Mr.Dashのぶろぐ館

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2024年3月17日(日) [六甲]八幡谷から黒岩谷を経由し、雨の最高峰へ!!

2024年03月19日 | 山登りの記録
■メイン写真
八幡谷の神社跡にある滝行場


■今回のコース
岡本駅→(八幡谷)→山ノ神⇒打越峠→横池・雌池上→雨ヶ峠→(黒岩谷)→一軒茶屋→
六甲最高峰→(魚屋道)→鳥地獄→有馬温泉駅


少しひねったルートで六甲最高峰に登ろうということで、八幡谷と黒岩谷を使ってみた。
予報より数時間前倒しで、昼前から雨に。下山ルートは当初予定ルートを諦めて
安全な魚屋道を利用し、有馬温泉に下りた。
午後からは急に気温が下がり、有馬温泉のスタンドバーで熱燗を呑むまで、少し寒い
思いをした。



阪急岡本駅から住宅街を北へ、岡本八幡神社を通りがかる。
八幡谷の名の由来となった神社であるが、いつできたかは判然としない。
ネット記事には、「元禄5年(1692)の『寺社吟味帳』には、『古来よりの鎮座にて
御座候へ共、由来年暦相知れ申さず候』」とある。
かつては美しい梅林があったようだ。



ここから八幡谷に沿った山道に入る。



左側に石仏、祠。六甲らしい妖しさが漂っているのがいい。



大陸風のデザインの道祖神に迎えられる。左の像が谷側を向いているのがユニークだ。



そのすぐ先で、谷を渡った向こうに廃屋となった古い神社が見えてくる。



立ち寄ってみると、もう社殿は今にも崩れそうで、入る気がしない。
奥に滝行場跡があり、不動明王像がくわっとこちらを睨んでいた。



山ノ神の分岐。倒木をうまく利用した休憩ベンチが、またまた独特の雰囲気を
醸し出している。



順調に、打越峠に到着。七兵衛山、打越山への道を分ける。
まだこの時点では雨は降っておらず、「暑い暑い」と言いながら給水は予想外のペース。



しばらく緩斜面が続く。横池の雌池を見おろす。



雨ヶ峠へ続く道は、やがて六甲山系らしい風化花崗岩が見られるようになる。



芦屋カントリークラブの敷地内を突っ切る。電動カートがこちらに向かってきたが、
無人運行だったので驚いた。
ゴルフはやらないから知らないが、無人化、IT化が進んでいるようだ。



雨ヶ峠。カブスカウトの子供たちのご一行が休憩していた。
休憩中にも、元気な男の子たちはそこいらを走り回っていた。

ほどなく雨がぽつぽつと降り始めた。予報では午後1時~3時あたりから雨だったが、
早まったようだ。雨具を着こんで備えた。



土樋割峠の手前の沢が黒岩谷だ。
取付きのところで雨が小やみになったので、手早く昼食を済ませた。
黒岩谷の由来となった「黒岩」。残置ボルトが幾つか見られる。



堰堤を高巻くと、砂洲にネコヤナギが蕾をいっぱいつけていた。



1972年3月の富士山大量遭難事故で亡くなった方の遭難碑。
ここでルートは左の沢に転じる。右の沢はおこもり谷だ。



標高800m付近にある堰堤は、片足が浮いた状態の危うい階段がかかっている。
最後は笹薮の急坂を突き上げて、六甲全山縦走路に出る。



雨の六甲最高峰。日曜とはいえ、さすがに人影はまばらである。
瑞宝寺谷を下る予定だったが、大事を取って魚屋道に変更した。



かつて神戸で獲れた魚をいち早く有馬温泉に届けたという魚屋道も、上部は大雨で
崩れたままのところがあり、現在は一部に迂回路がつけられている。



有馬温泉に到着。銀泉、金泉ともに超満員で入れる状態ではない。
梅田行きのバスのチケットは、最終便まで待たないと席がないということで、
斜め向かいのスタンドバーで剣菱の熱燗を頂いてから神戸電鉄で帰ることにした。
けっこう寒かったのに、クラフトビールを頼んだお客さんたち、じつにうまそうに
喉を鳴らしておられた。



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