「タブレット」と言っても、最近流行の「タブレット端末」のお話しではなく、「通行証」のタブレットのお話し。
先ごろ、JR只見線で最後のタブレットの受け渡しが行われ、これでJR旅客でのタブレットは姿を消す。
数少ない駅員と乗務員が直接、接する「タブレット」。単線の路線内での衝突事故を防ぐシステム。
昔、駅のホームで駅員が持ち歩く姿を見たり、ホームの末端にタブレットホルダーを無人で受ける渦巻き状の
金属バーが出ていて、そこ目がけて通過するSLの貨物列車の機関士が器用にと言うかアクロバットに
爆走しながら投げ入れる様を見たことがあります。
「タブレット」。。。本来、輪っか状のモノに革で出来たポケットが付くのが「タブレットホルダー」と呼ばれ
そのポケットに入れる真鍮製のドーナツ状のモノをタブレットと呼びます。
このタブレットホルダーも一説には「本州型」や「北海道型」と呼ばれるモノが有り、輪ッか部分も
革で巻かれた「北海道型」。これは寒い北国地方で主に使われていたと言われます。
変って「本州型」と呼ばれるモノは輪ッか部分のワイヤーが露出したままのモノや簡単にテープで
巻かれたモノで貨物列車などで使われていたとも聞きます。
これは土花亭所蔵の「タブレットホルダー」。
「本州型」と呼ばれるモノですが残念ながらタブレット(通行証)は入っていません。。。
当時はそこら辺にあったものが気がついたら見あたらなくなって、お宝になっている...
タブレット&ホルダーもその部類ですね。
それにしても与太吉さんは守備範囲が広いですね。
全く太刀打ちができません、万歳です!(^^)!
単線の必殺技「タブレット」
アナクロですが一番効果あるんじゃないかなあ。。
電気を扱う仕事していながら、運行管理システムすら信じてないちゃおです(爆)
(扱っているからこそ。。かもw)
ヘッドマーク、サボ、タブレット。。。
形に残る歴史、大事にして下さいませ♪
(電光掲示板の味気ない事よ。。とほほ)
パフォーマンス的にはどうしても劣りますからねぃ・・・。
でも、それでいいの?っていつも思いますね。
便利?合理化?・・・。
このタブレットホルダーも何処ぞの鉄道博物館でしか見られなく
なってしまいました。
昔はホームで駅員さんが肩からブラ下げていたのにねっ(笑)
ところで、この手の鉄モノは今から40年近くも前に
オリペン片手に丸坊主頭の田舎の少年が一人ドンコウ列車で
近場の蒸気を撮りに出歩いていた頃の名残です(笑)
コレって骨董市で出しても中々、売れませんよ。
運行管理システム。信じられませんか?(爆)
当時者がそんなことを言ってはダメですよ(大爆)
ヘッドマークにサボにタブレットかぁ~・・・。
以前はサボとか「〇〇線乗場」の木製看板。何故か裏面に
「空襲警報発令」ってなこと書いてあるヤツ持っていたのですが
みんな何処いっちゃんたんでしょう・・・。
捨てたってことですよねっ、私めが。。。(笑)