備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『ファンタスティックス』(上田演出版)

2022-10-24 01:14:27 | 国内ミュージカル
岡宮@マット
クセが無い。
ヘタレキャラでは有るけど、
歌はブレない。

刀剣出身だけど、
ソコが結構意外だった。

ただ、正当派ゆえ、声が刺さらない。


豊原@ルイーザ
ヒロイン発声。

ココもクセが無い。
ただ、ハズシもしない。

今までの経歴が、
あまりに無縁過ぎて、
こういう人が居るとは。


今@ベロミー
相変わらず、台詞部分が、
ハスキーというか、甘い声というか。

でも、歌うと外さない。
そのギャップも安定。

というか、ここまで、
歌が必要とされる座組も珍しい。


斎藤@ハックルビー
お笑い、という
フィルターがどうしても掛かる。

なので、コント感。

ただ、歌はボイトレを
してるんだろうな、と。


今回、今氏との
デュエットが多く、
そのバランスの良さ。
(今氏が合わせてるのか?)


植田@ミュート
ダンサー枠。

ただ、四季系では無い、
コンテンポラリー系。

なので、キッチリというよりは、
ちょっと独特な動きというか。

そういう動きをするのか?
多数。

予測が出来ない
細やかな動き。


青山@ヘンリー
ここに、
シェイクスピア役者が。

それも、本当にジイさんな
年齢のストプレ役者。

あの緩慢な動きは、
地なのか、演技なのか。


山根@モーティマー
何故、客席があんなに
盛り上がるのか?
幕間で、キャストを観て把握。

斎藤氏は、役者として
参加してるけど、こっちは
芸人として、参加してる感。


愛月@エル・ガヨ
普通に男性を演じる男役女優。
まー、男性設定なら、
それでも違和感無し。

というか、ジゴロ感が
あまりに似合いすぎて、違和感なし。

歌も外す事ないし、
エル・ガヨの曲って、
こんなか、と。



上田演出。
盆回しがち演出だけど、
今回は特に、それを感じた。

隙あらば、回す。
人力で盆舞台という新鮮さ。


あと、2幕がカッタルいこの作品。
それを思ったより、飽きさせない。
むしろ、状況説明の1幕の方が、
ちょっと眠くなったり。


エル・ガヨが今回、女性。
ただ、普通に男役演技なので、
女性が演じる、という意味が、
ほとんど感じられない。


特出したキャストが居ないので、
マットとルイーザが主役になるプロダクション。
って、エル・ガヨは主役では無いか。
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