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京都で狸集会が開かれていた

2017-07-31 00:51:19 | 太平洋情勢乱雑怪奇

なんとも奇妙な集会が京都で行われた模様。

共産・穀田恵二国対委員長 在職20年記念祝賀会

http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/photos/170730/plt17073017550016-p1.html

集会の趣旨は、共産党の穀田さんの国対委員在職20周年を祝うというものらしい。その集会が300人を集め、そこに自民党のお歴々がどうも結構な人数参加している。

祝賀会には、大島氏を含む4人の衆院議長経験者や川端達夫衆院副議長(民進出身)、自民党の竹下亘国対委員長や自由党の小沢一郎代表ら与野党の国会議員39人が参加した。

だそうだ。

安住、二階、河野、穀田、川端、竹下の各氏

(クックで拡大)

これは一体なんだろうと思うに、これはつまり、反安倍派ののろしではあるまいか? 見る限り安倍派親衛隊みたいな人はいないと思う。京都からは、伊吹さんが出ているが、西田さんはいない(2枚目の大きな写真を見たらいました。失礼しました)。伊吹さんも志帥会だし、相当色濃くタカ派グループの人だが、ここでたもとを分かつということだろうか?

こんなことまで言っている。

衆院京都1区で穀田氏と議席を争い続けている伊吹文明元衆院議長は「8回の選挙を戦ったが、一緒にやってきた戦友という感じが強い」と振り返った。28年間続いた蜷川虎三府政の中で共産党が存在感を強めた京都の政治風土を指摘し「権力の座にいたから、権力を使うおもしろさと維持する難しさ、失った時の辛さを(京都の)共産党は体験している。谷口善太郎氏や寺前巌氏のような現場感覚を持つ、人間味のある政治家が多い。だから、立場は違うが穀田先生を敬愛してお付き合いしてきた」と語った。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170730000120

風貌的には、大島氏が狸で、伊吹氏は狐っぽいが、みんなまとめて、狸やのぉみたいな。

それでも、まぁ基本的に、議会人は互いを尊重しあわないと有効な議会というのは成り立たないわけで、その意味からも、こういう会で、国対委員長らが集って、議会、議会と発言するそれそのものが、議会を軽視して行政独裁を狙う安倍ちゃんたちへの反発ののろしと解すべきじゃないかと思う。

思えば、2015年の安保法制の時なんか、本職の軍人が参加する議場制圧クーデターかよそれ、みたいな勢いで、もう見るも無残だった。よくあんな真似をする気になったもんだ。腹が立つというより呆れる。

このへんで書いたこと。このタイトル気に入って (5)まである。

議会を取り戻せ

 

この会は、もう一つの側面があると思うな。京都新聞によれば、発起人が河野洋平氏らしい。

集いの発起人を務めた河野洋平元衆院議長は、小政党の新自由クラブを率いた経験に触れ「少数意見の尊重が民主主義本来の姿だが、少数者が意見を言うのがいかに難しいかを穀田さんは感じてきたと思う」とねぎらった。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170730000120

 

そして二階さんがいる。伊吹さんといい志帥会が顔をそろえた格好。大島さんは政策研。この派は興味深いとかねがね思っている。

いずれにしても、清和会みたいなべったり親米じゃない派の人たちで、かつ、伊吹さんなんかが典型例だが宏池会も好かないんじゃないのかな、というところもある。でも大島さんは谷垣さんを敬っていたように見えたのでそこは関係ないのか。

いやしかし、いずれにしても総体としてこれは、清和会でなく、台湾派でない、って感じでは? 河野洋平もいることだし、つまり、北京派の集会では?という気がそこはかとなくする。

とかいうとネトウヨは、中国のまわしもの~とか騒ぐかもしれないけど、ここは日本の国内事情でしょ。

安倍ちゃんは台湾派が色濃いし、極東米軍系、反共系はみんな台湾派でしょう。で、この派において60年代一杯までそれなりに含意されていたのは、1949年に成立した中華自民共和国を認めない、ってことなんじゃないですかね。今日言うとピンと来ない話だけど、60年代ぐらいまでは結構リアリティあったんじゃないかと思う。

だから、日中国交回復(または樹立)の時、石原慎太郎が妨害しようとして尖閣に行ったとかなんとかいう話があるわけでしょ。最近の尖閣問題で地権者として有名になった人はこの時の仲間らしい。

で、このグループが前面に出て来た時から日本は中国をネグって、ネグって、最終的に亀裂となったということらしい。このへんは日本で報道されていないから、唐突に中国が暴動を起こしたところから記憶を始める人が多いがそういうものではないと矢吹晋氏が語っていた。

ということなので、折からの朝鮮の問題も含めて、要するに遅まきながら日本も「戦後70年」を考えるような方向に半歩ぐらい進んだような気がしなくもない。70年の時に何度も書いたけど、日本はこれをちゃんと落ち着いて迎えられなかったんですよ。それでいい加減に、日米は戦争したけどこんなに仲良しです~!とかアピールしてお茶を濁した、と。

そこから考えるに、安倍一派というか、安倍現象というのは、現状認識を拒否した浅間山荘立て籠もり派みたいな趣なんだわな、という気もする。

 

で、何度も書くけど、明治憲法に戻せ、八紘一宇の精神だ、日本こそ道義大国だ、日本だけにその資格がある、なぜなら万世一系の天皇の存在があるからだ、国民の生活などというものではなく守るべきは国体だ、etc. とか本気で言ってるような集団を好ましく思う人ばかりでないわけですよ、いかに日本でも。でもって、そんなものを追及したら国民の生活はどうなるのか、そして、外に持ち出したら一体どうなるのか。それこそいつか来た道だと不安に思っている政治家の人も少なくないんだと思う。まぁ、若干遅いわけではあるけど。

ホントの話が書けない日本 稲田編

 

■ オマケ

パーティーのスタイルは通常の政治家のスタイルとは異なり、着席で食事が供された。会費は参加費1万5000円。政治家の場合、政治資金規正法第8条に基づく政治資金パーティーが慣例で、いわゆる資金集めパーティー、来賓たちは会費以上を包む習慣があるが、このパーティーは誰もが同じ会費で記名の領収書が発行された。

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1864882.html

 


 

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4 コメント

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『旧経世会と共産党』 (ローレライ)
2017-07-31 09:55:03
『旧経世会と共産党』の『国共合作』、敵は『関東軍』と言う所。
確かに、その2つ (ブログ主)
2017-07-31 15:12:59
ローレライさん、

確かに、関東軍ー清和会につぶされた2つの流れと考えることもできますね。なるほど。
おもしろい! (私は黙らない)
2017-08-02 03:32:39
発起人は誰?参加者一覧、ネットで探したけど見つからなかった。穀田さん、ちょうど良いタイミングで20周年を迎えた。
河野説、大島説 (ブログ主)
2017-08-02 18:19:48
私は黙らない さん、

発起人は河野洋平説と大島りもりん説があるみたいです。
いずれにしても行政独裁に抗する集団が大きくなることを私は願ってます。

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