イッパツで右足親指を治す奇跡の医者！

今日は足を引きずりながら出社した。
少しは痛みがマシになるかと思ったが、時間が経つにつれ、足もむくんでくるのだろう、午後には再び鈍痛と、時折靴に触れたときの激痛との闘いになった。
仕方なく、定時過ぎ、自分の中では早退に等しい時間に退社し、医者に行った。

本を読み終えるほど待って、ようやく名前が呼ばれた。
状況を説明する。てっきり念のためレントゲンでも撮るのかなと思っていたら、お医者さんはおもむろに、ニッパーのような器具を取り出した。そして、親指の外側、一番痛いところの爪を深く切り落とした(写真)。長さにして４ｍｍほど、幅にして１ｍｍちょっとの大きさだったが、爪が切り取られた。
それを黙って見ている間、どんなに恐かったことか。ちびりそうになったよ。

お医者さん曰く、指を岩に挟まれた時に、「巻き爪」のように爪の端が皮膚に食い込んで、それがタマラナイ痛みになっていたという。
「薬もいらないし、血が出なかったから内出血もない。普通に清潔にしていたら、消毒も不要。風呂もＯＫ。」とのこと。
半信半疑で「靴を履いたら痛むんですよね～」と云うと、「まあ、履いてみてください」。

恐る恐る靴を履く。するとどうだ。あれほどの突き刺すような痛みがほとんどなくなっているではないか！
ちょっと挟まれて圧迫された部分は、数日で治るだろうとのこと。要は爪がわずかに内側に曲がってしまったのが痛みの大半だったという。病院を出た瞬間、びっこをひかずに歩けたのは驚き。これで週末のハイキングも大丈夫か！？