日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

2013日本シリーズ第2戦  田中将大はやっぱり凄い!でも、誤審問題がありました。

2013年10月28日 | Sports

「コナミ日本シリーズ2013 東北楽天ゴールデンイーグルスVS読売ジャイアンツ」は、27日にクリネックススタジアム宮城で第2戦が行われました。この日の試合は、初戦を落とした楽天は絶対的エース・田中将大投手が先発。連勝を狙う巨人はルーキーの菅野智之投手が登板しました。



第2戦の両チームの先発メンバー
  巨人          東北楽天
1(右)長野久義     (右)岡島豪郎 
2(二)寺内崇幸     (二)藤田一也
3(捕)阿部慎之助   (一)銀次
4(三)村田修一     (指)ジョーンズ
5(指)高橋由伸     (三)マギー
6(一)ロペス       (左)枡田慎太郎
7(遊)坂本勇人     (遊)松井稼頭央
8(左)亀井善行     (捕)嶋  基宏
9(中)橋本  到     (中)聖澤  諒
 (投)菅野智之     (投)田中将大
両チームとも初戦と全く同じメンバー。初戦で12残塁の拙攻で無得点に終わった楽天打線、エース・田中を援護できるでしょうか?



今季24勝を挙げた楽天先発・田中は、初回に2アウトから阿部に四球を与えるも、村田を1球で打ち取り無失点。2回にはロペスと坂本から連続三振を奪い、3回も2奪三振と巨人打線を寄せ付けません。対する巨人先発・菅野は、初回を3者凡退に抑えると、2回には2死2塁と得点圏に走者を背負うも、松井を空振り三振に仕留めます。3回は下位打線から3者連続三振を奪い、3回まで無失点に抑えます。
4回、最初にピンチを迎えたのは田中でした。巨人先頭の寺内にこの試合最初のヒットを許し、阿部の場面で盗塁、村田のライトフライ→3塁まで進められる。2死後、高橋に死球を与えて2人の走者を背負いますが、ロペスを2塁ゴロに打ち取り、先制点を与えません。その裏、菅野が銀次の内野安打、ジョーンズの四球で1死1,2塁のピンチを招きます。しかし、マギーを3塁ゴロ併殺打に仕留め、またも0点で凌ぎました。
両チーム無得点のまま迎えた6回、巨人は2アウトから阿部の四球、村田のセンター前ヒットで1,3塁としたあと、高橋が四球を選んで満塁と絶好の大チャンス。前の打席で凡退したロペスに打席が回りますが、田中の152キロのストレートの前に空振り三振。満塁のピンチを凌いだ田中は渾身のガッツポーズ!
楽天は6回裏、先頭の岡島が詰まりながらもレフト前ヒットを放って出塁すると、藤田が送りバントで繋ぐ。1死2塁と一打先制のチャンスに、銀次が菅野の2球目のスライダーを捉え、センター前に運ぶタイムリーヒット!2塁走者・岡島がホームインし、楽天が1点を先制します。1点を失った菅野はこの後、ジョーンズに四球を与えた所で無念の降板。
楽天1点リードの7回、楽天は2死から聖沢がヒットで出塁すると、岡島の場面で2塁への盗塁を決め、岡島が内野安打で繋いで2死1,3塁と追加点のチャンスを作ります。この場面で藤田が巨人3番手・青木高広の2球目を叩きつけ、セカンドへの内野安打。打った藤田は1塁で気迫のヘッドスライディング。楽天、2死からの3連打で1点を追加し、2-0とリードを拡げます。
2点の援護を貰った楽天先発・田中は、7回まで巨人打線を無失点に抑え、このまま行けば完封勝利かと思われましたが、8回に1死走者無しで寺内に甘く入ったスライダーを狙われ、レフト・牧田明久がフェンス前で飛び付くも届かずスタンドイン。寺内のソロ本塁打で1点を失った。完封の道が潰えた田中でしたが、9回も続投。高橋とロペスを打ち取って2アウトとした後、坂本をフォークで空振り三振に斬って取りゲームセット。田中が完投でエースの貫録を示し、楽天が2ー1で勝利しました。



試合結果 日本シリーズ 2013/10/27(日)
楽 天-巨 人 2回戦 (1勝1敗、Kスタ宮城、18:33、25219人)
G 000 000 010  1
E 000 001 10X  2
【投手】
(巨)菅野、沢村、青木、マシソン-阿部
(楽)田中-嶋
【責任投手】
(勝)田中1試合1勝
(敗)菅野1試合1敗
【本塁打】
(巨)寺内1号ソロ(8回、田中)


巨人の1勝で迎えた第2戦は、5回までは楽天・田中投手と巨人・菅野投手の投手戦。6回になってようやく試合が動き、田中投手が満塁のピンチを0点に抑えた後、銀次選手が菅野投手から先制タイムリーヒットを放ち、7回には3連打で1点追加。ただ、藤田選手のセカンドへの内野安打の時に巨人・原監督が「アウトじゃないか」と激しく抗議。その時の場面はテレビで見ていなかったので、Youtubeで確認したところ、藤田選手のヘッドスライディングより先に巨人1塁手・ロペスが捕球。タイミング的にはアウトのはずが、1塁塁審の森健次郎さんはセーフと判定。誰にでもわかるような誤審に見えた、判定は覆りませんでした。「誤審問題」もありましたが、田中投手が巨人打線を1失点に抑えて完投勝利。楽天が初戦の雪辱を果たし、日本シリーズ初勝利を挙げました。
楽天先発の田中投手は、9回まで投げて127球を投げ、被安打3・12奪三振・4与四死球・1失点。5回まではわずか1安打に抑え、6回には満塁の大ピンチを招くも気迫のピッチングで凌ぎ切りました。8回に寺内選手にホームランを浴びて完封こそ逃しましたが、毎回の12奪三振の好投を見せました。シーズン24勝、クライマックスシリーズで1勝、そしてこの日シリでも1勝を挙げ、これで“26連勝”。今年のマー君は本当に負けませんなあ。強くてすごいですよ。
チーム全体で9安打の楽天打線は、岡島選手と銀次選手がともに2安打のマルチヒット。銀次選手は前日の試合で5タコと散々でしたが、この日は6回の第3打席でセンター前へのタイムリーヒット。チームも15イニング目にして初得点が生まれましたからねえ。
仙台での2連戦を終え、対戦成績は1勝1敗の五分。29日からは巨人の本拠地・東京ドームでの3連戦を迎えます。東京ドームでの試合はDH制がないため、楽天は打順変更を余儀なくされます。もしかしたらジョーンズ選手が1塁に入ることになるでしょう。第3戦では巨人は杉内俊哉投手、楽天は美馬学投手が先発すると思われます。日本一をかけての戦いは今後も続きます。





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