昨日は大昔に「金曜ロードショー」でTV放送された徐小明導演、于榮光&徐向東主演『少林寺怒りの大地(“激怒”じゃないのよ)』(85)を観ていました。(K君、何時もありがとう!)
いやはや本当に久々にこの映画観たんですが、劇中の武打シーンは本当に素晴らしいですね!流石に徐小明(おまけに徐導演、今回またも主題歌を熱唱!)作品です。あと于榮光の声を大塚“ドニー”芳忠がアテていたり、錦衣衛の上官の声を穂積隆信がアテていたり、日本語版の翻訳を邵氏兄弟公司日本支社長だった王立山さん(私の友人です)が担当していたりと実に興味深い日本語吹き替え版でした。
さて訃報です。以前から癌を患っていた成奎安が27日に香港の病院で亡くなりました。まだ54歳だったそうです。成奎安と言えば、その一度観たら絶対に忘れないインパクト十分の顔付きと何処か憎めない佇まいで、香港黒社会映画には欠かせない明星でしたね。成奎安関連の作品と言うと、私を含めた殆どの人が呉宇森導演の不滅の傑作『狼/男達の挽歌・最終章』(89)で憎々しげな悪漢に扮して發仔や李Sir相手に堂々と渡り合った成奎安の姿を思い浮かべると思います。あの映画のラストで凄惨な修羅場の果てに決死の李Sirが逃げ惑う成奎安を追い詰めていくシーンは当時の私も息を呑んで観ていた記憶があります。
でも私にとって成奎安の強面顔が初めて強烈に印象に残った作品は、同じ李Sir主演作品『愛と銃弾の掟』(87)でした。いや~この時期の李Sirの警察映画って本当に面白かったなぁ!確かこの『愛と銃弾の掟』の日本版VHSのジャケットって主役の李Sirよりも成奎安のデッカイ顔の方が大きくデザインされたジャケットじゃなかったかな?(苦笑)。そうそう、呉宇森導演と言えば、呉導演の導演デビュー作品『カラテ愚連隊』(75)にもまだ駆け出し時代の成奎安がチラッと出てますので、ご興味のある方はチェックして見てください。
それにしても香港映画界はまたも惜しい名バイプレーヤーを失ってしまいました。これからはあの大きな顔と大きな声でガナリまくる“愛すべき強面”成奎安の姿がもう銀幕で観られないんだ、と思うと本当に寂しいです。合掌。
いやはや本当に久々にこの映画観たんですが、劇中の武打シーンは本当に素晴らしいですね!流石に徐小明(おまけに徐導演、今回またも主題歌を熱唱!)作品です。あと于榮光の声を大塚“ドニー”芳忠がアテていたり、錦衣衛の上官の声を穂積隆信がアテていたり、日本語版の翻訳を邵氏兄弟公司日本支社長だった王立山さん(私の友人です)が担当していたりと実に興味深い日本語吹き替え版でした。
さて訃報です。以前から癌を患っていた成奎安が27日に香港の病院で亡くなりました。まだ54歳だったそうです。成奎安と言えば、その一度観たら絶対に忘れないインパクト十分の顔付きと何処か憎めない佇まいで、香港黒社会映画には欠かせない明星でしたね。成奎安関連の作品と言うと、私を含めた殆どの人が呉宇森導演の不滅の傑作『狼/男達の挽歌・最終章』(89)で憎々しげな悪漢に扮して發仔や李Sir相手に堂々と渡り合った成奎安の姿を思い浮かべると思います。あの映画のラストで凄惨な修羅場の果てに決死の李Sirが逃げ惑う成奎安を追い詰めていくシーンは当時の私も息を呑んで観ていた記憶があります。
でも私にとって成奎安の強面顔が初めて強烈に印象に残った作品は、同じ李Sir主演作品『愛と銃弾の掟』(87)でした。いや~この時期の李Sirの警察映画って本当に面白かったなぁ!確かこの『愛と銃弾の掟』の日本版VHSのジャケットって主役の李Sirよりも成奎安のデッカイ顔の方が大きくデザインされたジャケットじゃなかったかな?(苦笑)。そうそう、呉宇森導演と言えば、呉導演の導演デビュー作品『カラテ愚連隊』(75)にもまだ駆け出し時代の成奎安がチラッと出てますので、ご興味のある方はチェックして見てください。
それにしても香港映画界はまたも惜しい名バイプレーヤーを失ってしまいました。これからはあの大きな顔と大きな声でガナリまくる“愛すべき強面”成奎安の姿がもう銀幕で観られないんだ、と思うと本当に寂しいです。合掌。
成奎安の件は機内の新聞で知りました。
個性的な名バイプレイヤーでしたね。
あの顔で善人役をやったりした時のギャップが好きでした。
僕は「愛と復讐の挽歌」の彼が好きでしたね。
それとあの顔でいじめられたりするのも楽しかったです。
「トリック大作戦」での冒頭など…
治療のためにほとんどの財産を使いきったとありましたが、
下の子供はまだ10歳なんですよね。
今後大変だろうなあ…
こんにちわ!
成奎安は治療のために殆どの財産を使いきって
いたんですか・・。
さらに下の子供がまだ10歳とは・・。
本人もまだ54歳でしたし、本当に今回の訃報は残念です。
改めてご冥福をお祈りします。合掌。