女医EMIのJOY HAPPY LIFE

旅行・映画・イベントなどとにかく遊びが(遊びも)好きな毒舌ママ女医EMIが楽しくすごす毎日のエッセイ。株もはじめました

読書

2013-06-13 20:50:03 | Weblog
高橋由太さんの「オサキ鰻大食い合戦へ」。キツネのような鼠のような化け物オサキ(尾裂き)を持つオサキモチの周吉と赤キツネのベニ様をとりつかせた鰻屋の娘や元力士が江戸式の大食い合戦をする。なかなか楽しく読めた。


高橋由太さんの「オサキ婚活する」。いきおくれの女性が消える疱瘡婆の噂がからんで女装で女比べに出ることになった周吉。江姫とおつきの女性の礼がからんで大変。なかなか面白いです。


高橋由太さんの「オサキと江戸の歌姫」。AKBのように歌組のメイン歌姫選びをその娘の色の手拭いが売れた数で決めるという腹黒い商人とその歌姫を取り巻く謎の殺人事件の話。10人のインディアンの歌を彷彿とさせる歌もなかなか興味深い。


ジェイニー・ボライソーの「雨の浜辺で見たものは」。画家ローズの推理シリーズの一つ。今回はかなり重い内容で、姉妹の嫉妬や少女暴行がからんだ殺人事件の話。しかし姉妹の姉キャロルは自己中すぎて傲慢だし男にだらしなくて最低。ネタバレになっちゃうけど妹の夫を寝とって出来た子を騙して妹に娘として育てさせるなんて、妹のサリーがおかしくなったのも分かるなぁ。これが遺作らしく、まだ展開がありそうな状態なのに残念です。


エリザベス・コーディー・キメルの「ある日とつぜん、霊媒師」。ホテルで出会った霊媒師の幽霊を味方にして闇の化け物をやっつける霊媒少女キャット。装丁からの予想通りで軽く読めます。


あいかわももこさんの「断捨離セラピー」読み直し。マンガだから読みやすい。服と食器はもっとちゃんと断捨離しないとなぁと反省しました。


DVD「ポカホンタス」。アメリカ先住民の女性ポカホンタスとイギリスからの移民の白人ジョン・スミス(偽名みたい!)が恋に落ちて二者の争いをおさめる。イマイチ。


小川糸さんの「ペンギンと暮らす」。夫ペンギンと暮らす日々のエッセイ。ほんわかした作者だけどタバコは嫌いらしい。レストランでは喫煙者の料金を空気汚し料として高く設定してそれを美味しさ半減してしまう吸わない人に還元するのはどうかと書いてありました。良いわー!(笑)ぜひしてほしい。だいたいスモーカーが入るとレストラン側は灰皿の準備や掃除が増えて壁紙も汚れてしかも食後の一服をされたら回転も悪くなるから、タバコを吸わないオーナーは禁煙にしたいだろうと思います。あとプラスチック?の容器にパンを入れてくれる美味しいパン屋さん、気になります。


小川糸さんの「ペンギンと青空スキップ」。エッセイ。美味しいシュークリーム、食べたくなりました。


学研発行の「ユリシーズ・ムーアと氷の国」。シリーズだが相変わらず読みにくいし、続編なのに全くストーリー解説がないから連続で読まないと意味がわからない。面白くなかったです。


今関信子さんの「永遠に捨てない服が着たい。カメラマンがエコについて小学生に教えた内容を本にしたもの。服に限らず電池などいろんなもののエコについて教えている。でも個人的にはイマイチ物足りなかった。小学生には良いでしょう。

近藤史恵さんの「ダークルーム」。毎晩高級フレンチにくる美女の話や二股されて自殺した女性ののりうつりの話、美形少年たちの悪意、不倫愛人が同じマンションに引っ越してこられた家族の話などいろんな短編集で読みごたえがありました。うさぎの女の子の話は結構怖い。ダークルームという短編は別の本で読んだけど、良い短編集でした。
新藤卓広さんの「秘密結社にご注意を」。何でも言わずにはいられない口の悪い美女、正義感の塊で彫りの深い真面目顔のスーツ、めちゃくちゃ強いガテン系の軽いオヤジと一緒の会社で働くことになった好奇心の権化の主人公。いろんな人物が絡まって非常に面白いミステリーになっていた。汗水たらさない労働は日本ではまだ仕事として認められにくいが教育や環境や才能でお金を稼げる人間になったという女性投資家には惹かれます。ま、株は素人が高いお金出したらヤバいと思うけどね。


湊かなえさんの「サファイア」。宝石にまつわるいろんな短編集で湊さんにしては珍しく普通の形式。サファイアの恋人が宝石詐欺にまきこまれて死んでしまう姿は切ないけれどガーネットの女優さんの話やファンの話は清々しくて良かった。会社の嫌がらせする先輩は指輪泥棒や階段突き落としなどひどいけど自分の不幸をいつまでもウジウジして他人を羨んでも仕方ない。女優やファンみたいに自分を見つめて変わっていけば良いんじゃないかという希望が見えるなかなか素敵な本でした。続きも出して欲しいなぁ。

舞城王太郎さんの「JORGE JOESTAR」。ジョナサンの息子の飛行機乗りジョージが主役。いろんな世代のジョジョの脇役が出てきてエリナにリサリサに広瀬、プッチ、ジョルノ、ナランチャ、ルーシー・スティールまで出てカーズVSディオになる。虹村兄弟の名前がパクった感じで会話文もオタクふうに怒涛。探偵の名前も加藤九十九十九(かとうツクモジューク)とか大爆笑カレーとかルンババ12とか八極幸有とか猫猫にゃんにゃんにゃんとか美神二瑠主(ニルス)とかハンドルネームかというくらいDQNネームすぎ。しかもジョージが二人居るので分かりにくい!でも最終的にはソフィーの世界のような哲学的な内容になっていて興味深い。ただやはり分かりにくさで40点くらいかな。最後の名前が城字(ジョージ)というのは作者の名前からつけた気がする。


映画「スノー・バディーズ 小さな5匹の大冒険」。トレジャーバディーズのシリーズで5匹のゴールデンレトリバーの子犬たちがアイスクリームバケツと一緒にアラスカに輸送されてしまいます。アラスカンハスキーに混じってレトリバーたちが犬ぞりレースで優勝します。とても可愛いです。今回の主演の犬ぞりマッシャーをしたアダムス役の少年もすごくキュートでした。


DVD「チアガールズ」。チアが下手くそな中学生が新任教師の指導で全国大会に進むまでを描いた作品。最初のオーディションのダンスはひどいけど地区大会の最後のダンスは素晴らしかった。なかなか素敵な映画でした。


東野圭吾さんの「カッコウの卵は誰のもの」。スキー選手の才能と遺伝子の話や親子鑑定をベースにした話でなかなか面白い本でした。カッコウの卵が才能と誰の子供かという話のダブルミーニングで考えてるなぁという感じ。


藤木稟さんの「バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム」。シリーズ主人公の平賀とロベルトの出会い、平賀とローレンの出会い、悪魔の子供の人生、ザカリアとサウロの義理の親子の話、ジュリア神父の同じ試験管ベビーの話、など非常に興味深く読ませる作品で面白かった。早く続きを読みたくなります。


「ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!」。三頭の牛が賞金首を捕まえて農場の危機を救おうとするディズニーアニメ。新入りの毒舌な牝牛マギーが豪快で素敵(笑)


越知月子さんの「スーパー女優A子の叫び」。女優病にとりつかれたハーフ顔の女優朝子にひたすら弄ばれ自分の生活をふりまわされる祥子。娘なのに姪扱いでひたすら我慢してきて、老化したくせに「自分は女優だから介護はしない」と朝子の母の介護まで一人で押し付けられ、夫も寝とられ、朝子の番組でふりまわされ、読む側の私まで重くなりヘトヘトになりました。しかも最後には娘として大切に思うような演技をされたのに、その後の記者会見では自分には子供なんかいないと断言される祥子。読んでいて疲れます。ていうか、おばあさんになった女優に子供がいようといまいとどうでも良いのに馬鹿馬鹿しい。


ディズニーアニメ「ロビンフッド」。狐のロビンが強欲なライオンの偽物の王の支配で苦労する民を救い、無理やり王妃にされそうな狐の恋人マリアンを助ける話。子供には実写より分かりやすいと思います。


三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖2」。クラクラ日記、時計じかけのオレンジ、UTOPIAなどが含まれた回。篠川店主の母と同時に店主の腹黒さも正直に出しているのでドラマよりも裏の顔がはっきりしにくい印象。


三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖3」。ドラマと違ってチェブラーシュカの本を探すのも妊娠したのも五浦の元カノではなく坂口しのぶ。こっちの方がナチュラルな気がします。春と修羅やたんぽぽ娘、いろんな本を読みたくなります。あと店主の妹がかなり情報を握っていて気になります。


DVD「グレイテスト・ゲーム」。貧乏なアメリカ下層階級のアマチュアゴルファーのウィメットがイギリス上流階級のプロゴルファーのバードンと正々堂々ゴルフで戦い優勝するまでが描かれている。バードンも紳士的で素敵な映画だった。


DVD「ダンボ」。あいりリクエストで久しぶりに見てみました。耳が大きいからからかわれたダンボをかばった母象はキチガイ扱いされて檻に入れられてしまう。ダンボが耳で飛べるよう練習して人気が出て母象とまた暮らせるようになる。まあまあだけど画像が古い。


井崎哲也さんの「てことば 手話の本 1~3」と「てことば 手話の本 第2集 1~3」。単語数は少ないけれど絵本で簡単な手話会話が出来て良い。私がこれを買ったのは独身の研修医時代ですがあいりに見せながら最近、お勉強しています。


DVD「チーター・ガールズ」。主役のガレリアが学生の役なのにかなりオバサンくさい。シンガー希望の四人がショーやデビュー目指して努力するのだが、歌がそんなに響かなかった。ただ、ドリンダはアブリル・ラヴィーンぽくて可愛い。


「チーター・ガールズ2」。続編でチーターガールズがスペインでオーディションに応募する話。主役のガレリアが太めだったのが2で更に太り、ダンサー&シンガーとしては疑問な体型。しかもドリンダも少し太った印象。シャネルとドリンダはそれなりだがガレリアとアクアは結構服がダサい。1より全体に歌は良かった。ただ、本番の歌はスペインふうにしすぎていてイマイチ。本番の服も特にガレリアのがダサダサでちょっとひどい。ライバルのマリソルの歌は良かった。ダンサーでもあり貧乏な伯爵ホアキン役はかなりキュート。


「チーター・ガールズ3 in インド」。2で少し太めになったドリンダが少し痩せています。ガレリアはケンブリッジにいく勉強中ということで一貫して全く出てこない。太りすぎてクビなんだろうか?アクアはコロンビア大学を希望中という設定。インドで映画の主役になるはずのチーターガールズ3人ですが、アクアはマハラジャの王子と出会い、シャネルは映画監督とつきあい、ドリンダは映画スターとスタッフの恋の手助け。3人で競ったり、あれこれ忙しい。インドには意外にマハラジャ多いみたいだけどかなりご都合主義。歌は1や2よりもまとまっていて良いと思った。


小野修さんの「子どもが親に心の傷を返しに来るとき トラウマ返し」。タイトルで自分にも必要かと思って読みました。親は嘘をつくが本音が違うのが透けてみえる。親が多少なりとも話を聞いてくれると思えたときに子どもはトラウマ返しをする。でも親が受け止めない場合は子どもは一生引きずる。親代わりに配偶者やお墓に話を聞いてもらうこともあるようだ。何となく自分がトラウマ返しされそうにないがどう対処するかはわかった。しかし子どもが気遣ったり親に度量がないとか聞く耳持たなかったりで自分の親にトラウマ返しにいけない場合はどうしたら良いかがわからないので不完全な本だった。ともかく、「お姉さんだから我慢しなさい」はダメらしい。まあそうだろうなぁ。


湊かなえさんの「白ゆき姫殺人事件」。湊節全開。いつも通り、会話やメールや新聞や週刊誌を並べたストーリー展開。女同士の嫌がらせがスリリング。笑顔で悪気ないふりで相手をけなす殺人被害者がこわっ。


石踏一榮さんの「ハイスクールD×D 14」。吸血鬼と魔法使いと戦うことになりますます目が離せない。ファーニブルがおパンツドラゴンとして出るのがやや寂しい。


ムック「韓国ドラマで学ぶ韓国の歴史」。チュモンとイルジメとチャングムなら見たことあるけど、ずいぶんたくさんの歴史ドラマがあるなぁと思いました。豆知識が出ているし写真も多く、まあまあ良かったです。

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