備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『女は泣かない』

2021-11-07 03:19:39 | 国内ストプレ
テキトーなあらすじ。

ある女弁護士を取り調べる刑事二人。
それは女の夫が、
ある事件の犯人として、
名前が上がっており、
それのウラを取るためのモノ。

片方の刑事は最初から疑っており、
女弁護士もろとも、罠を仕掛ける。

一方、女は幼少時に、
養父から性的虐待を受けた事を、
本人に問い質すため、実家へ。

しかし、養父はその追求をかわし、
実母はそのことを責めないように、訴える。

女は刑事から夫が
容疑者になっていることを聞かされ、
直接、夫に問いつめる事を決意。

そして、対峙する夫婦で幕。


李ボラム脚本。
ともかく、暗い。
社会の底辺を描くので、
『パラサイト』とか『鱈々』を思い出す。

それでいて、作品のモチーフになっているのが、
女性の性被害で、具体的な描写は無いけど、
台詞の端々から何が有ったのか、推定してく。

単純に韓国演劇でチケットを
取ったら、大変に重かった。



役者は俳優座と円で、
占められ、主役だけ、名取事務所。

脚本の重さは置いといても、
そこは役者陣の力業でカバー。

で、役名を観て、
このキャラは若い頃の設定だったのか、
とか、ちゃんと観てても理解が困難。

時系列がランダム過ぎて、
整理しながら考えても、
腑に落ちない部分が幾つか。

こんな内容なら、アフトクを聞いて、
演出家の意志を確認すべきだった。


扇田演出。
え、昭彦氏の親戚?関係者?
演出、うんぬんより、そこ気になる。
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