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527年 〈ユスティニアヌス帝の即位(~565)〉★★

2017-06-14 | Weblog

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●ローマ(ビザンツ帝国)

Justinian the Great of East Roman Empire enthroned.

古風(こふう)なローマ ユー素敵!

527年      東ローマ帝国 ユスティニアヌス帝

527年に東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の皇帝として即位したユスティニアヌスは積極的に領土を拡大。東方でササン朝の侵入を退け、西方では西ローマ領の回復をめざした。ヴァンダル王国東ゴート王国を征服、イベリア半島にも領土を拡大した。また、首都の聖ソフィア聖堂を再建。『ローマ法大全』を編纂させるなど、文化面の功績も著しかった。

 

ビザンツ帝国の繁栄と衰亡
■ポイント ローマ帝国を継承しながら、独自の発展を遂げたビザンツ帝国のあゆみを理解する。
ビザンツ帝国  394年 ローマ帝国の東西分裂 → 東ローマ帝国の形成。

解説

ビザンツ帝国の始まりは、330年のコンスタンティノープルの建設、395年のローマ帝国の東西分裂による東ローマ帝国の分離、さらに西ローマ帝国が滅亡して東ローマが唯一の「ローマ帝国」となった476年などに求めることが出来るが、定説はない。いずれにせよローマ帝国を継承した国家であり、首都コンスタンティノープルは第二のローマと言われたのであるが、その地域性から次第にギリシア的性格が強くなり、西方教会(ローマ教会)と分離した結果、7世紀頃からコンスタンティノープルの古称であるビザンティウムに由来する「ビザンツ帝国」と言われるようになった。
  • ゲルマン人の侵入をあまり受けず、ローマの伝統を維持。
     → 商業とa 貨幣経済  ( ノミスマ金貨 を発行)の繁栄が続く。
  • 都b コンスタンティノープル  (旧名c ビザンティウム )の繁栄。
  • 政治体制:d ローマ帝国以来の官僚制を継承し、その頂点の皇帝は専制君主として権力を維持した。   
  • 特徴:皇帝は教会の首長を兼ねるe 皇帝教皇主義  にたち、f ギリシア正教会 を直接支配。
     →  西ローマ帝国滅亡後、地中海世界の統一の再現を目指す。
ユスティニアヌス帝  在位527~565年 ビザンツ帝国の最盛期となる。
ユスティニアヌス帝
B ユスティニアヌス帝 

Text p.133

  • ヴァンダル王国  、b 東ゴート王国 を征服。
     → 地中海の旧ローマ帝国領を回復。
  • 東方ではc ササン朝ペルシア のホスロー1世と対抗。
     → 交易ルートがメソポタミアや・紅海からアラビア半島内陸部に移る。
  •  「ローマ法大全」 を集成。トリボニアヌスらに命じ、534年完成。
  •  バギア=ソフィア聖堂 を建設。ビザンツ様式の代表的建造物。(後出)
  • 中国からf 養蚕技術 を学び、絹織物業を起こす。
6世紀 次第にギリシア化が進む。

地図 ビザンツ帝国とその周辺(6世紀)

6世紀のビザンツ帝国全盛期
・征服されたゲルマン諸国  a 東ゴート王国   b ヴァンダル王国 
・周辺諸国  c フランク王国   d 西ゴート王国   e ササン朝ペルシア 
・主要都市 1 コンスタンティノープル   2 テッサロニケ   3 ラヴェンナ   4 ローマ 
      5 ミラノ   6 コルドバ   7 カルタゴ   8 アレクサンドリア 
      9 イェルサレム   10 ダマスクス   11 アンティオキア   12 クテシフォン 

 

 

 

 

 

 


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