日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

スペインVSポルトガルは熱戦ドロー!クリスティアーノ・ロナウドがハットトリック!

2018年06月16日 | soccer

14日に開幕した「FIFA ロシアワールドカップ 2018」は、大会2日目の15日にグループBの初戦「スペインVSポルトガル」が行われました。欧州王者・ポルトガルは、クリスティアーノ・ロナウドを中心に悲願の世界一に挑戦。対するスペインは、開幕直前になってロペテギ氏が監督を解任され、レアルマドリードの名DFだったイエロ氏が新監督に就任。両国のプライドを懸けた隣国対決は、大熱戦となりました。


まず前半4分、ポルトガルはFWクリスティアーノ・ロナウドがドリブルで仕掛けた後、ペナルティエリア内で相手DFに倒されPKを獲得。このPKを自ら決め、ポルトガルが早々と先取点をもぎ取る。
しかし前半24分、スペインはFWジエゴ・コスタが自陣からのロングボールを受けると、個人技でDFをかわし、最後は右足でゴール左隅に流し込み、1-1の同点に追いつきます。さらに26分、MFイスコが強烈な右足シュートを放つが、クロスバーに直撃。跳ね返ったボールをジエゴ・コスタが押し込むも、GKの正面。
前半44分、ポルトガルはFWゴンサロ・ゲデスのパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドが左足を振り抜く。シュートはスペインGKデヘアの手に当たると、そのままゴールイン。ロナウドのこの日2点目のゴールで、ポルトガルが2-1と勝ち越します。

後半10分、スペインは左サイドでFKのチャンスを得る。FWシルバのセンタリング→ファーサイドでDFブスケツが頭で折り返し、ゴール前でジエゴ・コスタが右足で押し込んで2-2!スペインが再び振り出しに戻す。勢いに乗るスペインは3分後の後半13分、左サイドのクロスのこぼれ球をDFフェルナンデスが右足ボレーシュート。ボールはポストに当たってからゴールネットに突き刺さり、スペインが3点目を奪い逆転!
ところが、この試合はまだまだ終わりません。後半43分、ポルトガルがペナルティエリア手前でFKを獲得。ゴール正面の位置のFKを、クリスティアーノ・ロナウドが右足で直接決めて3-3!ロナウドのハットトリックの活躍で、ポルトガルが引き分けに持ち込みました!


スペインVSポルトガルの一戦は、グループリーグ屈指の好カードに相応しい試合でした。クリスティアーノ・ロナウド選手が1試合3ゴールを挙げると、スペインのジエゴ・コスタ選手も負けじと2ゴール。3-3の引き分けで、勝ち点1を分け合う形に終わりました。ロナウド選手は初戦から世界№1プレーヤーの実力を発揮し、スペインも監督交代の影響を全く感じない戦いぶりでした。
今大会初のハットトリックを達成したロナウド選手。1点目は自ら獲得したPKを決め、2点目は左足ミドル。あのシュートはスペインGKデヘアの正面でしたが、取り損ねてしまいました。3点目のFKは、キーパーが一歩も動けない芸術的な一撃。土壇場でゴールを決めてくる辺りは、スーパースターはやる事が違うと実感しました。
強豪同士の点の取り合いは見ていて大興奮。土曜早朝から良いものを見せてもらったなぁって思いました。この試合を決勝トーナメントで見たかった…。





その他の試合
グループA:ウルグアイ1-0エジプト@エカテリンブルクアリーナ
ウルグアイの噛みつき男・スアレスと、エジプトのエース・サラーの点取り屋対決に注目が集まりましたが、サラーはケガの影響でベンチスタート。
前半24分にウルグアイは右CKから、スアレスがファーサイドからシュートを打つもサイドネット直撃。後半開始早々には、FWカバーニのスルーパス→スアレスが抜け出してシュートを放つも、エジプトGK・エルシェナウィの好セーブに阻まれる。
エジプトも後半27分、FWカハラバが右サイドからシュートを放つもGKにキャッチされる。その直後にウルグアイは、カバーニ縦パス→スアレスが抜け出すもシュート打ちきれず。後半38分にもカバーニのボレーシュートを、エジプトGKエルシェナウィがスーパーセーブ。そして後半44分、ウルグアイは右サイドのFKからDFヒメネスが頭で押し込んで均衡を破る。このゴールが決勝点となり、ウルグアイが辛くも勝利。エジプトは好守を見せたエルシェナウィが最後に力尽きた。

グループB:イラン1-0モロッコ@サンクトペテルブルクスタジアム
共に20年ぶりのW杯勝利を目指す両チームの一戦は、決め手がないまま時間が進みます。後半終了間際、イランは左サイドで獲得したFKをDFハジサフィが蹴ると、モロッコFWブアドゥズが頭でクリアするが、これがゴールに入ってしまう。オウンゴールで1点を挙げたイランが、勝ち点3を獲得。アジア勢にとっても8年ぶりのW杯勝利となりました。


16日の試合
グループC:フランス2-1オーストラリア@カザンアリーナ
両チーム無得点で迎えた後半13分、フランスはMFポグバの絶妙なパスから、FWグリーズマンがPA内で倒されてPKを獲得。このPKをグリーズマンが右隅に決めて1点先取。しかし、後半17分に豪州も相手のハンドでPKを獲得し、MFジェディナクがしっかり決めて1-1。後半36分、フランスは敵陣でボールをつなぎ、ポグバが右足でループシュート。ボールはクロスバーに当たってから、ゴールラインを超えてゴール認定。残り10分を切って勝ち越したフランスが、豪州を降しました。


グループD:アルゼンチン1-1アイスランド@モスクワ・スパルタクスタジアム
前回準優勝のアルゼンチンは、W杯初出場のアイスランドと対戦。前半19分にFWアグエロがDFに囲まれながらも反転して左足シュートを突き刺してアルゼンチンが先制するが、前半23分にアイスランドがFWフィンボガソンがゴールを奪い、1-1の同点。
後半19分、アルゼンチンはアグエロが相手に倒されてPKを獲得して勝ち越しのチャンス。FWメッシがPKを蹴ったが、アイスランドGK・ハルドルソンに止められて勝ち越しならず。その後もアルゼンチンが攻め続けるが、アイスランドが最後まで集中した守りを見せ、1-1で終了。初出場のアイスランドが、強豪アルゼンチンから価値ある勝ち点1を獲得。アルゼンチンはメッシのPK失敗が大きく響きました。








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