日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ペタジーニホークスデビュー戦!

2010年05月30日 | HAWKS

プロ野球交流戦も後半戦に突入。東京ドームでの巨人2連戦を1勝1敗で終えた福岡ソフトバンクホークスは、29日から福岡ヤフードームで中日ドラゴンズとの2連戦がスタート。中日には前回の2連戦で連敗を喫した相手だけに、中日戦3連敗&負け越しを避けたいところです。ホークスはこの日、6年ぶりに日本球界に戻ってきたロベルト・ペタジーニを1軍に昇格。ペタジーニ効果で巻き返しを図ります。29日の初戦はソフトバンク・和田毅、中日・チェンの先発で始まりました。


29日のスタメン
1(遊)川崎宗則
2(二)本多雄一
3(左)オーティズ
4(右)多村仁志
5(指)松中信彦
6(一)ペタジーニ
7(三)森本学
8(捕)山崎勝己
9(中)福田修平
 (投)和田毅
首痛の小久保は3試合連続欠場。この日も多村が4番に座りました。ペタジーニは6番ファーストで昇格即初スタメン。森本が三塁に入り、福田が9番センターでスタメン入り。

先発の和田は、初回に中日の上位打線から3者凡退に抑え、荒木・森野から三振を奪う完璧なスタートを切ります。2回にはブランコを空振り三振に仕留めた後、ヒットと自らの悪送球で1死1,2塁と先制のピンチを迎えますが、後続を連続三振に仕留めてピンチを凌ぎました。3回も中日打線を無得点に抑え、序盤3イニングで5奪三振の好投を披露します。
打線の方は初回に川崎が四球で出塁し、1死2塁と先制のチャンスを迎えますが、オーティズと多村が倒れて先制ならず。2回、松中が三振で倒れて1死の場面で、ペタジーニに打順が回りました。注目の初打席は、初球から豪快に空振りを見せ、最後はチェンの直球の前に空振り三振。いきなり初ヒットは出ませんでした。この回は森本も三振に倒れて3連続三振。3回も3者凡退に終わり、チェンの前にヒットが出ません。
両チーム無得点で迎えた4回、和田は中日の先頭打者・森野に初球ストレートを狙われ、ライトスタンド中段に突き刺さる先制のソロアーチを浴びてしまいます。1死後、和田一浩のヒット、井端の四球で1,2塁と追加点のピンチでしたが、後続をしっかり抑えて追加点を阻止。
1点を追いかけるホークスはその裏、死球で出塁した本多がオーティズの場面で盗塁を決め、1死2塁で多村がチェンのフォークをライト方向へ弾き返し、右中間を破るタイムリー2塁打で同点に追いつきます。ちなみにこれがチーム初ヒット。なおも1死2塁と逆転のチャンスに松中がレフト前へ流し打ち。2塁走者・多村が本塁突入、中日レフト・和田一浩の好返球でクロスプレーとなりますが、多村が先にホームイン!この回多村・松中の連続タイムリーで逆転に成功します。
5回、ホークスはこの回先頭の山崎がチェンの初球ストレートを狙い撃ち!左中間に大きく飛んだ打球は、そのままスタンドに吸い込まれた!まさかの一発が飛び出し、ホークスベンチは総立ち。山崎の今季第2号で1点追加、3-1と2点差に拡げます。相棒の援護を和田毅は6回、2塁打と四球で1死1,2塁と反撃のピンチ。しかし、井端を直球で見逃し三振、小池にはライトフライに打ち取り3アウト。ピンチを凌いだ和田は6回で降板しました。
7回に2番手・摂津が打たせて取る投球で3者凡退に抑えますが、8回に3番手のファルケンボーグが森野にレフト線へのエンタイトル2塁打を許すと、2死2塁で和田一浩に直球をレフト前に運ばれて1点を失います。1点差に詰められたホークスはその裏、福田が内野安打を放ち、川崎の犠打で1死2塁の場面で、本多が左中間を破るタイムリー3塁打で4点目!9回は馬原が3者凡退で締めてゲームセット。ソフトバンクが4-2で中日に勝利しました!


交流戦 2010/05/29(土)
ソフトバンク-中 日 3回戦 
(中日2勝1敗、ヤフードーム、14:01、30357人)
D 000 100 010    2
H 000 210 01X    4
【投手】
(中)チェン-小山、谷繁
(ソ)和田、摂津、ファルケンボーグ、馬原-山崎
【責任投手】
(勝)和田10試合7勝3敗
(S)馬原22試合1勝15S
(敗)チェン10試合3勝5敗
【本塁打】
(中)森野8号ソロ(4回、和田)
(ソ)山崎2号ソロ(5回、チェン)


今回の試合は、3回までチェンの前に無安打に抑えられていた打線が、4回にヒット2本で逆転に成功すると、5回に山崎のホームラン、8回には本多のタイムリー3塁打でチェンを攻略。数少ないチャンスを上手くモノにして勝利を収めました。これでホークスは対中日戦の連敗を止め、3戦目にしてようやく初勝利です。8回にファルケンが打たれて1点差とされた時は、流れが傾くかと思ったけど、その裏にタイムリーが生まれてよかった。
先発の和田毅のこの日の成績は、6回まで112球投じて、被安打5・10奪三振・2四死球・1失点。2ケタ奪三振で今季7勝目、自身3連勝、交流戦通算では最多の16勝目を挙げました。今季の交流戦は3戦3勝と負け知らずですね。10奪三振のうち、ブランコから2三振、セサルにも2つの三振を奪いました。この日はファルケンも1奪三振、馬原も三振を1個奪い、3人で中日打線から12奪三振。和田一浩が中日先発メンバーの中で唯一の三振無しでした。
打線の方はチーム全体で5安打。相手よりヒットの数が2本少なかったけど、勝てました。ホークス新4番・多村はこの日も4番としての仕事を果たし、4回の第2打席でチーム初安打となる同点タイムリー2塁打を放ちました。もうそろそろ「4番初アーチ」が出てもいいですね。1軍昇格即スタメンのペタジーニは、この日3打数無安打。ホークスでのデビュー戦はほろ苦い結果に終わりました。久々の1軍で少し緊張したのか、それともオルガ夫人の愛の力が足りなかったのか?ホークスファンもペタ砲炸裂を楽しみにしております。
日曜日は中日との最終戦。先発予想はソフトバンクが大隣憲司、中日は中田賢一となっています。今や大隣が出てくるだけで「負ける」と確信しています。これで負けたら再調整で2軍降格です。日本ダービーもあるし、サッカー日本代表VSイングランド代表の試合もあるから、ホークスが勝ったとしてもこのブログに書けないかもしれませんのであしからず。


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