後からは、来客があり、その後マラテックインターネット国際会議です。技術的な細かい詰めに入ってきており、しばらくは、このあたりのやり取りとなってきます。来週は技術担当者同士の会議となります。


今日の心の中のキーワード
　互いの使命は何か？