超級龍熱

香港功夫映画と共に

THIS IS 甄子丹(112)ドニー兄貴、李連杰、呉京の黄金トリオ衝撃のビッグプロジェクトとは!?

2017-09-17 13:01:29 | THIS IS 甄子丹

先日、ドニー兄貴が自身のFacebookでご覧の驚愕写真と共に以下のようなコメントを発表しました。

Jet Li ,Wu Jing and I recently shot something which will shock the world!Releasing shortly and will update you guys! Remember Once Upon A time In China2, Hero and SPL( Kill Zone), some of the best classic fight scenes created!

いや~ドニー兄貴が言っている「世界に衝撃を与える」って一体どんな映像なんでしょうね??
それもこのドニー兄貴、リンチェイ、呉京の黄金トリオが揃ってのビッグプロジェクトですから本当にワクワクですね。
あと個人的にはリンチェイが元気そうなのに安心しました。
いずれにしろ「燃えよデブゴン」リメイクと共にその詳細発表が楽しみです!!

コメント (2)
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天下第一ジャッキー・チェンSP⑤

2017-09-17 12:23:48 | その他

天下第一ジャッキー・チェンSP⑤

さてさて「サンダーアーム龍兄虎弟」幻のジャッキーvsシンシア・ラスロック戦の真実、その後編です。
私がこの「サンダー~」でジャッキーvsラスロック戦がお蔵入りしてしまった、との情報を初めて読んだのがベイ・ローガンが書き、日本でも素晴らしい翻訳本(^。^)が出た事で知られる「最強香港アクションシネマ」でした。私は最初に本書を原著で読んだ時に、まずこのジャッキーvsラスロック戦が企画されていた事に驚き、次に何故2人の対決がお蔵入りしたのか?自分の出演が宙に浮いたラスロックはどうなったのか?そしてラスロックが演じる予定だったキャラは最終的にどうなったのか?の3つの疑問の答えが激しく知りたくなったものの、その疑問は長年に渡って謎のままでした。
そして今回「スキップ・トレース」劇場パンフレットの原稿依頼を頂いた際に、劇中でのジャッキーvsイブ・トーレス戦に因んだ形でこの幻のジャッキーvsラスロック戦の真実を解き明かそう!と決意したのです。...
まずジャッキーvsラスロック戦がお蔵入りした理由ですが、この特集の第4回で触れたようにジャッキーのユーゴスラビアでの大怪我でした。このジャッキーの事故によって「サンダー~」の撮影が長期に渡って中断したため、嘉禾影業はひたすら待機状態となっていたラスロックの処遇を決めざるを得なくなります。
そこで嘉禾影業がラスロックに「サンダー~」でのジャッキーとの一騎打ちの代わりに出演を依頼したのが元彪主演「検事Mr.ハー/俺が法律だ!」でした。ラスロックはこの嘉禾影業のオファーを熟慮した結果承諾します。
このラスロックの「検事Mr.ハー~」出演の決断は結果的に正解でした。何故ならラスロックが「検事Mr.ハー」に出演した事で元彪vsラスロック、ラスロックvsカレン・シェパード(外人女ドラゴン最高の名勝負)、ラスロックvs黄錦燊という素晴らしいクンフーファイトが実現したからです。
そして私の3つ目の謎であるラスロックが降板した事でラスロックが演じる予定だった最強アマゾネスを演じたのは果たして誰か?ですが、私はこの長年の謎を私とFacebook朋友であるシンシア・ラスロック本人に直接メールで訊き、ラスロックから返事を貰う事に成功しました。
私の質問に快く返事をくれたラスロックはジャッキーの事故に始まり、最終的に彼女が「検事ハー~」出演に至る経緯を明かしてくれた後に「あの「The Armour of God」での私はリンダ・デンレイの役を演じるはずだったのよ!」との答えをくれたのでした。そう、これこそ私が長年知りたかった答えでした!
黒人女性空手家として世界的に知られるリンダ・デンレイは唐子道6段の実力者で、その組手でのハードヒットを信条とする闘いは彼女の出身地に因んで“テキサスの恐怖”の異名で知られています。
デンレイは空手家として1973年から1996年までの活動期間の間にほぼ9年間に渡って無敗を誇った実力者で、ロングビーチの国際大会でも4度の優勝を遂げるなど数々の大会に優勝していますし「ブラックベルト」誌の名誉殿堂者にも選ばれています。
「サンダー~」劇中の4人のアマゾネス軍団の左端のやや面長の女性がデンレイで、恐らくジャッキーがアマゾネス軍団全員を倒した後にラスロック演じる最強アマゾネスが登場しジャッキーと闘う、のシークエンスはラスロックの代わりに出演したデンレイが最初からアマゾネス軍団の1人としてジャッキーと激闘を展開する、に変更となったと思われます。
私がこうしてラスロック本人に取材を敢行してまでジャッキーvsシンシア・ラスロック戦の真実を解き明かした果てに思う事。
それはラスロックが「検事Mr.ハー/俺が法律だ!」で元彪と、「上海エクスプレス」ではサモハンとの対決を実現させ、そのどれもが80年代香港クンフー映画に刻まれる屈指の名勝負となりながら、肝心のジャッキーvsラスロック戦だけは「サンダーアーム龍兄虎弟」でお蔵入りした事でそのまま実現せずに現在に至っている、という何とも皮肉な現実です。
ジャッキー・チェンとシンシア・ラスロック。幸いな事にこの2人の類い稀なる武打星は今も元気に現役アクションスターとして活躍しています。ジャッキーとラスロックには、是非何時の日か2人が遥か昔に残したままの“忘れ物”を今度こそ実現して欲しいと強く願います。

Jackie Chan in The Armour of God.Too bad Jackie missed to fight against Cynthia Rothrock in the film.
Instead,Jackie fought with American karate champ Linda Denley who appears as one of amazon women.


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天下第一ジャッキー・チェンSP④

2017-09-17 12:23:23 | その他

天下第一ジャッキー・チェンSP④

さてさて、再起動しました「スキップトレース」公開記念特別企画のジャッキー特集ですが、第4回の今回はお約束通り「サンダーアーム龍兄虎弟」で幻に終わったジャッキーvsシンシア・ラスロック戦について「スキップトレース」劇場パンフレットに入り切らなかった部分も含めて取り上げたいと思います。
皆さんもご存知のように、当初「サンダーアーム~」は「スキップトレース」にも出演している曾志偉がメガホンを撮り撮影されていました。
この曹志偉が撮影した「サンダーアーム~」のフィルムは相当量あるようで、もしこの曹志偉監督版「サンダーアーム~」のフィルムが現存しているとしたら是非公開して欲しいものです。...
で、この曹志偉監督が「サンダーアーム~」の目玉として企画したのがジャッキーvs当時香港映画、いえ白人女武打星最強の女ドラゴンとして君臨していたシンシア・ラスロックの対決でした。
「レディハード香港大捜査線」でのミシェル・カーン(当時)との女帝コンビでド迫力のクンフーアクションを披露し、香港の観客を驚愕させたラスロックとジャッキーが真っ向から闘う!
当時これほどのビッグ・ファイトは他に有り得ませんでしたし、実際嘉禾影業の出演要請を快諾したラスロック本人もジャッキーとの対決に闘志満々でした。
余談ですが、一説にはこの「サンダーアーム~」でラスロックが演じる予定だった役柄をローラ・フォルネルが演じた、との文献を見かけましたが、それはちょっと矛盾している情報だと思います。
何故なら曹志偉監督が想定していたラスロックの役柄は、映画の終盤に登場する黒人アマゾネス軍団をジャッキーが大乱戦の果てにやっと倒した後、そこに満を持して登場しジャッキーと一騎打ちを行う最強アマゾネスこそがラスロックだったからです。
当時の「サンダーアーム~」の関係者はこのラスロックのキャラを“スーパーアマゾネス”と呼んでいたそうです。
ところがこのジャッキーvs“スーパーアマゾネス”シンシア・ラスロック戦を撮影する段階になって、ジャッキーが撮影中のユーゴスラビアで頭蓋骨骨折の大事故に遭ってしまいます。
さあ、果たしてジャッキーvsラスロック戦はどうなるのか?ジャッキー戦に備えて待機していたラスロックに嘉禾影業が代替え案としてオファーした作品とは?そしてラスロックが演じる予定だった最強アマゾネスを代わりに演じた女性空手家とは?
以下、「天下第一ジャッキー・チェンSP」第5回を待て!

Jackie Chan and Cynthia Rothrock.They once planned to fight in The Armour of God.But Jackie had big injured and their fight was cancelled.


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天下第一ジャッキー・チェンSP③

2017-09-17 12:22:09 | その他

天下第一ジャッキー・チェンSP③

私が海外の香港映画のオーソリティーたちと「ジャッキー・チェン作品のベスト3を挙げるとしたら?」的な話題になると、彼ら殆ど全員が「まず「ドランクモンキー酔拳」、「プロジェクトA」、最後に「ポリスストーリー香港国際警察」かな」と同じようにこの3本を挙げて来ます。
特に「プロジェクトA」と「ポリスストーリー~」はそれまでの香港映画=クンフー映画のイメージから脱却し、シッカリとした脚本とハイレベルなアクションを高い次元で融合させた、今も香港映画が世界に誇れる秀作です。
その「ポリスストーリー~」でジャッキーを様々な方法で窮地に追いこんでいく卑劣な悪漢に扮したのが写真の楚原です。...
実はこの楚原は有名な俳優の息子として生まれ、その後邵氏兄弟公司で古龍などの武侠小説を改編した数々の“浪漫武侠片“を監督し一躍名を馳せた“邵氏四大導演”の1人でした。
さらに楚原はリーさんこと李小龍が邵氏公司で主演する予定だった清朝の大将軍を題材とした作品「年羹堯」も監督を担当する予定だった人で、その共演陣も狄龍や李菁が予定されていました。
では何故リーさんは邵氏公司の他の名監督である張徹や胡金銓などを自分の主演作品の監督に望まなかったのか?
実はリーさんと楚原はお互いに昔から親しい友人で、だからこそ「ドラゴンへの道」のコロシアムのセットを楚原が訪問したり、リーさんが邵氏のスタジオを訪問した際に楚原が笑顔でリーさんを出迎えたりしている写真が無数に残っているわけです。
ただ近年の楚原はこの李小龍主演「年羹堯」については、頑なに沈黙を守っているためその詳細が未だに不明なのが残念です。
「ポリスストーリー」のクライマックスで、正義を貫こうと奮闘しながら逆に追い詰められていくチェン刑事を冷酷に嘲笑う楚原に向かってチェン刑事が遂に怒りを爆発させるシーン。
この観客全員が拍手喝采するシーンで、無様に引っ繰り返る悪漢に扮した楚原こそが男臭い張徹作品とは一線を画し、哀愁に満ちた剣士の孤独を浪漫溢れる佇まいで描いた数々の“浪漫武侠片”を残した名監督であるばかりか、李小龍が邵氏公司で主演予定だった清朝武打巨編「年羹堯」の監督にも予定されていた大人物であった事を是非多くのジャッキー信者の方々にも知って頂ければと思います。

Jackie Chan and Chu Yuan in Police Story.Chu Yuan is actually not only an actor but great Shaw bros director.Also Chu Yuan was planned to direct Bruce Lees Shaw bros movie call 年羹堯.


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天下第一ジャッキー・チェンSP②

2017-09-17 12:21:13 | その他

天下第一ジャッキー・チェンSP②

連載スタートがしながら未だに何回やるかも決めていないジャッキー特集ですが(^_^;)、第2回の今回はジャッキーハリウッド進出第1弾「バトルクリーク・ブロー」でいきましょう。
実はこの映画は私こと龍熱が初めて劇場に観に行ったジャッキー映画でした。それまでの「酔拳」や「蛇拳」も勿論リアルタイムでチェックはしていましたが、ご存知のように当時も今もガチガチのリーさん信者だった龍熱少年は「リーさん信者の自分がジャッキー・チェン映画を劇場に観に行く事はリーさんへの裏切り行為になる!」と真剣に考えていたので、当時の私はジャッキー映画を劇場に観に行く事は絶対になかったんですね。
では何故に龍熱少年がこの「バトルクリーク・ブロー」だけは劇場まで観に行く気になったのか?...
それには3つの理由がありました。1つはこの映画の監督が「燃えよドラゴン」のロバート・クローズだった事。2つ目がこの映画の音楽がこれまた「燃えよドラゴン」のラロ・シフリンだった事。
そして3つ目がこの「バトルクリーク・ブロー」の予告編で何とジャッキーが「アチャアアア!アダアア!」とリーさん本人の怪鳥音を叫んでいたからなんですね。
78年に公開された「ブルース・リー死亡遊戯」で、リーさんの過去の主演作品から流用した怪鳥音を巧みに使用したビリー・ローのクンフーアクションの魅力に憑りつかれていた私たちリーさん信者は、この「バトル~」の予告編でジャッキーがリーさんの怪鳥音を叫ぶのを見て「そうか、ジャッキーもハリウッド進出を機会にリーさんの怪鳥音を継承したのか!」と思い切り強引に、勝手に解釈し、それこそ大喜びで劇場へと馳せ参じたのでした。
ところが!!!!実際に観た「バトル~」でのジャッキーは怪鳥音は一切発しないどころか、映画のアクションも龍熱少年的にはイマイチで、唯一興味深かったのがジャッキーと闘う悪の格闘家ビリー・キッス役で本物のプロレスラーとして知られるハードボイルド・ハガティの雄姿が観れた事ぐらいだったのでした(T_T)。
その後、私のデビュー本である「ブルース・リーと101匹ドラゴン大行進!」の取材でお会いした東宝東和の名宣伝マン飯田格さんから「いや~あの「バトルクリーク・ブロー」の時はね、つい調子に乗って予告編でジャッキーのアクション場面にブルース・リーの怪鳥音を入れちゃったんだよねえ♪」と軽いノリで告白された時は一緒に取材に来ていた町山智浩さんの隣で「飯田さん、あれはなかったですよぉ~!」と激しく脱力する龍熱だったのでした(トホホ!)。

The Big Brawl.My first Jackie Chan movie at movie theatre in 1980.


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天下第一ジャッキー・チェンSP①

2017-09-17 12:07:14 | その他

さてさて、皆さん連休如何お過ごしでしょうか?生憎の台風接近ですが、そんな時はお家で「超級龍熱」を楽しんで頂ければ♪ と先日「超級龍熱Facebook」で全5回に渡って連載しました最新作「スキップ・トレース」公開記念特別企画「天下第一ジャッキー・チェンSP」を当ブログにも転載します。どうか楽しんで頂ければ幸いです(^_^)。

天下第一ジャッキー・チェンSP①

さて、「スキップ・トレース」日本劇場公開記念特別企画としてお届けします成龍ことジャッキー・チェン特集。
その第1回はジャッキーとノラさまこと苗可秀の意外にありそうで無いオフショットです。
「レッドドラゴン/新精武門」で本格的に共演(「ドラゴン怒りの鉄拳」の精武館邸内で間接的に共演はしていますが)を果たした2人ですが、この頃はまだまだノラさまの方が香港明星としてはジャッキーより格が上でした。...
その後「蛇鶴八拳」や「龍拳」で2人はほぼ同格となった印象ですが、逆にリーさんこと李小龍、ジャッキーこと成龍、ブルース・リャンこと梁小龍の“香港三龍”全員と共演作品を撮っているノラさまこそ70年代最高の香港女優である!と龍熱はここに思い切り断言するわけです。
私が以前にノラさまにインタビューした時は、残念ながらジャッキーの事は訊きませんでしたが、代わりにノラさまが邵氏作品「絶不低頭」で共演した宗華の名前が「えっと・・・えっとあの男優の名前はね・・・ええっとぉ」とどうしても思い出せないノラさまに私が「確か宗華ですよね?」「あ、そうそう!宗華よね ♪」と畏れ多くもご教示差し上げた思い出があります、はい(^。^)。
今でも十分過ぎるほど美しいノラさまとジャッキーの久々の共演作品も是非観てみたいと思っているのは、リーさん&ジャッキー信者共通の想いではないでしょうか。

Jackie Chan and Nora Miao.


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