■アニメ「武装錬金」---第9話「早坂姉弟」
前回:第8話のエンドカードにて「次回もどばばばざっぶーんだ!」という、「武装錬金」とは何ら関係ない「木曜洋画劇場」ネタのテキストで閉めて来たスタッフでしたが、今回は---、
「次回もブラブラブブラブラブラブラブラブラボーだ!!」
(※一部、「ブ」が重複している部分がありますが、ミスタッチではありませんのでw)
この何だかとっても投げ槍っぽい印象を受けるキャッチですが、実は今回はしっかりと「武装錬金」絡みのネタ。
原作3巻収録の第21話「カズキと斗貴子の選択(後編)」、その巻末ライナーノーツにて、ブラボーが金城をボコボコにしているシーンには、ネームの段階で某JOJOの「オラオラ」よろしく、「ブラブラブラ(中略)ブラァッ!!」と掛け声が入っていた事を、和月氏自らが明かしているので、今回のネタは此処から引用されたものと思われw
ただ、其処はスタッフの遊び心から「ブブラ」の様に改変されてしまっている訳ですけど、このキャッチは当該シーンが存在している第7話の方がしっくり来るかと。
もっとも、第7話はブラボー初登場の回なので、初登場のエンドカードでいきなりそんなネタを持って来られても、色々と動揺したのは間違いないですがw
さて、本編の感想に話を移行しますが、今回のストーリーは原作3巻収録・第25話「早坂姉弟」冒頭ページ以降から、原作4巻収録・第28話「第一次成長」のラスト2ページを除く部分までの内容で、早坂桜花・秋水が本格的に本編に絡んで来る事に。
尺の関係上、一部のシーンがカットされたり、順序が逆になっているのが毎度の構成ですが、個人的には今回の内容で、ある意味「ブラボー!」と評価したい点がふたつ。
ひとつは、「L・X・E」の---沢田研二の「サムライ」の歌詞から拝借したという---合言葉が、忠実に再現されていた事。
果たして著作権云々の問題で、たとえ原作で「JASRACコード」付きで使用されていたと言っても、場合によっては変更されてしまう可能性もあっただけに、この再現は嬉しい限りw
これで後々に登場する、斗貴子さんの”あの”恥ずかしいシーンにも期待できますわ(撒
此処で一点だけ不満があるとすれば、早坂桜花・秋水が「L・X・E」本部に召集された際、原作では「各回表紙」に当たる部分に「Let's TRY! L・X・E合言葉!!」というミニコーナー的なモノが存在していて、その後のバタフライ、ムーンフェイス、パピヨンが”背中で人生を語るポーズ”に繋がっていたのですが、その部分がごっそり抜けてしまっている上、事前のパピヨンとムーンフェイスの掛け合いシーンでも、”背中で人生を語るポーズ”が至って普通(此方は原作準拠)なので、何故にあの3人が妙なポーズをとっていた理由が、どうにも説明不足になってしまっている事。
もっとも逆に考えれば、先述した斗貴子さんの恥ずかしいシーンが与えるインパクトを、更に加味する要素にも成り得ますし、本編のあの流れから、いきなり「合言葉講座」に流れても、展開に違和感が出てしまう恐れがあるので、これはこれで仕方が無いかな…という訳で、DVD版の映像特典として収録希望w
ふたつめの「ブラボー!」は、賛否両論分かれるかと思われますが、男性陣の銭湯でのおバカシーンに対する、(原作では)女性陣の喫茶店での会話シーンが、会話内容ほぼ同じ(コーヒー絡みと携帯電話のシーンは無し)で丸ごと女湯でのサービスシーンに変換されていた事w
原作でも、斗貴子さんのスカートが”鉄壁”だった為、あれだけ動き回るアクションでも”パンチラ”というモノには縁遠く、サービスシーンと言えるものは、ホムンクルス幼体に寄生されて脇腹を見せるシーンと、この先に存在している海水浴、そして○○で○になった斗貴子さんくらいなので、この「武装錬金」という作品ではまず期待してはいけない部分だった訳ですが、アニメ版では、妙に斗貴子さんの太ももに力を入れている作画やアングルが多かった事から、何かしらを狙っている風はあったものの、終盤のバトルシーンでもスカートの鉄壁こそ崩れぬとも、よもやの入浴シーンの登場には、もうスタッフ蝶・サイコーと(何
それにしても、「まひろアイ」の能力は凄いな…よもや正確な数字を(ブチ撒けろ!
”蝶”と言えば、色々と謎だった「パピヨンの桶」は、アニメでもそのまま…本当、どんな原理で密着しているのだろうかw
この一連の銭湯でのシーンは、”美しい”のキラキラ表現やら、男ならではの「Let'sトトカルチョ」も加え、原作でもかなりコメディ色の強い部分だっただけに、更に要素がプラスされたアニメ版では、かなり面白味が増した印象ですね。
ただ、今話の内容で「ウマカバーガー(ロッテリや)」を「太(タイ)」「細(シー)」が訪れて、更に”変人バーガー”度合いが上がっているシーンがカットされてしまった事は、残念極まりなく。
会話内容的に、桜花・秋水にイチャモンを付けている場面と繋ぎ合わせて尺を詰めたのは解りますけど、この先の二度目が無い分だけ、取捨選択には拘って欲しかったかも。
全体的な作画のクオリティは、やや場面ごとにバラつき(特に斗貴子さんの顔立ち)を感じたものの、第6話で一度は下降したのを取り戻すが如く、前話同様に概ね良好だったかな、と。
次回は、桜花・秋水とのバトルがメインとなるだけに、可能な限り、このクオリティ以上を保って欲しい所です。
あ、そう言えば、ゴゼン様の出番も次回に(
※12.02追記
■「武装錬金RADIO」蝶・必・聴!
前回:第8話のエンドカードにて「次回もどばばばざっぶーんだ!」という、「武装錬金」とは何ら関係ない「木曜洋画劇場」ネタのテキストで閉めて来たスタッフでしたが、今回は---、
「次回もブラブラブブラブラブラブラブラブラボーだ!!」
(※一部、「ブ」が重複している部分がありますが、ミスタッチではありませんのでw)
この何だかとっても投げ槍っぽい印象を受けるキャッチですが、実は今回はしっかりと「武装錬金」絡みのネタ。
原作3巻収録の第21話「カズキと斗貴子の選択(後編)」、その巻末ライナーノーツにて、ブラボーが金城をボコボコにしているシーンには、ネームの段階で某JOJOの「オラオラ」よろしく、「ブラブラブラ(中略)ブラァッ!!」と掛け声が入っていた事を、和月氏自らが明かしているので、今回のネタは此処から引用されたものと思われw
ただ、其処はスタッフの遊び心から「ブブラ」の様に改変されてしまっている訳ですけど、このキャッチは当該シーンが存在している第7話の方がしっくり来るかと。
もっとも、第7話はブラボー初登場の回なので、初登場のエンドカードでいきなりそんなネタを持って来られても、色々と動揺したのは間違いないですがw
さて、本編の感想に話を移行しますが、今回のストーリーは原作3巻収録・第25話「早坂姉弟」冒頭ページ以降から、原作4巻収録・第28話「第一次成長」のラスト2ページを除く部分までの内容で、早坂桜花・秋水が本格的に本編に絡んで来る事に。
尺の関係上、一部のシーンがカットされたり、順序が逆になっているのが毎度の構成ですが、個人的には今回の内容で、ある意味「ブラボー!」と評価したい点がふたつ。
ひとつは、「L・X・E」の---沢田研二の「サムライ」の歌詞から拝借したという---合言葉が、忠実に再現されていた事。
果たして著作権云々の問題で、たとえ原作で「JASRACコード」付きで使用されていたと言っても、場合によっては変更されてしまう可能性もあっただけに、この再現は嬉しい限りw
これで後々に登場する、斗貴子さんの”あの”恥ずかしいシーンにも期待できますわ(撒
此処で一点だけ不満があるとすれば、早坂桜花・秋水が「L・X・E」本部に召集された際、原作では「各回表紙」に当たる部分に「Let's TRY! L・X・E合言葉!!」というミニコーナー的なモノが存在していて、その後のバタフライ、ムーンフェイス、パピヨンが”背中で人生を語るポーズ”に繋がっていたのですが、その部分がごっそり抜けてしまっている上、事前のパピヨンとムーンフェイスの掛け合いシーンでも、”背中で人生を語るポーズ”が至って普通(此方は原作準拠)なので、何故にあの3人が妙なポーズをとっていた理由が、どうにも説明不足になってしまっている事。
もっとも逆に考えれば、先述した斗貴子さんの恥ずかしいシーンが与えるインパクトを、更に加味する要素にも成り得ますし、本編のあの流れから、いきなり「合言葉講座」に流れても、展開に違和感が出てしまう恐れがあるので、これはこれで仕方が無いかな…という訳で、DVD版の映像特典として収録希望w
ふたつめの「ブラボー!」は、賛否両論分かれるかと思われますが、男性陣の銭湯でのおバカシーンに対する、(原作では)女性陣の喫茶店での会話シーンが、会話内容ほぼ同じ(コーヒー絡みと携帯電話のシーンは無し)で丸ごと女湯でのサービスシーンに変換されていた事w
原作でも、斗貴子さんのスカートが”鉄壁”だった為、あれだけ動き回るアクションでも”パンチラ”というモノには縁遠く、サービスシーンと言えるものは、ホムンクルス幼体に寄生されて脇腹を見せるシーンと、この先に存在している海水浴、そして○○で○になった斗貴子さんくらいなので、この「武装錬金」という作品ではまず期待してはいけない部分だった訳ですが、アニメ版では、妙に斗貴子さんの太ももに力を入れている作画やアングルが多かった事から、何かしらを狙っている風はあったものの、終盤のバトルシーンでもスカートの鉄壁こそ崩れぬとも、よもやの入浴シーンの登場には、もうスタッフ蝶・サイコーと(何
それにしても、「まひろアイ」の能力は凄いな…よもや正確な数字を(ブチ撒けろ!
”蝶”と言えば、色々と謎だった「パピヨンの桶」は、アニメでもそのまま…本当、どんな原理で密着しているのだろうかw
この一連の銭湯でのシーンは、”美しい”のキラキラ表現やら、男ならではの「Let'sトトカルチョ」も加え、原作でもかなりコメディ色の強い部分だっただけに、更に要素がプラスされたアニメ版では、かなり面白味が増した印象ですね。
ただ、今話の内容で「ウマカバーガー(ロッテリや)」を「太(タイ)」「細(シー)」が訪れて、更に”変人バーガー”度合いが上がっているシーンがカットされてしまった事は、残念極まりなく。
会話内容的に、桜花・秋水にイチャモンを付けている場面と繋ぎ合わせて尺を詰めたのは解りますけど、この先の二度目が無い分だけ、取捨選択には拘って欲しかったかも。
全体的な作画のクオリティは、やや場面ごとにバラつき(特に斗貴子さんの顔立ち)を感じたものの、第6話で一度は下降したのを取り戻すが如く、前話同様に概ね良好だったかな、と。
次回は、桜花・秋水とのバトルがメインとなるだけに、可能な限り、このクオリティ以上を保って欲しい所です。
あ、そう言えば、ゴゼン様の出番も次回に(
※12.02追記
■「武装錬金RADIO」蝶・必・聴!