デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

チャーリー・ウィルソン

2024-03-10 05:00:06 | 歴史四方山話

 

チャーリー・ウィルソン

 


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ケイトー。。。 どういうわけで チャーリー・ウィルソン を取り上げたのォ~?


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あのねぇ〜、バンクーバー市立図書館で借りていたDVDの中から一つ取り出してプレーヤーにかけたら次の映画が出てきたのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 


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チャールズ・ネスビット・ウィルソン

 


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1933年6月1日 - 2010年2月10日(76歳没)

 

チャールズ・ネスビット・ウィルソン(Charles Nesbitt Wilson)は、アメリカ合衆国の政治家。
通称はチャーリー・ウィルソン(Charlie Wilson)。
元アメリカ海軍士官であり、元テキサス州選出連邦下院議員である。

2003年に彼の伝記がジャーナリストのジョージ・クライルによって発表され、それを元にした映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』が2007年に公開されている

1933年6月1日にテキサス州トリニティに誕生する。
パーティー好きで陽気な人柄で知られ、地元新聞からは「グッドタイム・チャーリー」のあだ名を付けられ、プレーボーイ的なイメージの一方で、冷戦時代の英雄の1人でもあった。

ウィルソンはCIA史上最大の極秘作戦を敢行した立志伝中の人物として知られる

旧ソ連のアフガニスタン侵攻を食い止めるため、ウィルソンは下院の国防歳出委員会メンバーとして動き、メンバーを味方につけて当時アフガニスタンを侵攻していた旧ソビエト連邦軍に対するCIAのアフガン支援の秘密予算の大幅増額を図る。

当初500万ドルだった支援額は7年の内に10億ドルという空前の規模に達し、最終的に数十億ドルという多額の資金を調達した。
これによる武器を供給などの支援によりアフガンのイスラム武装勢力ムジャーヒディーンは、最新の武器を手に入れ劣勢を跳ね返し、ソビエト連邦軍に撤退を余儀無くさせた。

ウィルソンはこの功績から、ソ連のアフガニスタン撤退を決定づけた影の功労者として、CIAはそれまでCIA要員にしか贈ったことの無かった功労賞を、文民として初めて秘密裏に表彰

この話を映画化したのが2007年に公開された映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』である

しかしながら、アフガニスタンのイスラム武装勢力に行った軍事支援は、ソビエト連邦軍のアフガニスタン撤退以後アメリカにつきまとう災いの種となってしまった。

ウィルソンが支持し、CIAから何百万ドル単位の支援を受けたアフガニスタンの軍閥たちは現在、国際テロ組織アルカイダなどとのつながりをもつ危険なイスラム原理主義者とみなされており、その中にはグルブッディーン・ヘクマティヤール元首相や、アフガニスタンの旧支配勢力タリバンのジャラルディン・ハッカニ司令官など含まれている。

 


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しかしウィルソンはアメリカ同時多発テロ事件以後も、「われわれは悪の帝国(旧ソ連)と戦っていたのだ。(支援しないとすれば)それは第2次世界大戦中にヒトラーと戦うソビエト軍に供給支援を行わないのと同様だ。当時、タリバンなんていう名前を知っていた人間なんていただろうか?」と述べ、イスラム武装勢力たちの軍事強化に荷担したことを悔いることは無かった

2010年2月10日にテキサス州の病院で心不全のため亡くなった。




出典: 「チャールズ・ネスビット・ウィルソン」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



つまり、チャーリー・ウィルソンが秘密予算を大幅に獲得したことにより、武器を供給などの支援によりアフガンのイスラム武装勢力ムジャーヒディーンは、最新の武器を手に入れ劣勢を跳ね返し、ソビエト連邦軍に撤退を余儀無くさせたのねぇ〜。。。



そういうことです。。。この功績によりCIAはそれまでCIA要員にしか贈ったことの無かった功労賞を、文民として初めてチャーリー・ウィルソンに秘密裏に表彰したのですよ。。。

どうして秘密裏に表彰したのよ?

CIAも後ろめたいものを感じていたのですよ。。。つまり、秘密予算を大幅に獲得したことによりイスラム武装勢力に最新の武器を供給することができた。。。その結果、劣勢を挽回してソビエト連邦軍は撤退させることができた。。。

だったら別に秘密裏に表彰しなくてもいいじゃない。。。

でもねぇ〜、CIAはそれまでにも、数々の陰謀に関わってきたのですよ。。。

 



CIAが関わった事件・陰謀

 


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1940年代

時期不明 - ペーパークリップ作戦

1950年代

1953年 - アジャックス作戦:イラン・クーデター。シャー復帰。
イギリス秘密情報部と合同で行なったイランのモハンマド・モサッデク政権転覆・パフラヴィー朝復興作戦。2013年、機密指定解除になっていた1970年代の文書に関与が明記されていたことが判明。

1953年 - ポダルトン作戦(正力マイクロ波事件)
世界銀行より正力松太郎へ融資をさせ日本に軍事転用可能なマイクロ波通信網を設置しようとした。吉田茂が通信網は電電公社に任せると選択し失敗

1953年 - CIAが公式にVENONAを報告し、防諜活動に協力を始めた。

1954年 - PBSUCCESS作戦・グアテマラ・クーデター1954
ユナイテッドフルーツと組んで行われた、グアテマラのハコボ・アルベンス・グスマン政権転覆作戦。グアテマラ内戦に繋がった。

1955年 - カシミールプリンセス号爆破事件

 





 

1955年 - 日本で保守合同を支援
自由民主党の結成に関与した。1964年まで行われていた事が機密指定解除となった外交文書に記述されている


時期不明 - MKウルトラ計画
洗脳技術の研究を行った。1950年代初頭から1960年代末まで行われていたとされる。

 


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『細菌戦争 MKウルトラ』

 

1960年代

1960年代 - アコースティック・キティー
猫を使った盗聴作戦。専用に生体改造された盗聴用の猫を盗聴先の現場へ送り込むというものであったが、失敗に終わった。

1960年 - U-2撃墜事件

1961年 - ピッグス湾事件
キューバの「反革命傭兵軍」による親米化クーデターを支援し、「反革命傭兵軍」をピッグス湾から上陸させて政権転覆を狙ったものの失敗に終わった。

1961年 - 大韓民国中央情報部(KCIA)の設立に関与
設立後は、育成、監督にも関与することとなる。

1962年 - コールドフィート計画
ソビエト連邦の北極基地での情報収集

1962年 - エンリコ・マッテイの飛行機事故。
イタリアENIによる独自のエネルギー路線に対する疑惑。

1963年 - ゴ・ジン・デイエム政権転覆支援:ベトナム

1963年 - アブドルカリーム・カーシム政権転覆支援
イラクのバアス党への資金提供で関与したとされる。

1963年 - 1964年 - ルイス・ポサダ・カリレスへの支援
カリレスはCIAの工作員であったが、後にクバーナ航空455便爆破事件やフィデル・カストロ暗殺未遂事件など一連のテロ活動に従事することになる。

1964年 - トンキン湾事件
民間不正規戦グループ(CIDG)計画および、特殊部隊の支援

1965年 - 9月30日事件
インドネシアの反スカルノクーデター関与とスハルトによる共産主義者粛清への支援

1967年〜1971年 - フェニックス作戦

1970年代

 


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1972年 - ウォーターゲート事件
工作員のジェームズ・W・マッコード・ジュニアが逮捕された


1973年 - チリ・クーデター
社会主義政権のサルバドール・アジェンデ政権転覆をもくろみ、アウグスト・ピノチェト将軍のクーデターを支援。

1974年 - プロジェクト・ジェニファー
沈没した旧ソ連の629型潜水艦K-129のサルベージ作戦。

1975年 - 労働党ウィットラム首相解任工作:オーストラリア

1975年 - アンゴラ内戦への間接的介入
アンゴラ内戦の親米組織に元南ベトナム軍兵士や傭兵らを投入。

1977年 - パキスタン陸軍参謀長ジア・ウル・ハク将軍によるクーデター
ズルフィカル・アリ・ブットパキスタン元首相が処刑された他、後のハク将軍事故死にも関与説がある。

1978年 - グラディオ作戦
イタリアでの謀略活動

1978年 - アフガニスタン紛争(サイクロン作戦)
この紛争に際してCIAがアフガニスタンに共産政権を打ち立てたアフガニスタン人民民主党に対する抵抗運動を行ったムジャーヒディーンへ武器、資金を援助した結果、紛争は1989年まで続いた


1980年代

1980年 - 全斗煥による光州事件:韓国

1980年 - カナダの策謀によりアメリカ外交官6人イラン脱出

1986年発覚 - イラン・コントラ事件

1990年代

1994年 - エイムズ・スパイ・スキャンダル
約9年に渡りソ連とソビエト連邦の崩壊後のロシアのために機密情報を提供していたとしてCIA工作員が逮捕された。

1995年7月 - VENONA FILEの一部が初めて公開される。

 


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『ヴェノナ文書』

 

1998年 - スーダンの製薬工場へのミサイル攻撃
実際は製薬工場であった所をVXガスの製造工場であると主張してミサイル攻撃を行わせた。これはエジプト人情報提供者一人のみの情報を信用した結果であった。

2000年代

2002年 - ベネズエラにおける、クーデター未遂、コロンビア人民兵による武装蜂起未遂。

2003年 - イラク戦争
大量破壊兵器の存在を主張して開戦へと導いた。後に大量破壊兵器はまったく存在しなかったとコリン・パウエル国務長官が謝罪する結果となった。

2009年11月5日 - イタリアでイスラム教聖職者アブ・オマル(オサマ・ムスタファ・ハッサン・ナスール)師の拉致への関与
協力したSISMIのエージェントを含めた関係者達がイタリア司法当局に訴追され、欠席裁判でミラノの拠点責任者が8年、他に22人の要員が5年の禁錮刑となった。

2009年12月30日 - アルカイダへの二重スパイの派遣
CIAが派遣した人物は二重どころか、本来ならあり得ない三重スパイであり、完全に騙されたアフガニスタンのチャップマン前哨基地では自爆テロが発生した。CIA局員7人を含む9人が死亡。

時期不明 - 2001年のアフガニスタン紛争後のアフガニスタンにおいて成立したカルザイ政権内部の情報収集のために高官達へ資金提供

2010年代

2010年 - ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害に係る事前調査

2017年5月 - 2010年から中国でCIAの要員が次々と殺害されて中国でCIAのスパイ網が壊滅したとニューヨーク・タイムズは報じた。中国とロシアの当局は解読したCIAの通信方法の情報を共有したとも報じられている。また、北朝鮮の国家保衛省や対米外交を担当する韓成烈外務次官などはCIAと韓国の国家情報院が金正恩朝鮮労働党委員長の暗殺を試みたと主張し、暗殺に関与したCIA関係者や国家情報院トップの引き渡しと正式な謝罪を要求した。同年2月に死亡したと報じられた金正男はCIAの情報提供者だったと報じられている。

2019年6月、イランは「海外の複数の同盟国」とともにCIAのスパイ網を解体したと発表した。

2020年代

2020年8月17日(現地時間)、ハワイ在住の元CIA局員(かつ元FBI言語学者)の67歳の香港系帰化中国人の男性を彼の親戚と共に14日に逮捕したと発表した。二人による情報漏洩はCIA退職後の2001年に香港で中国情報機関へ「CIAの要員や作戦」、「通信手段などに関する情報」を現金5万ドル(約530万円)で売り渡した事から始まり、以来10年以上も国防情報を中国側に漏洩した疑いが持たれている。またハワイ移住後、中国側に渡す『米政府の機密情報』へのアクセスを得ることを狙ってFBIに職を求め、04年に中国語文書の翻訳などを担当する契約職員になり、6年間、機密扱いされた文書などをコピーするなどして盗み、中国を頻繁に訪問して渡していたとされる。中国側に渡った情報はCIAの暗号や工作員の情報、それに『海外での工作活動の状況』などとされていて、司法省は声明で「同僚と国家、そして自由民主主義の価値観を裏切った」と批判したうえで「裏切り者は必ず、見つけ出し裁きにかける」と警告を発した。




出典: 「中央情報局」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



つまり、大っぴらにチャーリー・ウィルソンを表彰したら、CIAの陰謀の数々が表沙汰(おもてざた)になって、マスコミが騒ぐとでも思ったのォ〜?



そうですよ。。。実際、この時のチャーリー・ウィルソンが関わった「サイクロン作戦」が2001年のアメリカ同時多発テロを生み出す潜在的な要因になったというのですよ。。。

 



サイクロン作戦

 


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サイクロン作戦(Operation Cyclone)は、アフガニスタン紛争中の1979年から1989年にかけて、ムジャヒディンに武器や資金の提供を行ったアメリカ合衆国中央情報局 (CIA) の計画に対するコードネーム

隣国パキスタンの支援を受けたのみならず、ソビエト連邦による侵攻の前から、アフガニスタン民主共和国政権と戦闘行為を行っていたイスラム武装勢力への支援を強力に推進した。

1980年に数億ドル、1987年には63億ドルもの資金を投入しており、CIAが極秘裏に行った作戦としては最長かつ最も費用のかかったものの1つであった。

アフガニスタン内戦中にムハンマド・ナジーブッラー率いるアフガニスタン人民民主党 (PDPA) と戦闘行為を行った1989年以後も、ムジャヒディンに対する資金提供自体は続くこととなる。

 

背景

 


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アフガニスタンにおける共産政権の成立

1978年春、共産主義政党のアフガニスタン人民民主党がサウール革命により政権を掌握。
数ヶ月のうちに反政府派がアフガニスタン東部で反乱を引き起こし、ムジャヒディンによる内戦へと瞬く間に発展してゆく。

当時のパキスタン政府は訓練施設を反乱軍へ極秘裏に提供し、ソビエト連邦はPDPA政権に対し数1,000名もの軍事顧問を派遣することとなる。
この間PDPA内部でもハルク派とパルチャム派による内ゲバが深まった結果、パルチャム派閣僚が罷免されたり、同派の軍官が逮捕される事態となった。

その後ハルク派の大統領であるヌール・ムハンマド・タラキーは1979年9月、同じくハルク派に属していた同僚のハフィーズッラー・アミーンが引き起こしたPDPA内部のクーデターにより暗殺、アミーンが大統領に就く。

しかしアミーンはソビエトから不信感を抱かれていたため、12月には同国特殊部隊により暗殺されてしまう。
その後、パルチャム派ではあるが両派を纏め上げたバブラク・カールマルが政権を率い、一応は空白期間を埋めた。

 

アメリカ合衆国の動向

1979年半ばまでにはアメリカ合衆国がムジャヒディンへの資金提供を開始。
カーター政権下で国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたズビグネフ・ブレジンスキーは、後に計画の目的を「ソビエトの軍事介入を誘発すること」と述べているが、ソビエトの侵攻は合衆国がソビエトの覇権主義を食い止められなかったために発生したことが後年明らかとなった。

エリック・アルターマンは『ネイション』誌の中で、サイラス・ヴァンスの側近であるマーシャル・シュルマンが「当時は極秘計画を知らされていなかったと言っているものの、国務省がソビエトに侵攻を思い留まらせるべく粉骨砕身したのであり、決してそれを誘発するために計画を行ったのではない。

ヴァンスは確かにゲイツの詳述を全て代表していたようには思えない」としている。

当時ソビエトが中東に足場を築くため、南方へと領土を広げようとしたと考えていた者が一部に存在。

こうした中カーター大統領は侵攻の後、いわゆる「カーター・ドクトリン」を発表。
合衆国は他のいかなる外部勢力が、ペルシャ湾を支配下に置くことを許さないというものであった。

 


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またソ連懐柔策として、1980年1月には小麦の輸出を決定し、デタントを演出しようとした。穀物の輸出は農業従事者に利益をもたらしたものの、禁輸措置は合衆国の農場主にとっては苦難の始まりを意味することとなる。

一方でカーターは同年、合衆国のアスリートがモスクワオリンピックに参加することを禁じ、若年男性への徴兵登録を復活させるに至る。
ソ連侵攻の後、合衆国はソ連の撤退に向け外交努力に努め、合衆国によるパキスタンでの難民計画への貢献は、アフガン難民を支援する上で重要な役割を果たした。

 

批判

ムジャヒディンへの資金提供がアメリカ同時多発テロの引き金となったという批判がある

 


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合衆国政府はパキスタンがグルブッディーン・ヘクマティヤールを「同志」と見なして、資金提供を許した廉で批判を行ってきた。
ヘクマティヤールは他のムジャヒディンを殺害し、合衆国から提供された武器を用いながら、2000名の犠牲者を出したカブール砲撃を含め、民間人を攻撃したためである。

またアルカーイダ創始者にして、マクタブ・アル=ヒダマトと呼ばれるアフガニスタンの義勇兵を支援していたオサマ・ビンラディンと親交があったとも言われる。
これを受けムハンマド・ジア=ウル=ハクはヘクマティヤールに対し、「アフガニスタンの指導者にしたのはパキスタンであり、無作法をし続けるのであれば、同様に殺害するのはパキスタンである」と警告。

ベーナズィール・ブットーパキスタン首相は1980年代末、イスラーム主義運動の台頭に懸念を表明し、ブッシュ大統領に「フランケンシュタインを造っているのはあなただ」と伝えている。

これに対し合衆国は、資金はあくまでアフガニスタンの反乱軍に当てられていると強弁し、オサマ・ビンラディンやムジャヒディンへの資金提供を否定。
しかしながら、アフガニスタン反乱軍の一部でさえタリバンに参加し、米軍に対する戦闘行為を行っている。

CIAがオサマ・ビンラディンに直接接したという証拠は無いものの、合衆国の資金提供はムジャヒディン集団に向けられており、同国の外交政策に批判的な者は、サイクロン作戦が2001年のアメリカ同時多発テロを生み出す潜在的な要因を造ったとしている。

ウィリアム・ハートゥングはアルカーイダの創設が、ソビエトのアフガニスタン侵攻時合衆国によるムジャヒディンへの支援と関係があると指摘。

一方クリストファー・アンドリューやソ連からの亡命者ヴァシリー・ミトロヒンによると、「CIAがビンラディンやムジャヒディンを支援することになった他のアラブ人義勇兵に資金提供を行っていたという主張」には何ら根拠が無いという。

ピーター・ベーゲンは「本当の問題はCIAが1980年代にビンラディンを支援していたのではなく、1996年1月局内にビンラディン課が立ち上げられるまで、その可能性に気付いていなかったことにある」としている。




出典: 「サイクロン作戦」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



チャーリー・ウィルソンも少しは後ろめたさを感じていたのですよ。。。だから、「われわれは悪の帝国(旧ソ連)と戦っていたのだ。(支援しないとすれば)それは第2次世界大戦中にヒトラーと戦うソビエト軍に(アメリカが)供給支援を行わないのと同様だ。当時、タリバンなんていう名前を知っていた人間なんていただろうか?」と述べた。。。そういうわけでチャーリーは、後ろめたさを感じながらもイスラム武装勢力たちの軍事強化に荷担したことを悔いることは無かったのですよ。。。



つまり、CIAの幹部は、こうなるだろうということを 薄々感じていたので大っぴらにチャーリー・ウィルソンの功績を表彰しなかったのねぇ〜。。。

そうですよ。。。だから、僕もこの映画を見るまでこの人物のことは全く知りませんでした。。。チャーリー・ウィルソンがイスラム武装勢力たちの軍事強化に荷担したことは、回り回ってオサマ・ビンラディンの勢力の強化にもつながる。。。その結果、バタフライ効果でアメリカ同時多発テロの引き金となったわけですよ。。。いわば、“時効になった”ので映画が作られたのです。。。



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ〜。。。

あなたも、CIAのエージェントは、これまでに世界を駆け巡って紛争の種をばらまいてきたと思いますかァ〜?

ええっ。。。「そんな事は どうでもいいから、他にもっと面白い話をしろ!」

貴方は、そのような強い口調で わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。

シルヴィーさんが登場する 興味深い面白い記事は たくさんあります。

興味があったら、ぜひ次の記事を読んでみてください。


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『角さんと原発と天罰(2013年1月5日)』

『真紀子落選(2013年1月14日)』

『野火(2013年1月18日)』

『タイタニックと国際化(2013年2月1日)』

『宮澤理恵@Macao(2013年2月28日)』

『インドのキリスト』

『宗教戦争』


(sunwind2.gif)

『西部戦線異状なし』

『だらしない政治家』

『マトリックスの世界』

『細菌戦争』

『マルキの闇』

『チ−37偽札事件』

『核弾頭を積んでいた』

『サンダーバード号事件』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


(hand.gif)



(surfin2.gif)

ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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露出狂

2024-03-10 03:07:23 | 歴史四方山話

 

露出狂

 


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デンマンさん。。。、露出狂 の女性に出会ったのですかァ~?


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いや。。。僕は、幸福と言うか? 不幸と言うか? これまでに露出狂の女性に出会ったことがないのですよ。。。一度ぐらい そういう女性と出会ってもいいと思うのだけれど(微笑)。。。残念ながら未だにそういう機会がありません。。。

じゃあ、どういうわけで露出狂 を取り上げたのですか?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


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『拡大する』

『露出狂時代』


 



これはライブドアの僕の「徒然ブログ」の日本時間で2月21日の午後2時10分から午後6時40分までのアクセス者の記録です。。。赤枠で囲んだ箇所に注目してください。。。



あらっ。。。2月21日の午後6時40分に「にほんブログ村」からやって来て 露出狂時代 を読んだネット市民がいたのですわねぇ~。。。

そうなのですよ。。。 リファラ  の URL をクリックすると次の検索結果が出てきます。。。

 


(mur22-02-21.jpg)


『拡大する』

『現時点での検索結果』

『露出狂時代』


 



あらっ。。。露出狂 を入れて検索したのですわねぇ~。。。



そういうことです。。。実は、新宿区西落合に住んでいる幸田亀夫君が読んだのです。。。

 


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幸田亀夫君は『露出狂時代』を読んで露出狂の女性を探し当てたのですか?



探し当てたのですよ。。。でも、その女性たちは「露出狂時代」の女性たちだったのです。。。

 



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   日刊時事写真新聞


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   昭和初期の江ノ島

 

『THE NIKKAN JIJISHASHIN』というグラフ速報の昭和12年5月30日号。

そこには『露出狂時代!!』というキャッチコピーとともに湘南海岸で水着姿をさらすモダンガールたちが写っている。

 


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これだけではなにも感じない人でも、その発行年月日を日本史年表とつき合わせてみれば、驚きの声を挙げるに違いない。

というのもそれから1ヵ月もしない7月7日には盧溝橋事件が勃発しているからだ。

 

つまり、泥沼の戦争に足を突っ込む直前の日本は、空前の資本主義的繁栄を謳歌し、都会や海水浴場にはモガ・モボが闊歩していたのである。

 

1931年(昭和6年)の満州事変以来、日本は軍事独裁の暗闇の中にあったという戦後の左翼史観は大ウソだと言うことがわかる。

古書会館に通えば、このように、歴史に直に触れることができるのである。

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




33-34ページ 『東京時間旅行』
著者: 鹿島茂
2017年10月30日 第1刷発行
発行所: 株式会社 作品社

 



あらっ。。。 上の4人の女性たちは『露出狂時代!!』に湘南海岸で水着姿をさらすモダンガールなのですわねぇ~。。。でも、現在の私達の目には慎ましい水着姿に見えますわ。。。。



そうです。。。「露出狂」というイメージを浮かべれば、現在ならば次のようなジューンさんの紐パン熟女ですよ。。。

 


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幸田亀夫君は、慎ましい水着姿を見て期待外れだったでしょうねぇ~。。。



確かに、24歳の亀夫君には上のモダンガールは亀夫君にとっては期待外れだったのです。。。でもねぇ~、亀夫君のおばあさんは現在72歳なのですよ。。。1950年生まれです。。。おばあさんが20代の頃の水着姿を見るとちょうど上のモダンガールと同じようなワンピースの水着をつけていたのです。。。写真の女性たちが20歳だとすれば、生まれたのは1917年なのですよ。。。生きていれば、104歳か105歳です。。。おそらく写真に写っている4人は、すでにあの世の人だと思うのです。。。

そうでしょうねぇ~。。。

そういう事を考えると、亀夫君のおばあさんよりも30年前に生まれた女性たちが、太平洋戦争が始まる前の昭和12年に、ワンピースの水着で湘南海岸をルンルン気分で歩いていたということは、驚くべきことだ、と亀夫君は思ったのです。。。「露出狂時代」だと改めて亀夫君は驚いたのですよ。。。

1931年(昭和6年)の満州事変以来、日本は軍事独裁の暗闇の中にあったという戦後の左翼史観は大ウソだと書いてありますけれど、確かに昭和12年の7月に盧溝橋事件が勃発する1ヵ月ほど前に、湘南海岸でモガたちが水着姿で写真に写っている姿を見ると、「軍事独裁の暗黒」というイメージから程遠いように思えますわァ。。。

 


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確かに、写真を見ると どの女性も幸せそうにルンルン気分ですよ。。。 「軍事独裁の暗黒」という暗いメージからは、程遠い明るいイメージです。。。 だから、上の本の著者は満州事変以来、日本は軍事独裁の暗闇の中にあったという戦後の左翼史観は大ウソだと書いている。。。



デンマンさんは、共感しないのですか?

あのねぇ~、上の写真はその時代の世相を写すほんの一枚の写真ですよ。。。 この写真が撮られた翌年の昭和13年には次の事件が起きている。。。

 


津山事件

 


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津山事件または津山三十人殺しは、1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両集落で発生した大量殺人事件。

一般には津山事件と呼ばれ、犯人の姓名を取って都井睦雄事件ともいう。

犯行が行われた2時間足らずの間に28名が即死し、5名が重軽傷を負った(そのうち12時間後までに2名が死亡)。

なお、犯行後に犯人が自殺したため、被疑者死亡で不起訴となった。

横溝正史の小説『八つ墓村』、および西村望の小説『丑三つの村』のモチーフになった事件である。

犯人の都井 睦雄(とい むつお)は1917年(大正6年)3月5日、岡山県苫田郡加茂村大字倉見(現・津山市)に生まれた。

2歳で父を、3歳で母を、ともに肺結核で亡くしたため、祖母が後見人となり、その直後一家は加茂の中心部である塔中へ引っ越した。

さらに、都井が6歳のときに一家(都井以外に祖母と姉。戸主は都井)は祖母の生まれ故郷の貝尾集落に引っ越した。

都井家にはある程度の所得と資産があり、畑作とあわせて比較的楽に生活を送ることができた。

都井は尋常高等小学校を卒業直後に肋膜炎を患って医師から農作業を禁止され、無為な生活を送っていた。

病状はすぐに快方に向かい、実業補習学校に入学したが、姉が結婚したころから徐々に学業を嫌い、家に引きこもるようになっていき、同年代の人間と関わることはなかった。

1937年(昭和12年)、都井は徴兵検査を受け、結核を理由に丙種合格(入営不適、民兵としてのみ徴用可能。実質上の不合格)とされた。

そのころから都井は、それまで関係を持った女性たちに、都井の丙種合格や結核を理由として関係を拒絶されるようになった。

そして、心ない風評に都井は不満を募らせていった。


 








 



あらっ。。。 ずいぶんと悲惨な事件が起きたのですわねぇ~。。。 でも、この事件と「軍事独裁の暗黒」と関係あるのですか?



もちろん、関係ありますよ。。。 もし、徴兵制度がなかったら、この事件は起きなかった。

それは、どういうわけですか?

上の説明にも書いてあるように、犯人の都井睦雄は徴兵検査を受け、結核を理由に丙種合格、実質上の不合格とされた。 それまで関係を持った女性たちに、都井の丙種合格や結核を理由として関係を拒絶されるたことが、都井の不満を募らせて事件の引き金になったわけですよ。。。

それで30人も殺してしまったのですか?

そうです。。。 あのねぇ~、犯行時の犯人の服装を見てください!

 


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明らかに兵隊の格好ですよ! つまり、徴兵検査で事実上不合格にされたおかげで、彼は風評被害をこうむった。。。 関係のあった女性から拒絶された。。。 それで、「それなら俺が兵隊としての実力を見せてやろじゃないか!」という意気込みが この事件の大きな原因になっている。



つまり、実力を見せて、復讐してやろうと考えたのですか?

そうとしか考えられないでしょう! やはり、「軍事独裁の暗黒」がこの事件の背景にあるのですよ。。。

要するに、露出狂時代と呼べるとしたら、それは「軍事独裁の暗黒」の裏返しなのですわねぇ~。。。

そういうことですよ。。。 例えば、現在の日本を見てください。。。 僕は2019年の暮れに次の映画を観たのですよ。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』


 


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あらすじ

 

千葉県出身、東京で精力的に活動するアイドル、柊木りお、19歳。

歌手を目指し、アイドルとして修行を続けている。

毎日の動画配信、各地で行われるライブ活動など、彼女の日常はせわしないが、その表情から笑顔が消えることはない。

 

そんな彼女を「追いかける」ファンクラブ、「高まりおブラザーズ」。

ファンクラブの活動を牽引するコージさんは、ある出来事をきっかけにアイドルライブ通いを始めるようになり、一時期は年間700本ものアイドルライブに足を運んでいたという。

「マンション買えるくらいは使いましたね」と語るコージさんの顔は、とても穏やかで、この上なく幸せそうだ。


 

日本のアイドル市場は1000億円超の規模にまで膨れ上がっており、その成長はとどまるところを知らない。

なぜ、現代の日本で、これだけアイドルが愛され、これだけ大きな市場が生まれているのか。

その当事者、アイドルとファンに焦点を当てつつ、多方面の専門家の知見を交え、その実態を探り出す。




 



あらっ。。。 2019年の12月2日にバンクーバー市立図書館でDVDを借りて上の映画を観て、デンマンさんはコメントを書き込んだのですわねぇ~。。。



そうなのです。。。 中年のおじさんが年間700回ものアイドルライブに足を運んで、自分のお目当てのアイドルと握手して言葉を交わすために、マンションが買えるくらいお金を使っているのですよ。。。 本人は幸せいっぱいです。。。 でも、相手は10代の女の子ですよ。。。 本人が幸せならばそれでいいのかもしれないけれど、このおじさんの知らない間に、日本は戦争できる国になっているのですよ。。。 「戦後が終わった」のではなく、「あらたな戦前」になっているのに、このおじさんたちは自分の子供が、戦争に取られてしまうことなど、全く頭にないように、アイドルが踊っている前で、ルンルン気分ではしゃいでいるのですよ。。。

 


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現在、「戦後が終わった」のではなく、「あらたな戦前」になっているのですか?



あれっ。。。 ジュンコさんは知らなかったのォ~?

だってぇ~。。。 日本は平和そのものでしょう!?

確かに平和ボケしているほど平和かもしれません。。。 でもねぇ~、多くの日本人は戦争が差し迫っていることを知ろうとしていないだけですよ。。。

 


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『今、新たな戦前』

 



あらっ。。。 マジで戦争の足音が聞こえているのですわねぇ~。。。



ジュンコさんも知っているように、アメリカは、これまでにも多くの戦争に首を突っ込んできた。。。 でも、実は、アメリカ人も戦争は嫌いなのですよ。。。


アメリカ人は戦争が嫌い

 


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ケント: 基本的にアメリカ人は戦争が嫌いなんですよ。 当たり前のことですけれど、一般のアメリカ人で戦争をやりたいと思っている人なんていません。 どこの国でもそうだと思います。
第一次世界大戦も、アメリカの世論は参戦に反対だったんです。 (略) ウィルソン大統領も「The war to end all wars」、つまり、「すべての戦争を終わらせる戦争だ」と言い、この戦争が終われば、もう戦争は起きないと世論を説得して、第一次世界大戦に参戦したんです。
ところが、大戦が終わってしばらくしたら、またヨーロッパで紛争が始まった。

 (中略)

ケント: アメリカは日本と戦争をする理由があった。 (略) 日本とドイツを放置していたら、アメリカはいずれ間違いなく窮地に立たされる。 政治家とは本来、そこまで将来を見越して対応しなければならない職業なんです。
しかし、国民はなかなかそんなこと理解してくれないんですよ。 やはり「戦争は嫌だ」と。 現在の不戦主義者に似ているような気がします。 だけどね、井上さん。 
国民がやりたくないからといって、一国のリーダーはやるべきことをやらないというわけにはいかないんですよ。 そう思わない?

井上: そうですね。

ケント: だから、ルーズベルトは、相手(日本)が先に手を出すように仕向けたわけです。

 


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(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)




17-21ページ 『東京裁判をゼロからやり直す』
著者: ケント・ギルバート 井上和彦
2018年2月5日 初版発行
発行所: 株式会社 小学館




つまり、一般のアメリカ人で戦争をやりたいと思っている人なんていないのだけれど、国民がやりたくないからといって、一国のリーダーはやるべきことをやらないというわけにはいかない。 それで、アメリカ合衆国としては戦争をする、とケントさんは言ってるわけねぇ~。。。



そういうことですよ。。。

要するに、世界中の市民は誰もが戦争をやりたくないのだけれど、国を動かしている政治家が国家の安全と威信をかけて戦争をやっているというわけねぇ~。。。

そうなのですよ。。。 そういうわけで、アメリカが世界で一番悪い国になっているのです。。。

 


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『今、新たな戦前』

&nbsp 



なるほどォ~。。。 一般のアメリカ人で戦争をやりたいと思っている人なんていないのに、アメリカ合衆国は世界一の軍事費を用意しているのねぇ~。。。



これってぇ~、アメリカ国民の意思を無視しているということですよ。。。

でも、アメリカの政治家が、戦争を防ぐために万が一に備えているんでしょう!?。。。 つまり、ウィルソン大統領が言ったように「The war to end all wars」、つまり、「すべての戦争を終わらせる戦争」を起こすための軍事費じゃない?

あのねぇ~、それを口実にして、アメリカの政治家と結託して 大手の軍需産業経営者が武器を作って、アメリカ軍ばかりでなく、世界中の軍隊に最新の武器を売っているのですよ。。。 ジュンコさんは『地獄の黙示録』という映画を観たことがある?

観ましたわァ。。。

 


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この映画の中でヘリコプター部隊がベトコンの村を襲撃するときに、隊長がワーグナーの《ワルキューレの騎行(Ride of the Valkyries)》を襲撃の伴奏にテープデッキにかけさせる。。。

 


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確かに、そういう場面がありましたわァ! デンマンさんは、その襲撃の場面を観ながら、この曲を聴いて戦争反対という思いを実感しわけぇ~?



そういうことですよ。。。

 


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僕はこの場面とそれに続く映画を最後まで見て、アメリカ軍はマジで地獄を世界に広めようとしている印象を持ったのですよ。。。 戦争をやめさせるには国際平和連合を立ち上げる必要があると思いましたよ。。。



国際平和連合というのは、どういう組織ですかァ?

だから、戦争をこの世からなくすための組織ですよ。。。今回のプーチンの始めたウクライナ戦争も、武器商人たちが裏で動いてプーチンに金を貢(みつ)いでいる! アメリカだって建前(たてまえ)はプーチンを非難しているけれど、武器商人たちと結託している悪徳アメリカ政治家は 当然のことだけれど、プーチンの始めた戦争を本音では喜んでいる。。。「だから戦争に備えて優秀な武器を備えることは必要なんだよ」とアメリカ国民に訴えて、武器商人から政治資金を出させることが出来る。。。世界一の兵隊組織も維持できる。。。戦争がなくなった世界を考えてみてください。。。一番困るのはアメリカなんですよ。。。

戦争がなくなると、どうしてアメリカが困るのですか?

世界各地に配置されている数百万人のアメリカ軍の兵隊(1,303,775人)が失業者になってしまう!。。。日本だけでも、駐在しているアメリカ軍兵士が 56,118人もいる! (こんな状態で日本は、独立国と言えるのか?) 世界各国に武器を輸出している軍事産業は破産してしまう! だから、アメリカはCIAが先頭に立って、世界中で紛争を起こす!。。。第2次世界大戦以降の歴史を見てください。。。庶民は戦争などやりたくないのに、なぜ戦争、紛争が無くならないのか? 考えてみてください。。。

確かに、庶民は戦争などやりたくないのですわ。。。だから、ウクライナでも、2、000,000人以上の戦争避難民が国外に逃げているのですわ。。。いつでも何も知らない庶民が被害者になるのですわねぇ~!。。。でも、マジで、戦争のない世界は実現できるでしょうか?

あのねぇ~、上で紹介したケントさんも「一般のアメリカ人で戦争をやりたいと思っている人なんていません。 どこの国でもそうだと思います」と言ってるのですよ。。。 要するに、庶民は戦争などやりたくないのです。。。 だから、この庶民の声を集めれば、一部の戦争をやりたい政治家や「死の商人」を退(しりぞ)けることができる。

それでどうするのですかァ?

各国の軍隊と軍需産業を廃止して、国際平和連合のみが国連軍と軍需工場を持つことにする。。。 そうすれば、この世から戦争をなくすことができるのです。。。

でも、各国の軍人と悪徳政治家とCIAとペンタゴンが反対するでしょうねぇ~。。。

そうです。。。 一般の庶民は戦争などやりたくないのだけれど、一部の軍人と政治家が戦争をやらねばならない時がくると信じているのですよ。。。

要するに、そういう一部の軍人と政治家と「死の商人たち」がいるので、戦争がなくならないのですわねぇ~。。。

そういうことです。。。 だから、ネット市民が団結して国際平和連合を立ち上げる必要があるのです。。。こんな事は昔から平和主義者が口を酸(す)っぱくして言っている! でも、権力を握っている馬鹿が、この当然なことをやろうとしないのですよ!。。。しかも、この権力を握っている馬鹿に迎合(げいごう)している庶民のバカも居る!




初出: 2022年3月12日



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【ジューンの独り言】


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ですってぇ~。。。

あなたも、各国の軍隊と軍需産業を廃止して、国際平和連合のみが国連軍と軍需工場を持つことにすれば、この世から戦争をなくすことができる、と思いますか?

ええっ。。。 「そんなことは どうでもいいから、他に何か面白いことを話せ!」

あなたは、そのように わたしにご命令なさるのですかァ~?

分かりましたわ。。。 じゃあ、面白い動画をお目にかけますわ。。。

ワンワンちゃんが人間の言葉をしゃべります!

 


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ええっ。。。? 「そんな馬鹿バカしい動画など、どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、また そのような命令口調で わたしに強要するのですか?

わかりましたわァ。。。

では、たまには日本の歴史の話も読んでみてくださいなァ。

日本の古代史にも、興味深い不思議な、面白いお話がありますわァ。

次の記事から興味があるものをお読みくださいねぇ~。。。


天武天皇と天智天皇は

同腹の兄弟ではなかった。


天智天皇は暗殺された

定慧出生の秘密

藤原鎌足と長男・定慧

渡来人とアイヌ人の連合王国

なぜ、蝦夷という名前なの?

平和を愛したアイヌ人

藤原鎌足と六韜

古事記より古い書物が

どうして残っていないの?


今、日本に住んでいる人は

日本人でないの?


マキアベリもビックリ、

藤原氏のバイブルとは?



ところで、他にも面白い記事がたくさんあります。

興味のある方は次の記事も読んでみてくださいね。

 


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『漱石とグレン・グールド』

『女性の性欲@ラオス』

『美学de愛と性』

『女の本音』

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『女と反戦』

『裸女に魅せられ』

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『5分間に340件のアクセス』

『縦横社会』

『村上春樹を読む』

『パクリボット』

『露出狂時代』

『露出狂と反戦』

『オナラとサヴァン症候群』

『検疫の語源』

『共産党ウィルス』

『馬が合う』

『オックスフォードの奇人』

『風馬牛』

『未亡人の苦悶』

『群青の石deロマン』

『露出で検索』

『テレポーテーション』



とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょう。
じゃあね。バーィ。


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『スパマー HIRO 中野 悪徳業者』

 


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ィ~ハァ~♪~!

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