日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

西野JAPAN、W杯前最後の試合で待望の勝利。乾&香川のゴールでパラグアイを降す。

2018年06月13日 | soccer

「2018 FIFA ロシアワールドカップ」開幕目前の5日、サッカーの国際親善試合「日本代表VSパラグアイ代表」戦がチボリ・シュタディオン(@オーストリア・インスブルック)で行われ、日本が4-2で勝利しました。



日本はこの試合、前回のスイス戦から10人先発を入れ替えてきましたが、前半32分にパラグアイの右サイドのスローインから、MFオスカル・ロメロに左足ボレーシュートを決められ、先制点を許します。日本は33分に右サイドのMF柴崎岳が中央にパスを入れ、MF香川真司が左サイドへ送り、フリーで受けたMF乾貴士が右足シュートを放つが、わずかに枠を捉えることができず。前半40分にはゴールほぼ左の位置でFKを獲得し、柴崎が右足で直接狙ったが、クロスバーに当たって惜しくもノーゴール。前半はパラグアイ1点リードで折り返します。

日本は後半開始からDF酒井宏樹、GK中村航輔を投入。すると後半6分、DF昌子源の縦パスから、香川がワンタッチでつなぎ、乾がドリブルで仕掛けてから右足ミドルシュート。これがゴール右隅に突き刺さり、日本が1-1の同点に追いつく!「西野JAPAN」にとっても初めての得点が生まれました。
これで流れを掴んだ日本は、後半10分に左サイドを突破したDF酒井高徳のクロス→柴崎がPA外から右足シュートを打ったが、GKにキャッチされる。後半18分、右サイドでボールをつなぐと、MF武藤嘉紀がグラウンダーで折り返すと、香川がスルー→乾がPA手前から右足でシュートを狙い、ボールは相手GKの手に当たりながらもゴールへ吸い込まれた!乾の連続ゴールで日本が2-1と勝ち越しに成功します。
後半30分、パラグアイは左サイドのクロスボールに、ファーサイドにいたオスカル・ロメロが飛び込んでゴールネットを揺らすもオフサイド。その2分後、日本は右サイドでFKを獲得し、柴崎のセンタリングが相手DFの足に当たり、オウンゴールで日本に3点目が入ります。
後半アディショナルタイム、パラグアイはFKの流れからオルティスの強烈なミドルシュートが決まり1点を返します。それでも日本は終了間際、途中出場の大迫勇也が相手ボールを奪ってからドリブルで持ち込み、香川が相手DFを1人かわしてから右足シュートを流し込み4点目。試合は4-2で日本が勝利しました。


西野JAPANがW杯前最後の強化試合でやっと初勝利を飾りました。日本代表は今年4戦で勝ち星なし、西野体制になってからは、ガーナ戦とスイス戦で2試合ノーゴールでした。この日も前半に先制点を許しましたが、後半に乾選手の連続ゴール、相手のオウンゴール、香川選手のダメ押しゴールで4点をもぎ取りました。未勝利のままW杯本番を迎えるんじゃないかと不安だったけど、勝ってよかったです。それでもまだ不安でいっぱいだけど。
2得点でスタメン起用にしっかり応えた乾選手、1点目はキレのあるドリブルから右足を振り抜き、西野ジャパンの初ゴールをもたらしました。2点目もPA外からの右足シュートだけど、今度はグラウンダーでした。相手GKも手を伸ばしてたけど、防ぎきれませんでしたね。
トップ下に入った香川選手も3得点に絡む活躍。乾選手の同点ゴールをアシストすると、終了間際に1ゴール。代表戦ではハイチ戦以来8か月ぶりのゴールで、通算30得点目。本田圭佑選手とのトップ下のレギュラー争いで大きくリードしたかな。直前の試合で結果を残した乾選手と香川選手は、コロンビア戦も先発に入るでしょう。

日本代表は13日にオーストリアでの事前合宿を終え、開催地・ロシアへ移動。日本は19日にコロンビア戦、25日深夜にセネガル戦、28日にポーランドと対戦します。相手は全て格上で、3戦全敗もあり得ると思います。せめて勝ち点と1勝は挙げてほしいです。




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