日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

4年前のリベンジなる!西野JAPANがコロンビアを撃破!初戦で大きな勝ち点3GET!

2018年06月20日 | soccer

「2018 FIFA ロシアワールドカップ」は、日本時間19日にグループHの初戦「日本VSコロンビア」(@サランスク・モルドヴィアアリーナ)が行われました。6度目のW杯に挑む日本代表、大きな不安を抱えた中でW杯初戦を迎えることになりました。初戦の対戦相手・コロンビアは、前回のブラジル大会で対戦し、1-4の惨敗を喫しました。因縁の相手から勝ち点を手にできたのか!?



[日本]
GK 1 川島永嗣
DF 3 昌子源
DF 5 長友佑都
DF 19 酒井宏樹
DF 22 吉田麻也
MF 7 柴崎岳
MF 8 原口元気
MF 10 香川真司
MF 14 乾貴士
MF 17 長谷部誠
FW 15 大迫勇也

[コロンビア]
先発
GK 1 ダビド・オスピナ
DF 3 オスカル・ムリージョ
DF 4 サンティアゴ・アリアス
DF 17 ホアン・モヒカ
DF 23 ダビンソン・サンチェス
MF 6 カルロス・サンチェス
MF 11 ファン・クアドラード
MF 16 ジェフェルソン・レルマ
MF 20 フアン・フェルナンド・キンテロ
FW 21 ホセ・イスキエルド
FW 9 ラダメル・ファルカオ


日本は先週のパラグアイ戦で活躍した香川&乾の「元セレッソコンビ」が揃って先発起用。乾は左の中盤、香川はトップ下。FWは大迫の1トップ。本田圭佑と岡崎慎司はベンチスタート。一方のコロンビアは、エースのファルカオが先発なのに対し、要注意人物のハメス・ロドリゲスはベンチから。



日本のボールで始まった前半、開始3分に香川が前線へロングボールを入れると、大迫が相手DFに競り勝ってから裏へ抜け出してシュートを打つも、コロンビアGKオスピナに防がれる。こぼれ球を香川が左足でシュートを打ったが、DFの手に当たりPK獲得。ハンドを取られたカルロス・サンチェスは一発レッドで退場!コロンビアは早くも10人でのプレー。先制の大チャンスを迎えた日本は、香川がPKを蹴り、ゴールほぼ真ん中に決め、日本1点先制!
1人少ないコロンビアは12分、キンテロのFKからファルカオが足を伸ばすが、GK川島がキャッチします。日本も15分に香川のスルーパス→乾が左サイドからシュートを放つも、ゴール右に外れます。
前半31分、コロンビアは早くも1人目の交代カードを切る。クアドラードを下げ、MFウィルマル・バリオスが入る。日本は32分、左サイドの高い位置で大迫がボールを奪うと、右足を振り抜いたが、枠を捉えられず。コロンビアも34分、右サイドでキンテロが浮き球のパス→ファルカオが右足で合わせたが、またもGK川島がシュートを防いだ。
前半39分、右サイドで長谷部がファルカオを倒してしまいFK。ペナルティエリア付近でのFKをキンテロが左足でグラウンダーのシュート。GK川島が反応してキャッチしたが、その前にゴールラインを越えたと判定。コロンビアがFKで1-1の同点とし、前半を折り返しました。

後半、日本が立ち上がりから攻勢に出ます。後半9分に香川の縦パス→大迫が体を入れ替えてから左足シュート。これはGKにセーブされる。後半12分、大迫が左サイドの乾にパスを送り、乾はPA内で右足を振り抜いたが、シュートはGKオスピナの横跳びセーブに阻まれる。
後半14分、コロンビアはMFハメス・ロドリゲスが登場。その直後、日本は右サイドでFKのチャンスを作り、柴崎のセンタリング→ゴール前でDF吉田が飛び込んだが、ヘディングシュートは枠の外。後半21分には柴崎が右サイドへパス→前線へ上がって来た酒井宏樹のシュートは左に逸れる。
後半25分、日本は香川真司を下げてMF本田圭佑を投入。すると本田は、26分に右サイドから挨拶代わりの左足シュートを放つも、GKにセーブされる。28分には大迫→本田→宏樹折り返し→大迫がDFに背負われながらもボールを落とし、最後は酒井宏がシュート。これはDFに当たってCK。その直後の左CKを本田がセンタリングを上げ、大迫がヘディングでゴールネットを揺らし、日本が2-1と勝ち越しに成功!
コロンビアは後半33分、右サイドでレルマがヒールパスを出し、ハメス・ロドリゲスがフリーの位置からシュートを狙ったが、大迫が体を張って防いだ!続くCKでは、ニアサイドでレルマが合わせられず。二次攻撃では左サイドからのクロス→ムリージョが頭で叩きつけるも、GK川島がボールを押さえた。
その後もコロンビアの反撃を、日本DF陣が最後まで守り切りタイムアップ!日本代表が2-1でコロンビアを破りました!



いやぁ~、やりましたね!FIFAランクで61位の日本代表が、16位のコロンビアに劇的勝利!4年前のリベンジを達成し、初戦で非常に大きな勝ち点3を獲得しました!試合前は「コロンビアにはどうせ勝てない」、「良くて引き分け」と思っていたんですが、開始早々にコロンビアの選手が一発退場、前半6分に香川選手がPKで先制点を奪い、大迫選手が値千金の決勝ゴールを挙げました。
日本はこれまで南米勢と4度対戦して、一度も勝てていませんでしたが、初めて南米勢に勝利しました。大事な初戦で白星&鬼門突破。グループリーグ残り2試合あるけど、ベスト16入りに一歩前進と言っておきましょう!この勝利はもう奇跡としか言えない…。

日本を勝利に導いた大迫選手は、献身的なプレーを見せれば、裏への抜け出しでチャンスを作ったりしました。後半28分の決勝点のヘディングシュートは、右のゴールポストを叩いてから、ゴールへと吸い込まれて行きました。1トップ起用に応えた大迫選手、「やっぱり半端ないって!」。
ベンチスタートだった本田選手も、後半25分にピッチに入ってから3分後に決勝点をアシスト。これで3大会連続でアシストを記録したことになります。今後のセネガル戦、ポーランド戦でも「スーパーサブ」として使いそうですね。
香川選手も相手のハンドでPKを誘い、自らPKを冷静に決めてみせました。香川選手のゴールは、W杯での日本代表史上最速記録だそうです。サンチェス選手のハンドは、たまたま手に当たっていて、故意ではなかったと思います。一発退場宣告されるなんてかわいそうな気がします。

コロンビア代表はサンチェス選手が退場になって数的不利になりながらも、同点に追いつく辺りはさすがに強いなぁと思いました。ハメス・ロドリゲス選手も左ふくらはぎを痛めていたとはいえ、惜しいシュートを打って行ったもん。大迫選手のブロックがなかったら、たぶん決められたんじゃないか?ファルカオ選手のシュートも本当に危なかったけど、川島選手よくキャッチしました。南米勢は今大会のW杯初戦で全て未勝利。アルゼンチンとブラジルが引き分け、コロンビアも日本に敗戦。GL終了までに何チームが残るのか?


コロンビアを破って勝ち点3を手にした日本代表は次戦、日本時間24日深夜にセネガル代表(@モスクワ・スパルタクスタジアム)と戦います。次の試合も勝ち点3を積み上げれば、決勝トーナメント進出が確実になるかもしれません。セネガルの高い身体能力は脅威だけど、集中力の高い守備で90分間戦い切ってほしい。初戦勝利の勢いそのままに、もう一度奇跡を…。





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